
年に一度はやっておきたい、季節の釣り。それが金谷沖のカマス釣り。
太陽が照り付ける盛夏がこの釣りのハイシーズンで、釣期もひと月足らず。
店が開くのは4時半。
4時に着くと、まだ暗いですね、そろそろ夏の終わりを感じるひとときです。
沖には月あかりを浴びた巨大客船のイルミネーションがみえます。うまく撮影できなかったけど^^;
点灯中のかなや丸。
まずはカマスから。
いつもの7本針フラッシャーサビキ。オモリは60号。
リールはカルカッタ800FにPE3号。
竿は懐かしの、マミヤOPインストラクター舞帆EX50-270。
このブログの読者の方でも、このシリーズの竿を知っている方は僅かではないかと思います。
かつてマミヤOP、リョービなど釣り具メーカーが健在だった時代、このカテゴリーの汎用竿は重宝されました。シマノではアルゴスシリーズ、ダイワは剣崎シリーズがそのラインナップで、インストラクター舞帆はメジャー2メーカーに比べ販売こそ少なかったもの、高級な仕上がりが気にいっていた一本でした。
昔ながらのサビキカマスには、昔ながらの汎用竿がぴったりと合います。
カマスは36本で終了。トップは46本。
この釣り、朝のいっとき勝負。
釣って、魚はずして、潮氷に放り込んで、また投入して、ハリス切られて、針数減ったら切ってつなぎ合わせて、針数減ったら仕掛け交換して、また針数減ったら2組の仕掛けを合成させて、と、ものすごく忙しいので釣りやってる間は写真撮ってる暇なし。
アジに移動しまーす、となったところで、潮氷の中からカマスをザルにあげながら数えます。
アカカマスとヤマトカマスの比率は、1:12ってとこかなー?
これで満足、今日の釣りはおしまい、という達成感です^^;
アジの竿はブリジットバルドー82-H200、リールはカマスと同じ。ビシは80号。
こちらは、このとこと中大型がいまひとつ。竹岡沖のポイントをいくつか回ったのですが、食わず。
港前の浅場で、小アジがぽつぽつ食いだしたので、ここで腰を落ち着けました。
型が小さいのでテンビン吹き流し仕掛けには食いが悪いうえ、アタリが小さくて苦戦。
対して、サビキ仕掛けを下ろした人にはずらずらと鈴なり。
そういえば、前もサビキ仕掛けで爆釣したことがあったのを思い出した、すっかり忘れてた^^;
(写真提供:さえむ丸)
ときどきワカシ(40cmほどですがまだ8月なので)も食ってスリリングな引きを楽しませてくれます。
小型中心に、アジは32尾。トップはサビキ釣りで104尾でした。
今年もお世話になりました。
次は年末くらいにモンゴウイカ狙いでお邪魔します(^^)
[金谷港 さえむ丸]
https://saemumaru.hatenablog.com/
https://www.marines-net.co.jp/inn/saemumaru
船頭は、カマスにゃコマセは要らねーと・・・^^;
サビキは、独特の大き目な長四角の手打ちカマス鈎に、
自転車のタイヤチューブ用虫ゴム被せてました。
そんな地味なサビキですが、カマスはしっかり喰ってくれて・・・
船頭に教わって、初めて食した刺身が旨かったのが忘れられないですね。
虫ゴムで思い出しましたが、昔やったサバ釣りではゴム風船をカットして針に刺してました。こんないいかげんなのでよく釣れるなと思ったものです^^;
カマスの刺身はすごく美味しいけど、足が超速くて身がすぐにやわらかくなるので、釣った当日限定の美味ですね。魚も釣ったそばから潮氷投入と、鮮度維持に気をつかいます。
あと、カマスの天ぷらも絶品(^^)