いまのとこ、小ダイにアジ。
でかいの来ないかな~。
****
国崎のフグ釣りに続いてやってきたのは石鏡(いじか)。
こちらが石鏡港です。
ここには、ウタセマダイの船宿があります。
ウタセマダイとは、ウタセエビを餌にするマダイ釣りです。
ウタセエビは、打瀬網(うたせあみ)という網を曳いて捕るエビのこと。
関東で言うところの、アカエビ、スジエビなどです。
活エビ餌を活かしたまま使う釣りで、関東のマダイには無いタイプ。
いちばん上の写真にあるように、エビの剣の部分に針を刺します。
これ見て、「ああ、あれと同じだ」と思う人もいるでしょうか。
そう、東京湾のエビスズキの餌の付け方と同じです。
ただ、スズキではスズキ針を使うのに対し、こちらは伊勢尼の11-12号。
やっぱり三重に来たら伊勢尼を使わないとねっ!(^^)
お世話になったのは幸徳丸。
親父さんと倅さんの2人船長体制で、2隻で出船しています。
私が乗せてもらったのは、手前の若船長の白い船。
この日の釣り人は岐阜から来た方と私の2人で9時に出船。
港口にはエビ篭があり、ここからたっぷりのウタセエビを積み込みます。
右手に見えるのは若船長。
面倒見がよくって、いろいろと教えてくれました。
大量のウタセエビ。
こんなにあっても使いきれないじゃん、と思うっしょ?
でも、ウタセマダイ釣りは、撒き餌にも活きたウタセエビを使うんです。
なんと贅沢!活きエビ確保に苦労している関東の船宿が聞いたらため息でちゃいますね。
これがウタセエビの撒き餌用の篭。
たっぷりの活きエビが入ってます、これを撒いちゃんだからもったいないオバケが出ますよ^^;。
篭にはふたはなくって、上の状態から反転して、落下傘のように沈んでいきます。
沈下中はエビはこぼれなくて、糸の出を止めたときにパラパラと出て行きます。
そしてこれが、撒き餌篭の投入装置。
電動モーターで篭をあげます。
餌撒きは船長の仕事。潮具合をみながら、撒き棚を変えつつエビを撒きます。
この船も自動錨上げ下ろし装置がついています。
アンカーを入れて釣り開始。
水深は70mです。
ウタセマダイ用と銘うったロッドも市販されていますが、わたしはもちろん持ってないです。
いちばん合いそうなところで、軽量&先調子の3mヒラメ竿を使ってみました。この見立てで良かったと思います。
リールは前日のフグ釣りと一緒で、レッドアイシス200。
仕掛けについては、こちらのページに仕掛図を書いたので、参照してください。
さて、いよいよ投入合図が出ました。
若船長のアドバイスは、オモリが底についた状態で、ゆっくりと竿先をおろして糸フケを作り、その後に聞き上げてアタリを取る釣り方。
これは潮が比較的緩い状態、そして冬のマダイの釣り方です。
3投めにコツンと小さなアタリ。
竿を立てて合わせるとキュンキュンとかわいい引き。
25cmの小鯛でした^^;。
その後も、アタリはけっこうあります。釣れあがってくるのは大アジ、小鯛。
アタリだけあって針ガカリしないのもあって、これは餌取りか小鯛だそうな。
そうこうしているうちに上げ潮が効いてきました。
潮はどんどんどんどん早くなり、オモリが流されます。
70mで立ちを取って、そのまま潮におされて少しずつ糸がでていきます。
30mほど糸をだしたら、回収して再投入。
潮が速くなるとともにアタリも遠くなり、辛抱の時間。
海はいい凪になってきましたよ。
潮止まりは15時。
14時をまわりころから、徐々に潮が緩くなります。
潮変わりの時合にてえが口を使うのは全国共通(^^)、気合を入れなおします。
15時をまわると、またアタリが活発になってきました。
小鯛、アジ、ガシラ(カサゴ)が釣れあがって、お土産は十分。
時計を見ると、16時をまわってる。確か沖上がりは16時だったはず。
「何時に上がるの?」そう船長に聞いてみると、「あと10分くらいで上がろうか」とのこと。
まあ、大きな鯛の顔は見られなかったけど、いろいろ釣れて楽しかったなと思ってると、竿先がググッ!
