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ツリオヤジのキドニーケアな日々 ~ 知れぬ事は知れぬまゝに、たやすく知れるのは浅い事 (葉隠 聞書第一0202)

槍の季節の始まり、南房沖

2021-02-01 13:56:13 | 釣りレポ 2021

日曜に脱稿して、よし釣りに行こう!と予報をみると、火曜は大荒れ、こりゃ月曜にイカないと、と釣果を眺めていると、南房のヤリイカが釣れてるじゃあありませんか。
ヤリイカ食べたい、ヤリイカに行こう。

南房(千倉沖~白浜沖)のヤリイカは他地区よりもスタートとピークが遅く、年明けに始まって5月の連休くらいまでがおおよそのシーズンになります。
そんなわけで、いつもの千鯛丸へGo!
アクアラインが夜間通行止めなんで、行きは東京湾周回コースですよ。

さて、今回は船上の写真がほとんど無いです。移動中は仕掛け作ったりで忙しかったし、ベタ凪かと思ってた海もちょっとウネリがあって、久しぶりに150号オモリをしゃくりまくったら体力奪われてヘロヘロになってしまい、写真撮ってる余裕なかったです^^;

いつもの白浜沖から開始。最初は2点掛け。
なんか前日までとは違い、乗りがあんまりよくないようです。他船のボヤキも聞こえてきます。
多点掛けが少ない、流し込みでの乗りが悪い、と南房らしくない状況。

それでも地味にためていきますが、日が高くなってくるとあれれ?サバが出てきた。

いつもなら、夜明け直後にサバがうるさいことがあっても、日が高くなるとサバは消えていくのですが、それと逆です。
サバがイカヅノ飲み込むと、カンナがボリス・ジョンソンの頭みたいになっておえねえですよ。

ふだんイカ場で乗るのはゴマサバが多いのですが、この日はカツオみたいな体型のマサバが混じってくる。こりゃ知る人ぞ知るヤバいサバじゃあないですか?キープしましょう。

サバが多いのには船長も辟易してサバ反応から逃げるを繰り返し。しかし、サバから逃げるとイカの乗りも無くなるというジレンマ^^;

船長は白浜沖を諦め勝負にでます、もう残り少ない時間を使って20分ほど東へと移動。
深場の駆け上がりに出る反応にあてる作戦です。
これが功を奏して、入れるたびにノリノリ!7点掛けする人も出て、数は一気に伸びます。
それ釣れやれ釣れのイケイケ状態で、船長も時間いっぱいまで(ちょっと残業)頑張り、なんとか帳尻があいました。

私の釣果は27杯で、スノコ2つ分。南房のヤリイカ釣りではいまひとつの数ではありますが、前半の乗りの渋さと中盤のサバ攻撃の日にしてはまずまずといったところで、お土産は十分でした。
この日の船長ブログはこちら

時間ギリギリ粘ってくれたせいで、給油車はすでに港でスタンバイ状態のようです。
船長は急いで給油へと向かいました。

イカは卵をもったメスヤリが多かったです。
料理は別のエントリーで紹介することにします。まずは10杯ほどを刺身に煮つけに。

そしてこれが厳選して持ち帰ったマサバ。

腹から大量にセグロイワシがでてきましたよ。こんだけイワシ食ってるサバは初めてみた^^;
この小さなイワシの群れがイカ場に入ってきて、それを追っかけてサバがまわってきたのでしょう。

ファイヤー!まではいきませんが、もうもうと立ちのぼる煙はサンマレベル。

と、思ってたんですが、翌日に4切れを網に乗せて焼いたら、

ウルトラファイアー!^^;

ノルウェーサバをも凌ぐ脂の乗り、おそるべし真冬のマサバ。

これから春までは、ヤリイカかイワシ泳がせのどちらか、ときどきアマダイ、好き者がいれば深場、というのが千鯛丸のメニューになるでしょう。今年はヤリイカ良さそうな気がします。

[千倉港 千鯛丸]
https://chidaimaru.com/

↓港に集合受付

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