行かなきゃ行かなきゃと思いつつ、行く機会を作れなかった釣り、テンヤスミイカ。
ひところはシーズン毎週のように通っていた大好きな釣りなのですが、今シーズンはあんな釣りやこんな釣りが忙しくてテンヤスミイカに行けないうちにシーズン終盤。
これが今シーズン最初で最後の釣りになりそうですよ^^;;
と、予定がぽっかり空いた土曜日にやってきたのは浦賀みのる丸。
いつ拝見してもお若い藤原紀香さま。
もう20年前になるんですか、この写真を撮ったのは。
スミイカは釣り座の影響は比較的高い釣りです。のんびり起きていったら、やはり皆考えることは同じで、北風下げ潮ではトモ集中。
空いていた潮ヒップシートの右ミヨシでがんばります。
ロッドはシマノ幻波スミイカ240Mに、リールはオールドアンバサダ6500C4。
時代を感じるタックルなんで、そろそろ新しいタックルに替えたいのですが、シマノはテンヤスミイカ竿を作るのやめちゃいました。乗合を出す船も一頃に比べると激減。
テンヤスミイカというよりテンヤ趣味イカと呼びたいほどマイナーな釣りになりつつあります^^;
餌にされたくないと駄々をこねるシャコさん。
活きたシャコを餌にするのは数ある沖釣りの中でもこの釣りだけ。
スミイカテンヤに磔になってもらいます。
7時半出船。北風がけっこうきつく、曇り空で日差し無し、寒いです。
まずは港前から開始。ここで様子をみてから、下浦沖や竹岡沖に行くのが斉藤信良船長のいつものパターン。
開始時は潮が無いです、船は風で後ろに押される状況。ひと流しめは空振り。しかし、ふた流しめで私の竿にドン!
この時期らしい良型、500gくらいでしょうか。
早い時間に顔をみて一安心どころか二安心。
次の流しでも小ぶりをゲット。こりゃ今日はイカさんの機嫌よさそうですよ。
なので、船長は浦賀沖に腰を落ち着けることを決めた様子で、筋を替えながら潮上りをして緻密に流す将棋盤流しを続けます。
そして3杯めは、リールを巻く手が痛くなるほどの重量感。
700gくらいあるかな?メガトン級のスミイカですよ、これで満足。
東京湾名物、潜水艦。この日は2隻も見ました。
灘め沖めとどこでも顔が出ます。
潮も利きはじめ、船は後ろへ後ろへと下がるのでインターバルを短めにスローハンドしゃくりで攻めていきますが、これがけっこう良かったみたい。
そしてこの日最大、後検量780gのスミイカでは最大級。
海面に姿を見せたときにはモンゴウイカかと思ったほど。
けっきょく、下浦や竹岡への移動は無し、終日浦賀沖を攻めました。他のスミイカ船はいなくて、みのる丸だけでした。
10杯でフィニッシュ、満足な釣果です、網が重い重い(^^)
帰りは生ワカメを自動販売機(?)でゲット!
さくっと捌きます。バットの身はまだ薄皮を剥く前で若干墨がついてます^^;
げそ、水管まわり、耳はさっと湯通し。
イカウィング!^^;
ここが一番おいしい部位ですよ。
そうはイカの金、、ではなくて、そうはイカの玉子。
ポン酢を振っていただくと酒の肴にぴったりの珍味です。
てんこ盛りの生わかめ。
さっと湯通しすれば鮮やかなグリーンに。
ワカメ+かつおぶし+ポン酢で絶妙のマリアージュ、ていうか3Pか。
ワカメの酢の物。もう少し若かったら髪の毛ふさふさになるところでした。
イカげそのぶつ切り。
セクシーなスミイカのふともも。
と、釣ってよし食べてよしのテンヤスミイカな一日でした。
この釣り、もっと通わないといかんなぁ、、、でも次回は来シーズン^^;
[浦賀港 みのる丸]
http://homepage2.nifty.com/minorumaru/
http://www.marines-net.co.jp/cgi-bin/hp.cgi?to=minorumaru
私は1月までしかやったことないので卵は初めて見ました。
さぞかし旨いんでしょうね。
スミイカの卵は、ヤリイカの卵よりも粒が大きく米粒の半分くらいの大きさです。
味ですが、ヤリイカの卵とかわんないです、騒ぐほど美味しいかといえばそうでもないです^^;。
粒が大きいのでヤリのよりもちょっと食感がしっかりしているというくらいかなー、、、