上総湊のシャクリダイ、大型をフィルムに収めて無事完了。
上がり際、大船長と話して翌日の予定を聞くと、「おぉ、3人しかいないので来なおう。明日は倅の船に乗るといいよ」とのこと。
いったん家に戻って港南台ポイントへ。
豆テンヤで目立ちそうな色を物色したのだけど、ひとつテンヤ用で各社からいろいろ出てるけど、2号のテンヤって無いのね。一番小さいので3号。
今からテンヤ打って色塗るのなんて面倒でやってられないし、、と思ってるところで見つけたのがカミツブシ(?)型の2号オモリ。夜光でラメ塗装がしてあるの。
こりゃ良さげですね、これでブラクリ式テンヤ作ったらいけるんでないの?
と、とりあえずテンヤを3つ作ってみました。
針はエビが小さいので大船長に倣って親針オンリー。
糸を挟んで押しつぶすだけのナメたオモリですが、これが意外に丈夫。
波型に溝が切ってあって、そこにゴムが挟まっています。いったん締めると動かない。
船にいくとお客さんは私を含めて5人。今日は若船長の船だけかと思っていたところ、大船長も支度している。なんと、5人で2隻出し、びっくり(@_@)。
ひとつテンヤでやることも考えたのだけど、やはりここは内房に伝わる手バネでしょう。
あまりに久しぶりなので、竿をどこに仕舞ったっけ、、と探すのに少し手間どってしまいました。
糸巻き部分。前日に15ヒロを出して、5ヒロのハリスに中錘、テンヤを結んでおきました。
竿身は派手派手、ゴールドカラーにラメ入りギャラクシアンモデル。
トップガイドは手バネらしいガイド。
昨日から使っている日焼け止め。
これ、けっこう高いの買いました、1800円くらいした。
すごいですよ、塗ってもサラサラになって装着感ナッシング、さすがニベア。
エビを積んでからポイントへと向かいます。
これは大船長の船。
餌のアカエビは小さめ、尻尾刺しで背抜きにします。
活きエビなので、孫針で支えなくても頭がもげる心配ナッシング。
一本針テンヤは餌も美しく、気分がいいですね(^^)
さて、金谷沖の20ヒロから開始、18ヒロ、25ヒロと水深も変えて攻めながら南下します。
保田沖から勝山沖、岩井沖と広く攻めましたよ。
大船長と若船長では、攻め口や棚のチェンジがけっこう違いますね、若船長の方が頻繁に棚を変える印象を受けました。
船ではいろいろ上がりますが、私にアタリがきたのは7時過ぎくらい。
しゃくり上げたときの重みで手繰って合わせを入れると、気持ちよく暴れています。
ワニゴチ(和名イネゴチ)。
けっこうでかいですよ、47cmありました。マゴチだと普通のサイズですが、ワニゴチでもこんくらいに大きくなるんだね。
イトヨリ(和名イトヨリダイ)。30cmくらい。
なんか釣れる魚が前回の取材とあんまり変わらん、釣り方はぜんぜん違うのに^^;
ミズフグ(和名ヨリトフグ)。
妙に親近感を覚えるお腹です^^;
これはこの日の最深、35ヒロできました。
そろそろ潮止まりになる、本命こないかなー、、と思っているところにやっとマダイのアタリ。
大きくはないですが、久しぶりにマダイを手繰る感触、これは一度覚えたら一生忘れないほどの快感。
800gほどのマダイでしたが、コンデジで写真撮るの忘れた^^;
今日の潮は長潮の前日の小潮。昨日よりもさらに潮は小さくシビアなコンディションです。
それでもぽつりぽつりと何かしらのアタリがありましたが、午後の下げ潮の時間帯になるとパッタリ、14時の沖上がり時間を迎えました。
本日の釣果はこちら。潮が動かない日でしたが、十分なお土産です。
イトヨリが嬉しかったりします(^^)
本日の模様もつり丸6月15日号でレポートします。
取材にご協力いただいたみなさん、どうもありがとうございました。
家に戻って、マダイとイトヨリは湯引きに。
彩の綺麗な刺身となりました。
小ぶりのイトヨリとマダイの頭は塩焼きに。
ワニゴチは棒身しといて後日いただきます。
たっぷりのアラは味噌汁に。
2尾のイトヨリを開いて干物に。
一晩でいい具合に干しあがりましたよ。
イトヨリの頭を割ったのは初めてでしたが、めちゃ石頭ですよね。なんでこんなに硬いんだ?
料理して、道具洗って、風呂はいって、ワイン空けたら2日分の疲れが出てバタンQでした。
[上総湊 彦次郎丸]
https://page.line.me/hikojiro-maru
船付場に集合↓
それにしても・・・曰く「タイより旨い?」イトヨリダイが土産ですかね。
イトヨリの旨さを再認識してます(^^)