GW第二戦は興津です。
今年、庄之助丸にはユカリンTBMと行ったり、私の取材やいぬいさんの取材をさせてもらったりとお世話になりました。庄之助船長は、5月の連休が終わると遊漁船を一時休止して海士の仕事になるので、その前に顔を出しておきましょう。
と、昨日の伊豆からサイドチェンジして外房へGo!
車の中で爆睡してしまい、スマホの目覚ましで起きました。
昨日に続いて、今日もいい凪ですよ。
活きイワシを積みこみます。
ただいまの釣りものはマハタ。
私は久しぶりのマハタ狙いです、本命の顔をみるのはなかなか難しい釣りですが、頑張っていってみましょー。
ロッドは懐かしの幻波ヒラメ255、リールはカルカッタ800F。
マハタの釣り方は基本的に根の中のヒラメ狙いと一緒ですが、ヒラメ場所よりも根がきついのと水深があるので、先調子で鋭敏なタイプのヒラメ竿をチョイスしました。
糸を立てて流す釣りなので、オモリは50,60,80号どれでもいいよということです。潮方が悪い場合はオモリを重くするとのことですが、この日は素直な潮だったので竿に合わせて60号を使いました。
イワシは一人20尾が用意されます。船長が桶に小分けして配ってくれますよ。
20尾は十分な量で、使いきれずに6尾余ってしまいました。
さて、釣り開始。水深は60m前後。
底のアップダウンはかなり激しいです、船長は水深の変化を逐一教えてくれますが、自分でも底をまめにトレースするのがハタ釣りのコツ。
かけ上がりで3mほど上がって、その直後の落ち込みにオモリを落とすと竿がガガッと引き込まれました。
食ったよー、と船長を見ると、あれ?いない?^^;
反対舷では本命マハタが食っていて、船長はそのタモ取りに走っていました。
私の方に食ってきたのはタモがいるサイズではありません。
キロ弱のハチカサゴ。
和名はウッカリカサゴですが、なんというネーミングセンス^^;
身が硬いと嫌う人もいますが、私は好きな魚です。
さて、ひと流しめから2kgのナイスサイズのマハタが上がりましたよ。
マハタはそうそう数が出る魚ではないですが、これは期待が膨らみますね。
こちらは、ハチカサゴが吐き出した魚。
なんだろう?スズメダイゾンビかな?
船長はあっちの根からこっちの根と攻め続けます。
底の状況、潮の状況の丁寧なインフォメーションはヒラメの時と同様。
マハタは1-2kgが中心で、ぽつぽつ上がります。
そしてヒラメがけっこう良いペースで食ってきてますよ。それもでかい。
右舷は、私以外の3人は3-4kgのヒラメを上げてます、私だけ蚊帳の外。
く、、、悔しくなんかないんだからね!今日はマハタを釣りにきたんだからね!
と、心の中で思っていると、ふわんとしたアタリ、なんだ?
そのまま待つと、スーッと持っていきました、竿を起こしてカウンター合わせすると針ガカリ。
引きがなんか変、水面に浮いてくるまで魚の正体がわかりませんでした。
海面に顔を出したのは、ナイスサイズのヒラメさん!
いやいや、底から剥がれる抵抗がなかったので、ヒラメとはわからなかった。
まだ産卵前のようで、背中の肉がこんもり盛り上がったナイスバディですよ。
見た目2キロ半くらいかな、と思ったけど、計ってみたら3kgありました。
針がいいところに掛かっています、ここならバレない、切られない。
ちなみに、仕掛けはいつものように孫針レスの1本針です。
カサゴとヒラメでお土産ゲット、マハタはないけど、まあこれで満足な釣果です。
と、思ってたんですが、この日はマハタけっこう好調で、右舷はまたもや、私以外の人はマハタの顔をみてますよ^^;、右舷4人のうち、マハタ釣ってないのわたしだけ^^;
こういう状況になると、なんとかマハタ釣りたいです。
果敢に底をトレースしながら、落とし込みの誘いを繰り返していると、オモリが底を叩いた直後にコツン、とアタリがキター!
次の一瞬、竿先がガガガガン!と持ってかれましたよ、こりゃ良いアタリです。
最初の一撃は根に入られないように竿でためてから、ゆっくり浮かせたのはこちら。
1.2kgの本命ゲットン! (写真提供:庄之助丸)
いやぁ、嬉しい一尾です。
ハタってマダイやヒラメ釣りの外道でたまに混じるんだけど、専門に狙うとなかなか釣れないもんですからね。
この日は7人でマハタ9尾、ヒラメ9尾、他外道いろいろ、でした。
マハタの口からでてきたイワシ。
噛み跡も少なく、綺麗なものです。
ヒラメとは違い、一気に飲み込む食べ方ですね、太りそう。
私にはこの後マトウダイも2枚混じりました。
終日良い凪、良い潮方で楽しい釣りでした、興津港へ帰ります。
正面右手の海水浴場は、夏になるとピチピチギャルがたくさんいますよ。
美味しい魚がたくさんの庄之助丸マハタ狙いのチャンスはあと僅か、わたしは次にお邪魔するのは秋以降かな。
庄之助船長、またよろしくお願い致します(^^)
[興津港 庄之助丸]
http://ameblo.jp/syounmsukemaru/
http://www12.ocn.ne.jp/~akiba/
↓船着場に集合、受付
マハタとウッカリカサゴは熟成させることにして、ヒラメとマトウは捌いておきましょっか。
ヒラメは男の子、白子がパツパツ状態でした。白子だけで300-400gあるかも?
産卵前の肉厚ビラメは、エンガワも多い。見てください上のエンガワ、3cmくらい幅ありますよ(@_@)
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