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ツリオヤジのダイアリシスな日々 ~ 知れぬ事は知れぬまゝに、たやすく知れるのは浅い事 (葉隠 聞書第一0202)

2015年 釣行ベスト10

2015-12-31 20:15:00 | 釣りの話題

さて、2015年もいよいよ終わり、恒例のベスト10釣行を選んでみました。

今年は春先の低水温、秋の高水温と潮具合が例年とは違っていて、狙いのターゲットを空振りすることが多かったです。温暖化の影響を感じる一年でした。年とると釣り的にはコンサーバティブになってきて、新しい釣りものに手を出すことがだんだん減ってきているのが反省点ですが、それでもなお新たな発見があるのが釣りの楽しいところ、と感じた一年でした。

 番外編1 PureAnglers 活動開始


2007年から2014年の間で活動してきた次世代アングラー育成イベント、親子deエンジョイフィッシング。その終了を惜しむと共に、再開を望む声に応えて有志スタッフが集まり活動再開。利益や私欲をを一切排除したボランティア活動を復活させました。アングラー育成、業界反映などの目的はありますが、私としては、釣り文化の継承を意識しながら協力していきたいと考えています。2016年にも続きますよ。
#1, #2, #3, #4, #5, #6

 

 番外編2 「始めてみよう!沖釣り入門」が発刊

 

私としては久しぶりのムック執筆です。通算5冊めはつり丸ムックからの発刊です。船釣りを一度もやったことのない人向けに、釣り方のポイントを易しく解説するように努めました。時代の流れを受けずになるべく長持ちするような内容にしています。
別冊つり丸 わかりやすさナンバー1! 始めてみよう 沖釣り入門

 第10位 秋のチビヤリは食味抜群


 9月になると東京湾口の浅場で釣れはじめる胴長15cmほどの当歳ヤリイカ。釣って楽しいのはでかヤリだけど、コロコロヌルヌルのちびヤリは食味が最高。持ち帰るときにビニール袋を使わないのが美味しく食べるコツで、スケルトンボディの甘いイカ刺しが堪能できました。
 チビヤリ、ノリノリ、洲崎沖

 

 第9位 江戸前アナゴ、好調の年


 ここ数年、パッとしない釣果だった江戸前の夜アナゴが2015年は復活。小突きの最中に出るアタリをとって合わせる釣りは、ツボにはまると入れ食い状態も。夜中に家に戻り、釣りたてアナゴの白焼きで飲る一杯は極上のひとときです。
 いよいよ盛期、東京湾の夜アナゴ

 

 第8位 進化するマルイカ釣りへの追従にひーこら

 昭和の釣り方がまったく通じなくなってしまったマルイカ釣り。直ブラ、直結と新しい仕掛けに新しいタックルで追従するのもひと苦労。今年はやっと直結に慣れてそこそこの釣果を出せるようになったと思ったら、今度はオモリを着底させたまま穂先の変化で合わせるゼロテンション(実際にはテンションかかってるけど)釣法が台頭。かつて自然の力を利用して誘って釣っていた頃が懐かしい。
 浅場深場と反応豊富、城ヶ島沖マルイカ

 

 第7位 小突きリズムの探求はまだまだ続く、マコガレイ


 大型が揃うことでは全国でも有数な釣り場、常磐沖。しかし2015年は低水温の影響でいまひとつの年でした。そんな中でも、低活性のマコガレイへの対応がうまくいって、気持ちよい釣りができることもありました。リズムがはまったときのマコガレイ釣りは本当に楽しい。
 大型揃い、那珂湊のマコガレイ

 

 第6位 ジャンボヤリイカぞろぞろの千倉沖


 早春から初夏にかけて、南房から外房は大型ヤリイカのハイシーズン。胴長40cmオーバーの多点掛けが楽しめるのがこの時期です。今年、次から次へとデカヤリを抜き上げる快感を味わえたのは、4月の千倉沖でした。
 千倉ヤリイカ、大型揃いでクーラー満杯

 第5位 東京湾フグは今年も好調


 昨年好漁に沸いた東京湾のショウサイフグ。その魚影の濃さは2015年も衰えず、フグ釣り発祥の地らしい好釣果が続きました。釣期はほぼオールシーズン、繊細な誘いで釣果を伸ばすカットウ釣り、僅かなアタリで針に掛ける胴付釣りと2つの釣りが楽しめます。
 夏フグ愉し、大貫沖

 

 第4位 ヒラメにカレイ、扁平天国亘理沖


 亘理沖は魚の宝庫。アイナメ、メバルもいいけど、特にマガレイ、マコガレイ、ナメタガレイの北のカレイ御三家にヒラメは抜群の魚影です。そんな亘理で、いつも楽しい釣りをさせてくれるのが拓洋丸。今年はカレイ、ヒラメのリレーという欲張り釣行でしたがどちらも好調。期待以上の釣りをさせてもらいました。
 亘理沖の平面ダブルヘッダー

 

 第3位 伝統のカモシ釣りは今年も好調


 外房に古くから伝わる釣法カモシ釣り。近場ポイントで手軽な道具でヒラマサ、大鯛が狙えるのがその魅力。秋の取材時には13kgのヒラマサも飛び出しました。初夏の取材では2つの本命の顔をみる十分な釣り。最近ではカモシアングラーの高齢化が進んでいますが、若い人にも楽しんで欲しい釣りです。
 鯛や平政の舞い踊り、勝浦カモシ釣り

 

 第2位 興津で好釣連発


 興津の庄之助丸では良い釣りを幾度もさせてもらいました。1月の寒ビラメ5月の泳がせマハタ11月のカモシ釣り、そして一つテンヤマダイ。どれをランキングに選んだら良いか迷うほどでした。
 秋鯛好調!興津のひとつテンヤ

 

 第1位 驚愕のメロウドベイト、亘理沖


 前々からやってみたかった釣り、メロウドメバル。期待に違わぬ、いや期待を大きく上回る釣りでした。尺メバルがぞろぞろ、さらにマダラまで釣れる。驚いたのはこれらの美味、これまで食べたメバルやマダラとは次元の違う味わいでした。日本は広い、まだまだ見知らぬ楽しい釣りがあるとの認識を新たにした釣行でした。
 驚愕のメロウドメバル

 

2015年も楽しい釣りがたくさんありました。
2016年はプログレッシブに釣りますよ。どんな釣りができるか、今から楽しみです。

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2 コメント

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Unknown (ユカリンTBM)
2016-01-01 23:25:04
色々お世話になりましたm(_ _)m
初めての釣りも楽しませて頂きありがとうございました。
今年も又宜しくお願いします(^o^)/~~~
返信する
ユカリンTBMさんゑ (calm)
2016-01-02 05:28:46
あけましておめでとー!
こちらこそ、色々お世話になりました。
来年も釣りにお酒に、よろしくお願いします(^^)
返信する

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