反射的に合わせをくれると、グイングインの首振り。
マダイキタ━━━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━━━!!!!!!!!!!!
ズドンズドンとマダイ特有の重い引きが竿を襲ってますよ。
ハリスは5号なので、ドラグを使うほどのサイズではないけど、これは待ちに待ったマダイの引き。
70mの巻上げが楽しい楽しい(^^)。
船長のタモに収まったのはこちら。
1.8kgの立派な男の子です。
いやー、最後にきましたよ、マダイ釣りはこれがあるからね。
この一枚で、今日は満足です。
伊勢尼針が口の脇にがっちり。
このマダイ、2日後に刺身にしたところ、包丁が脂でべっとり。
湾口の速潮で育ったマダイが美味しいのも全国共通か。
この一枚が上がったせいか、船長は上がる気配みせず。
けっきょく、あと10分と言ってから1時間以上釣りしてました^^;;。
いいなぁ、時間を気にしない船って(^^)。
沖上がりは17時をまわっていて、あたりが薄暗くなっていました。
マダイは4枚、アジ2尾、ガシラ2尾と、クーラーは賑やかになりました。
普段の釣れっぷりから比べると、この日はめちゃくちゃ食いが悪かったらしいけど、わたし的には満足のウタセマダイデビューでした。
今度は水温が上がって、中層釣りのときに行ってみたいもんです。
[石鏡 幸徳丸]
http://minnaga.com/koutokumaru/
若船長のブログはこちら→http://koutokumaru.naturum.ne.jp/
集合は船付場↓
でかいの来ないかな~。
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国崎のフグ釣りに続いてやってきたのは石鏡(いじか)。
こちらが石鏡港です。
ここには、ウタセマダイの船宿があります。
ウタセマダイとは、ウタセエビを餌にするマダイ釣りです。
ウタセエビは、打瀬網(うたせあみ)という網を曳いて捕るエビのこと。
関東で言うところの、アカエビ、スジエビなどです。
活エビ餌を活かしたまま使う釣りで、関東のマダイには無いタイプ。
いちばん上の写真にあるように、エビの剣の部分に針を刺します。
これ見て、「ああ、あれと同じだ」と思う人もいるでしょうか。
そう、東京湾のエビスズキの餌の付け方と同じです。
ただ、スズキではスズキ針を使うのに対し、こちらは伊勢尼の11-12号。
やっぱり三重に来たら伊勢尼を使わないとねっ!(^^)
お世話になったのは幸徳丸。
親父さんと倅さんの2人船長体制で、2隻で出船しています。
私が乗せてもらったのは、手前の若船長の白い船。
この日の釣り人は岐阜から来た方と私の2人で9時に出船。
港口にはエビ篭があり、ここからたっぷりのウタセエビを積み込みます。
右手に見えるのは若船長。
面倒見がよくって、いろいろと教えてくれました。
大量のウタセエビ。
こんなにあっても使いきれないじゃん、と思うっしょ?
でも、ウタセマダイ釣りは、撒き餌にも活きたウタセエビを使うんです。
なんと贅沢!活きエビ確保に苦労している関東の船宿が聞いたらため息でちゃいますね。
これがウタセエビの撒き餌用の篭。
たっぷりの活きエビが入ってます、これを撒いちゃんだからもったいないオバケが出ますよ^^;。
篭にはふたはなくって、上の状態から反転して、落下傘のように沈んでいきます。
沈下中はエビはこぼれなくて、糸の出を止めたときにパラパラと出て行きます。
そしてこれが、撒き餌篭の投入装置。
電動モーターで篭をあげます。
餌撒きは船長の仕事。潮具合をみながら、撒き棚を変えつつエビを撒きます。
この船も自動錨上げ下ろし装置がついています。
アンカーを入れて釣り開始。
水深は70mです。
ウタセマダイ用と銘うったロッドも市販されていますが、わたしはもちろん持ってないです。
いちばん合いそうなところで、軽量&先調子の3mヒラメ竿を使ってみました。この見立てで良かったと思います。
リールは前日のフグ釣りと一緒で、レッドアイシス200。
仕掛けについては、こちらのページに仕掛図を書いたので、参照してください。
さて、いよいよ投入合図が出ました。
