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ツリオヤジのダイアリシスな日々 ~ 知れぬ事は知れぬまゝに、たやすく知れるのは浅い事 (葉隠 聞書第一0202)

時間よ止まれ、富津のマダコ

2018-05-14 13:57:19 |  釣りレポ 2018

本日のミッションは、富津のマダコ!

お邪魔したのはお久しぶりの浜新丸です、エビスズキ以来8年ぶりでした。
現在の釣りものはマダコ、スズキ(活きエビ餌)、マゴチで、秋から冬にかけてはイイダコ、タチウオが人気の釣りものです。

前夜までは南西の暴風雨、朝にはすっかりと上がって良い陽気です。
朝方はちょっとウネリが残ってました。

カニをテンヤに縛りつけた仕掛け。
これを手釣り糸の先につけて、コトコトと小突いてタコを誘います。
テンヤも富津式と呼ばれるステンレス製のものを使い、横浜の羽子板テンヤとは異なります。

近年、産業フィッシングが全盛のなか、昔からその姿を変えずに受け継がれている釣りです。
私が沖釣りを始めた頃、いや、もっとずっと前から同じスタイル。
時間の流れが止まったかのような釣りです。

しかし、その釣趣は独特で楽しい。
ビシマ、カッタクリ、手ビシのアジ、スルメ、イサキ、タチウオなど、数多くの手釣りが姿を消していった中、マダコの手釣りは富津の地に脈々と生き続けています。

ちなみにイイダコ釣りも、富津の船では近年流行のスッテ釣りは禁止です。伝統的なラッキョウテンヤで釣るからこそ、イイダコ釣りが面白くなります。

そんな古風な釣りを、のんびりと一日楽しめました。

取材だったのでブログ用の写真は少ないです。
東京湾のりものシリーズ、ヘリコプター。演習中か、ずっと大貫沖にいましたね。

東京湾おきものシリーズ、大貫観音。
夜になると歩きまわって、寝ない子に折檻をします。

良型中心に3杯の釣果でした。
家で計ったら大きいのは1.9kgありました、「隣の人のと同じくらい」と言っちゃった、船長ごめん^^;

港に帰ると、なんやら撮影部隊がいました。TVドラマかな?

本日の模様は、つり丸6月15日号(6/1頃発売)でレポートします。
取材にご協力いただいたみなさん、どうもありがとうございました。

家に戻って、風呂入って洗濯して、ちょっと休もうかなと横になったら爆睡してしまい起きたら22時過ぎ^^;
木曜の宴会金土の旅行日曜の釣り教室からの取材と続き、疲れがたまっていたようです、歳くうと無理が効かないですね....

夜も遅いけど、タコ茹でますか。

まずは塩もみしてぬめりを取ります。
これがかなり大事な仕事。
うちでは3回繰り返します。

まるでお風呂上りのようにすっきりしたタコさんを、今度は棒で叩きます。
身を柔らかくするためで、ひのきのぼうがオススメ。

でっかい鍋に塩水で茹でますが、色をよくするため煎茶を入れます。緑のお湯がわかるでしょうか。

うで上がり。綺麗な赤が出てますよ。

もう23時過ぎだけど、花ちゃんにひとつおすそ分けで持ってってあげますか。

極道の妻もびっくり。

極上の東京湾地ダコ、数日はニケにて食べられると思います(^^)

[富津港 浜新丸]
http://hamashinmaru.o.oo7.jp/

出船場所は↓。駐車場は古峯神社の脇。

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