今回のミッションは鹿島沖のショウサイフグ。
規制解除されたばかり、期待が膨らむ釣行です。
詳しくはつり丸7月1日号(6/15発売)でレポートしますので、ここでは観点を変えて。
やってきたのは鹿島新港の豊丸。
去年に続いてのフグ取材ですよ。
ここにくると、ヒゲのせいか体型のせいか、船長と私が兄弟だとか親戚だとかよく間違えられる^^;んだけど、一年ぶりに会った船長はヒゲを短くしていて雰囲気が若返ってました(^^)
豊丸は4隻体制なのですが、この日はヤリイカ船、フグ船の2隻だしのみ。
じきにアイナメも始まりそうですよ(※注 翌日アイナメ出船、トップ50尾!)。
手前がフグ、向こう側がヤリイカですが、どちらもガラガラでした。
本年爆釣続きのヤリイカはみなさんお腹いっぱい、フグは始まったばかりで周知されてない、というところでしょうか。
わたしのカットウは野毛屋式のオモリと針のセパレートタイプ。
オモリを6号~40号と換えるだけで、あらゆる釣り場に対応します(^^)
豊丸ではアオヤギが用意されます。
この日は自分で花エビも持ち込みました。
オールドスタイルのエビ一尾掛け。
わたしがカットウ釣りを覚えた頃の付け方です。
東京湾ではいまでこそアマエビの剥き身を使っていますが、当時はアカエビをこのようにして付けていました。
カットウ針はもちろん、オンリーワン。
アオヤギも花エビも食いは変わりませんでしたが、エビのいいところはシャクリが軽いこと。
すいっとしゃくれる感触は快感です(^^)
ロッドはエアボーンスティックの30T-200。
ゆうに1000尾以上のフグを釣り上げているフグキラーです。
カタログ落ちしちゃったのが残念^^;
なかなか実釣の話に入らないのは、写真があまりないせいです^^;
取材だと自分のデジカメで撮っている暇が少ないので。
ポイントは鹿島スタジアムが見える近場。
開始からぽつりぽつりとフグが上がりますよ。
型は大小交じりだけど、平均的に良いです。30cmクラスも入ってくる鹿島沖らしい釣況。
一通り写真が撮れたところで、わたしも参戦しましょ!
ポンポーンと上がって軽くツ抜け(^^)
こりゃ7,80いっちゃうんじゃないの?というペースでしたが、幸せは長く続かず、潮がたるむと食いもたるみました^^;
それでも、丁寧に誘ってフグを寄せてやると、ポツンポツンとフグのアタリがやってきます。
アンカーこそ打ちませんが、釣り方は大貫沖とまったく同じ。
しかし良い凪ですよ。まるで湖のよう。
潮はちょっと濁りが入ってます。
そして、豊丸名物。船上ラーメン!
中乗りの女将さんが愛情込めて作ってくれました(^^)
これが美味しいんだよねー。
この日は持参のコンビニの焼きおにぎりをぶちこんでいただきました、これがまた旨い。
でかいイシガレイがけっこう混じりますが、この魚は東電のせいで現在は出荷規制中。
帰り道に撮った、海から望むカシマサッカースタジアム。
フグは釣りの途中に船上で複数回に分けて捌いてもらえます。
港に戻ってからの待ち時間はナッシング。
気にしている人がたくさんいると思われる白子ですが、茨城県の遊漁業者に交付されている免許では白子の処理はやってくれません。
どーしても白子を食べたい方は自己責任で持ち帰りましょう。フグ処理免許を持っている人に処理してもらえれば安心です。
(わたしはとうぜん持ち帰ります^^;)
ただし、まだ白子は4分咲きというところかな。膨らむのは来月入ってからだと思います。
こちらが現在の白子開花状況。
大ぶりのだけ選んで持ち帰り、下処理をしたところ。
沖上がりとなり、わたしの釣果は38尾。船では19-56尾でした。
爆発したときはとんでもない釣果がでる場所ですが、中大型主体でにトップ50前後釣れていれば御の字の釣りだと思います。
[鹿島新港 豊丸]
http://www.yutakamaru.info/
ふぐさん、釣れました志麻でしたよ。
今日はヤリイカでしたか、鹿島沖ではでっかいヤリイカが釣れ続いてますね。恐るべし鹿島沖というところでしょうか。
船長に「もういいかげんにヤリイカ終わるんじゃない?」と尋ねてみたところ、まだまだイケるとのことでした(^^)
明日はおのでらさん始め、深場な人達の得意な魚を狙いにいってきます、ケケケ。