本日は、釣りめしスタジアムの試食会。
日本釣具新報プレスにて取材です。
グルメ関連の取材は、宮城県の物産と観光展から実に2年半ぶり。
いつも釣りの取材ばかりですが、こういった取材の方が性に合ってるかも?^^;
釣りめしスタジアムは、釣りフェスティバル2020の中でのイベント。
釣りフェスティバルとは聴きなれない言葉かと思いますが、釣り人の間ではお馴染みのジャパンフィッシングショーの名前が変わったものです。
開催趣旨はこちら、ショーからフェスに替えることでより多くの人を取り込み、釣りファンの拡大の狙いがあるようです。
釣りめしとは、釣魚を美味しく食べるための釣り人の食文化、と、ここでは定義しています。
今回の釣りめしスタジアムでは、釣り対象魚の料理のみならず、各地の海産グルメにまで広げて紹介していますよ。
プロデューサーは、はんつ遠藤さん。
主催者挨拶~試食会~完成品の写真撮影、という流れです。
釣りフェスティバルでは18店舗が出店しますが、今回の試食会ではそのうち7店舗の料理をいただきます。
会場はPATIA東京ベイサイド店。試食会用に約50人分の料理が用意されています。
美味しそうな料理が用意されていますよ。
こちらは後述しますが、まぐろ卸のまぐろ丼の店。
ラーメンもあります。
試食料理の説明をしながら、各席に料理が配られます。
こちらの写真は大原の「じあじあ」クラブの方々。MCはうすい丸のおばあちゃんでした(^^)
では、試食品の紹介をしていきます。順番は提供順で。
写真は、試食品ではなく完成品のサンプルの方が良いかな...
漁港カレーを出すのは大船の居酒屋、魚男~フィッシュマン。
定置網で働いていた経験もある店主さんは、当然のごとく魚に精通。
網に入って、値が付かない魚を有効利用するために、雑魚で出汁をとって作ったカレーです。
相模湾で獲れるカマスのフライを乗せた豪華カレーライス。
ちなみにこの日の出汁は、ダイナンウミヘビとウツボで取ったそうです。
ちなみに、試食品はこんな感じで少量(1/3~1/4人分)を紙容器に入れての提供でした。
こちらはあまり写真映えしないので、載せなくていっか(^^)
熱海から出店の、麺匠うえ田。
私もこちらのお店にはラーメン食べにいったことがありますよ。
出汁はイセエビとあさりからとった塩スープ。
京都の製麺所から取り寄せている特注麺は歯切れは心地よいストレート麺。
具には鴨肉、本番ではキンメダイも乗るというハイブリッドな贅沢ラーメンでした。
大原からは漁協直営の「いさばや」が出店。
たこめし、じあじあ、の2品が提供されました。
大原のタコは明石と並ぶ日本の二大タコだそうです^^;
左がじあじあ、右がタコ飯。
タコ飯は、いったんタコを茹でてからご飯に混ぜて作るのがポイントらしく、タコの生臭さが抑えられるそうです。
じあじあは、雑魚をすり身にして揚げる際の音が、「じゅわじゅわ」とすることから付いた名称。
サメのじあじあ、かなり美味しいですよ。いすみ市役所が書いた能書きも秀逸です。
大原港では、朝市でたこしゃぶ祭りも開催。ちなみにこれは今年のポスターです。
八戸前沖さば、サバ好きオヤジの方々はこのブランドをご存知でしょうか?
八戸前沖さばブランド推進協議会 ⇒ http://www.8saba.com/
八戸前沖は港から東に30マイルの沖合。この海域の水温が下がると、サバがぐっと脂を増すそうです。八戸前沖サバの認定は、その脂肪量やサイズによってなされるのは、関サバなど他のブランド魚と同様。
関サバ、金華サバ、松輪サバ、勝浦ファイアーサバ、など全国各地には美味しいサバがありますが、この八戸沖前サバはそれらに勝るとも劣らない美味しさでしたよ。
30マイル沖に出てもいいから乗合船が出ないかな?^^;
ちなみにこの料理を説明してくれた、炭火焼ごっつりの店主さん、とてもおもろい、ああいう場で下ネタ炸裂させるのはタダモノではないです^^;。炭火焼ごっつりに飲みに行きたい。
そして、今日のイチオシはこちら。
マグロ卸のマグロ丼。
私が着ていたマグロ丼のTシャツを覚えている方はおられるでしょうか?(→こちらのエントリー)
こちらの店のオーナーは私の友人。PureAnglersにも賛同ご協力をいただいておりますよ。
使っているのはクロマグロにインドマグロ、クオリティは間違いなし、そして驚愕のコストパフォーマンスが売りです。
こちらが本日試食のマグロ丼。
しっかりした味のマグロ、お高いのでしょう?と思うけどどっこい、値段を聞いてびっくりすると思います、おいくらかは当日をお楽しみに(^^)
こちらは、中トロだけ丼。
みるからの美味しそうではありませんか?釣りフェスに来場の際にはぜひご賞味を。
こちらは宅配、仕出弁当、ケータリングサービスの食彩美膳からのさばバーガー!
さくっと揚げたサバをバンズに挟むと、フィレオフィッシュなどの白身フライに比べて、濃厚な魚の風味が口の中に広がります。シイラよりもサバの勝ち(^^)
さば味噌煮を挟んだのは国見バーガーがありますが、こちらはフライなのでより万人受けしそう。
トリの7店めは、マグロかつカレー。
今回はマグロ料理が多いですが、それだけ人気な食材なのでしょう。
中をレアにして揚げたマグロかつは、そのまま食べても美味しそう。カレーに乗せるとボリュームたっぷりの一皿になります。
そんなこんなで7店の試食が終わりました、もちろん全部完食しましたよ、お腹がいっぱい。
この日に出店しなかった11店舗の料理も釣りフェスティバルでは勢ぞろいします、お楽しみに。
本日の模様は、日本釣具新報(来月発売号のどこか)でレポートします。
美味しい料理を提供してくれた飲食店のみなさん、どうもありがとうございました。
藤井聡太七段人気で盛り上がった将棋界では、すでに「将棋めし」のジャンルが確立され、将棋の人気要素のひとつになっています。食に対する興味は、多くの人がもっていることの表れでしょう。
釣り業界においてもこの「釣りめし」に注目が集まり、新しく釣りを始める人が、「食べるための釣り」、そして「釣魚料理の美味しさ」に注目してくれるといいな、と思います。
☆釣りフェスティバル 2020 in Yokohama 開催概要
2020年1月17日(金) ~ 19日(日)
https://www.tsurifest.com/
パシフィコ横浜 展示ホール
入場料 当日1500円、前売1300円、(高校生以下、70歳以上、障碍者手帳提示者及び介護者無料)
[PATIA東京ベイサイド店]
東京都港区海岸 2-6-30 MS ビル 5F
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