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上総湊でヒガンフグ取材が終わり、昼ごはんはこちらの店へ。
竹岡らーめん清見台店。
登録商標竹岡らーめんというラーメンを出す、商標登録されていない竹岡ラーメンのお店です。
と、毎回ややこしい書き方してますが^^;、今回はちょっと詳しく書いてみます。
昨今のインターネットでは、まことしやかに、「竹岡ラーメンは商標登録されているから使えないのだ。だから竹岡式ラーメンという呼び方をされているのだよ、明智くん」といった噂が飛び交っています。
果たしてこれは真実でしょうか?
考えるべきことが2点あります。まず、竹岡ラーメンは現在商標登録されていません(登録後に消滅している可能性はあります)。これは特許庁のJ-PlatPatで簡単に調べられます。
2点め、こちらの方が大事なのですが、商標権というのは同一の商標(名まえ)を排除するだけでなく、「類似の商標」も排除できる権利なのです。つまり、ちょっと呼び名を変えたりしても、それが似たもの、紛らわしいものであれば、商標権侵害の対称となります。
例えば、「餃子の王将」の近所で「餃子の玉将」という中華料理屋を開けば、おそらく訴訟されて負けます。かつて、「白い恋人」の石屋製菓が、「面白い恋人」を販売した吉本興業を訴えたことを覚えている方も多いでしょう(こちらは和解しましたが)。
つまり、仮に「竹岡ラーメン」が商標登録されていたとして、「竹岡式ラーメン」とちょっと名まえを変えたくらいでは、商標権の侵害をクリアできない可能性があります。そのリスクを冒してまで竹岡式ラーメンという呼称を使うメリットは無いと思います。
以上の2点から、「竹岡ラーメンは商標登録されているため、竹岡式ラーメンと呼ばれている」という情報は、誰が言い出したか知りませんが都市伝説の類と言ってよいと思います。
ではなぜ、竹岡ラーメンよりも竹岡式ラーメンと呼ばれることが増えたのか?竹岡風や竹岡流ではなく竹岡式なのか?というのについては、わたしなりの予想があるのですが、これはまた別の機会に。
そんな竹岡ラーメン清見台店のメニューはこちら。
らーめん750円。
味噌を含むメニューは、竹岡らーめん太田店と同じ、系列店なので当然か。
お腹空いているので、がっつりセットメニューでいきましょう。
野菜炒めセット。いいじゃあないですか。
野菜炒めセット到着。
厨房はおばちゃん達が麺を茹で、鍋を奮っています。
千葉のラーメンはおばちゃんが作るからこその美味しさがあります。
あと、他の人のオーダーを聞いてたら、「濃い口」なるコールが通っていた。そんなのあったんだ、知らなんだ。今度頼んでみよう。
漆黒のスープに細縮れ麺、旨い。
としまや弁当に乗っているようなチャーシュー、旨い。
野菜炒めは強い火力でバッサリと炒め、油もたっぷり、熱々、予想以上に旨い。
これもあれかな?豚の煮汁で味付けしているのかな?そんな旨さがありました。竹岡式野菜炒めって奴?^^;
テーブル調味料には、にんにく常備。
にんにくを入れない竹岡ラーメンは、にんにくをコールしないラーメン二郎。
満足気分で、スープを残してごちそうさま。
お会計は1190円、ラーメンが750円なので、野菜炒めセットは440円相当、リーズナブルなり。
[竹岡らーめん 清見台店]
千葉県木更津市清見台2-6-13
11:00-20:00 火曜休
p.s. 塩分以外は及第点だが...
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