若船長のアドバイスは、オモリが底についた状態で、ゆっくりと竿先をおろして糸フケを作り、その後に聞き上げてアタリを取る釣り方。
これは潮が比較的緩い状態、そして冬のマダイの釣り方です。
3投めにコツンと小さなアタリ。
竿を立てて合わせるとキュンキュンとかわいい引き。
25cmの小鯛でした^^;。
その後も、アタリはけっこうあります。釣れあがってくるのは大アジ、小鯛。
アタリだけあって針ガカリしないのもあって、これは餌取りか小鯛だそうな。
そうこうしているうちに上げ潮が効いてきました。
潮はどんどんどんどん早くなり、オモリが流されます。
70mで立ちを取って、そのまま潮におされて少しずつ糸がでていきます。
30mほど糸をだしたら、回収して再投入。
潮が速くなるとともにアタリも遠くなり、辛抱の時間。
海はいい凪になってきましたよ。
潮止まりは15時。
14時をまわりころから、徐々に潮が緩くなります。
潮変わりの時合にてえが口を使うのは全国共通(^^)、気合を入れなおします。
15時をまわると、またアタリが活発になってきました。
小鯛、アジ、ガシラ(カサゴ)が釣れあがって、お土産は十分。
時計を見ると、16時をまわってる。確か沖上がりは16時だったはず。
「何時に上がるの?」そう船長に聞いてみると、「あと10分くらいで上がろうか」とのこと。
まあ、大きな鯛の顔は見られなかったけど、いろいろ釣れて楽しかったなと思ってると、竿先がググッ!
反射的に合わせをくれると、グイングインの首振り。
マダイキタ━━━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━━━!!!!!!!!!!!
ズドンズドンとマダイ特有の重い引きが竿を襲ってますよ。
ハリスは5号なので、ドラグを使うほどのサイズではないけど、これは待ちに待ったマダイの引き。
70mの巻上げが楽しい楽しい(^^)。
船長のタモに収まったのはこちら。
1.8kgの立派な男の子です。
いやー、最後にきましたよ、マダイ釣りはこれがあるからね。
この一枚で、今日は満足です。
伊勢尼針が口の脇にがっちり。
このマダイ、2日後に刺身にしたところ、包丁が脂でべっとり。
湾口の速潮で育ったマダイが美味しいのも全国共通か。
この一枚が上がったせいか、船長は上がる気配みせず。
けっきょく、あと10分と言ってから1時間以上釣りしてました^^;;。
いいなぁ、時間を気にしない船って(^^)。
沖上がりは17時をまわっていて、あたりが薄暗くなっていました。
マダイは4枚、アジ2尾、ガシラ2尾と、クーラーは賑やかになりました。
普段の釣れっぷりから比べると、この日はめちゃくちゃ食いが悪かったらしいけど、わたし的には満足のウタセマダイデビューでした。
今度は水温が上がって、中層釣りのときに行ってみたいもんです。
[石鏡 幸徳丸]
http://minnaga.com/koutokumaru/
若船長のブログはこちら→http://koutokumaru.naturum.ne.jp/
集合は船付場↓
我が出身県に進出ですね。
わたしは今回が三重デビュー。ここは楽しそうな釣りがたくさんありますね。
まだまだ乗りたい船が多いですよ。
これはハマリそうだね。また行きたいな、水温が高くなったらもっと面白い釣りができそうです。
他にもズボ釣りやフカセ釣りなど、まだまだやりたいマダイ釣りが全国にはたくさんあります。
ひとつひとつやってみますよ(^^)。
すげえ、楽しそう!!
やってみたいよう!
釣趣としては、野毛屋の長竿エビタイとそっくりです。マダイがダイレクトに長竿をゴツンゴツンと叩く感覚は独特。3kgくらいのが掛かったら痺れちゃうと思うな。
週末高速1000円乗り放題になることだし、水がぬるくなったら行ってみまっか!(^^)
そんな私はお隣愛知の出身です。
ちなみに私の人生初マダイは国崎から出たマルイカ釣りで、スッテにジャストフッキングしたものでした!
何が釣れたんだろうと思ったのでした。
あそこらのタチウオ、でっかいのが来るようですね。実は今回の釣りもので、選びでフグ、マダイの他にタチウオも迷いました。
幸徳丸の若船長も時期になるとマルイカに出船すると言ってました。
マルイカ、カワハギと、現在の関東人気釣りものは、こっちの方でも変わらないようですね。