前編からの続きです。
ポイントは城ヶ島の南沖。指示棚は240m前後から開始、徐々に深くなって280mくらいまで。
相模湾のシマガツオ釣りにしてはちょっと深め、濁りが薄く魚が浅いとこにいないようです。
最初の流し、アタリがありません^^;
次の流し、アタリなし。
ものすご~く嫌な予感^^;;
しかし、さすがコミヤマタカーシ船長!場所の移動を繰り返し、ついに当ててくれました!
竿先をふわふわと揺さぶるアタリ。
電動リールのスイッチをONにして巻き上げると強烈な引き込み。
竿もリールもまるで悲鳴を上げているようです。
これぞ深海の暴れん坊、シマガツオの引きですね。
じゃーん!(^^)
生きているシマガツオは、青みがかった銀色で美しいです(顔は怖いけど^^;)
これを皮切りに、流し変えのたびにアタリが出始めましたよ。
どかーんと一発。
この持ち方、魚が暴れると海に落ちる方向なんでちょとヒヤリ。
ダブルだと上げてくるのも大変、持つのも大変!
マジマジとシマガツオに見入るボーイ。
この釣り、専門に狙うと意外に面白いかも^^;
ただ、オマツリが多いです。
魚が強烈に走るのと、電動リールや深場釣りに慣れていない人が多いことの相乗効果で、重症のオマツリが多発。
仕掛けを切ったり、ときには道糸を切ってつなぎ直したり、スタッフは獅子奮迅の活躍でしたよ。
私もかなり疲れましたが、ホント今日はみなさんお疲れさまでした。
そんなわけで、今日は釣れている割には写真が少なめです^^;
ダブルのシマガツオを前に記念写真。
こちらにも目線くださーい(^^)
竿がバットから曲がってます。
そういえば、シマガツオって20年以上前の雑誌等には「竿折り魚」とかタイトルが付けられていたことありました(その頃は遊漁でのシマガツオ狙いが今より盛ん)。
針数を3本にすると、全部に食ったときに竿が折られるから針は2本にしろ、とか^^;
かつては人気(?)のあったシマガツオ狙いも、だんだん下火になっていまや乗合を出しているのは私が知っている中では1軒のみ。
よいしょっと、と持ち上げてくれました(^^)
オッペタンコの名の通り、ぺったんこな体型です。
1:30まで釣りして、みなさんクーラー一杯のシマガツオを釣りました(^^)
さて、今回は帰港後、小見山丸の女将さんの料理教室も開催ですよ。
みなさん、真剣に聞いています。
左の皮に注目。
頭を落とさないで、両サイドから切り込みを入れて皮を剥がします。
これがポイント、私も知らなかった(三枚におろしてから鱗ごと皮を引いていた)
そして、皮を剥いだ身に両サイドから包丁を入れて身を切り取ります。
これだと、内臓と頭は中骨にくっついたまま。
なるほど、これはスマートな捌き方ですね。
内臓や皮ぎしに虫(カツオについてる奴)がいることもありますが、見つけたら取り除けばOKです。アニサキスのように腹痛を起こす寄生虫ではありませんから。
このシマガツオは虫もいなくて綺麗な身でした。
そして、小見山丸流、シマガツオ刺身はこちら!
刺身にたっぷりの玉ねぎの細切を添えて、つゆをかけます。薬味は生姜。
これ、美味しいです、シマガツオを見直した。
黙って出されて、何の刺身か当てられる人は極めて少ないと思います。
身はしゃっきりで甘味もあって、そこらの白身魚にひけをとらないですよ。
試食会は大人気(^^)
刺身でも食べられますし、フライ、ムニエル、バター焼きも美味しいです。
かつてはあまりに釣れすぎるもんで、氷できちんと締めずに暑いなかほったらかしにすることも多かったせいで「まずい魚」なんて評判がありましたが、釣ってすぐにきちんと氷で締めれば美味しい魚だということを再認識しました。
これにて今回の親子deエンジョイフィッシングも無事終了。
特に今回のシマガツオ、子供たちは初めてみる魚。その大きさにも、船にあげてからの暴れ方にもびっくりしていました。
なかなかできない、いい経験になったと思います(大人のツリオヤジでもシマガツオ見たことない人けっこういるし^^;)。
子供たちにこういう経験をしてもらうえれば、親子deエンジョイフィッシングスタッフとしては本望です。
さて、小見山丸は明日から本業のイカ釣りに戻ります。月曜からはシーズン突入のムギイカ乗合で出船。
シマガツオは乗合メニューには無いのだけど、仕立ならやってくれるかもしれません。ストレス解消にいいかも^^;
次回の親子deエンジョイフィッシングは6月10日、小網代港からのマルイカ釣り教室になります。
人気のマルイカですが、いまけっこうシビアな釣況ではあります。
でも、子供たちにイカ釣りの楽しさを体験してもらえるよう、スタッフ一同がんばっていきます(^^)
なお、この日の模様は次のブログにも掲載されていますよ。
□ あきらさんのブログ
□ アニキのブログ
[長井新宿港 小見山丸]
http://www.komiyamamaru.com/mainmenu.htm
基本的に火を通して食べる魚だと思います、わたしもこれまで刺身は味見程度にしか作らなかったです。
フライが美味しいですね、むかし某チェーン店のフィッシュフライはシマガツオじゃないかと仲間内で話してたことがあるくらいでした^^;
親子deエンジョイフィッシング、機会があれば参加していただければ嬉しいのですが、ベテランのお父さんには退屈な釣りかもしれません^^;
昨日は、ツイッターで横から失礼致しました。
シマガツオは、火を通して食べる魚と認識していましたが、認識を改めます。
今回は、子供にシマガツオって大丈夫なのてって思いましたが、スタッフのみなさんが最新の注意を払ってサポートされているのが良くわかりました。機械があれば、家の子供も参加させてみようかと思いました。
近場であの引き味が簡単に楽しめるターゲットはなかなかないですからね。
子供たちはびっくりしてましたよ(^^)。
大きな子には、手持ちで引きを楽しんでもらいました。
オマツリほどきとか、初心者ひとりではなかなか行きにくい釣りだけど、親子deエンジョイらしく、スタッフのサポートが効果的に発揮された釣りでした。
わたしもなんか久しぶりに深場やりたい気分になりました(^^)。
いやホント、ハードワークも子供たちの笑顔に救われます。
アニキも大活躍でした、吉村さんも機会あればぜひ教室にお越しください(^^)
オマツリ解いている間に、次の人がまたまつってくるという恐怖の御祭連鎖反応でしたね^^;
来年はちょっと対策考えましょ(^^)
刺身ホント美味しかったです、女将さんにもよろしくお伝えください!
エチオピアくんでしたかぁ~
太刀のジギング外道で・・私もよく釣りましたよ~
船長には反応を散らす~と怒られましたが。。。
ぎゅう~ぎゅう~引く引き!たまりませんね~
それよりも子供達の笑顔が最高~!
きっとこの日のこと・・一生思い出に残ることでしょうね
おつかれさまでした!
ほんと激しいお祭り!!難儀でしたね(x_x)
でも、なかなかのひき味は面白かったかもっ(*^_^*)事務局長は来年もやるって言ってました(-。-;)
あと、確かにおいしかったですっ、
沖釣りって、大抵外道の方が美味い事多いのよ!