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本日は釣り業界の大パイセンから声をかけていただき、野毛屋のタイラバに行きましょうということに。
その前日、ひょんなことから興津は庄之助丸の船長さんと上乗りさんに会うことになり、明日かくかくしかじかでタイラバいくんですよ、良かったら一緒に行きませんか?と水を向けると、上乗りさんがタイラバに興味津々、船長は仕事だけど私だけでもいいですか?ええもちろんですよ、ということで珍しいトリオでの釣行となりました。
こちらが庄之助丸の上乗りさん&女将さん&SLJアングラーのマダム・ヨシエ。
ジギングだとマダイはもちろんモロコまで釣っちゃう強者ですが、本格的なタイラバ船に乗るのは初めてで、まだタイラバではマダイを釣ったことないとのこと。使い慣れたSLJタックルを持参です。
タックルはいつものライトマダイ竿とカルカッタ300F、のつもりが間違って301Fを持ってきてしまった^^;
まあ、巻くだけの釣りだから右でも左でも変わらんだろう、というナメタ態度だったんですが、この日はその認識違いを嫌というほど味わうことになります^^;
ラバージグはチェリッシュなナナホシテントウをチョイス。もう釣れる気しかしません。
さて、この時期のマダイは浅場狙い、水深は横須賀沖から観音崎沖、下洲の30m前後。
満潮が7:00なので、落と潮が徐々に効いてくるでしょう、いい潮だと思います。
最初のうちはサバフグやエソなど外道がいたずらするだけでしたが、潮が効いてくるとマダイのアタリが出始めます。
わたしら3人の中で、最初に本命をみたのは空気を読まないことで定評のマダムヨシエ。
タイラバの先輩らを差し置き、キロ級のビューティフルなマダイをゲット!
そしてこの後、本命のアタリがぽつりぽつり。
まわりの人も好調で、一人また一人とマダイの型をみて、右舷で型をみてないのはわたしとサトシパイセンの二人だけ...^^;
特に大パイセンは絶好調で、1.4kgを頭にポンポンとマダイをあげてますよ。
マダムヨシエも立派なキビレ。
さて、私の方はアタリがありません。
東京湾エビタイの経験により、この日は潮が良いということはよくわかります。しかも落と潮西風の右ミヨシ席、コマセダイだったら笑いをこらえるのが一苦労なほどの良席にいるにも関わらず、アタリが少ない。
やっとキター!と思ったら、
マゴチ、、、(写真撮影:マダムヨシエ)
チビラメ、、リリース (撮影:マダムヨシエ)
と、外道ばかり。でっかいサバフグやボラみたいなエソも釣れました。
そうこうしているうちにサトシパイセンもマダイ釣りあげ、右舷で釣れてないのわたしだけ、、勇治船長の哀れみの視線が背中に刺さります。涙で視界が曇り始めたとき、やっとマダイのアタリ。
本日船で最小クラスのマダイゲット!(写真撮影:マダムヨシエ)
手鈎炸裂!
泣きの小型一枚にて、この日は終了となりました。
大パイセンはマダイ5枚にキビレなどで、堂々の竿頭。
マダムヨシエは途中まで竿頭を競り合いながら、3枚と大健闘。
塩釣果に甘いお菓子で落ち着きます。(菓子提供:マダムヨシエ)
さて、タイラバなんですが、これまではベテランも初心者もそれほど差がつかない釣りだと思ってました。カワハギやスミイカなどテクニカル系の釣りは経験によって釣果に大きな差がつきますが、タイラバはマダイの機嫌がよければだれでも平均に釣れる釣り、と思い込んでいたのが正直なところです。
しかし、この日は差がついた。マダイの活性は高く、釣り座は一番いいところに座っているにも関わらずアタリの数に差がつきました。大パイセンとの差は、ネクタイの形状、本数、カラーセレクトの差、マダムヨシエとの差は巻き速度の差、だと思ってます。
適当なラバージグで適当に巻いてりゃ釣れるだろう、とナメていたことを海よりも深く反省し、今後は気合い入れてタイラバに臨む所存でございます。
勇治船長、この日は気合の16時コースで沖あがり。
ところで、八景沖のこの建造物は、結局なんだったのだろう?
釣果以上に楽しい釣りでした。最後に、お店の前で記念撮影。
なぜか、わたしのクーラーにはマダイが5枚にキビレまで、、かたじけない^^;
キビレはクロダイやヘダイに似ていますが、このように尻びれの先と尾びれの下が黄色くなっているのが特徴。
もう20年ほど前のことになりますが、竹岡から手バネのマダイ釣りにでたとき、キビレがたくさん釣れたことがありました。そのときのポイントも今日と同じような場所だったような。東京湾にはけっこうこの魚が多そうです。
キロ半のキビレの腹の中には真子が詰まってました。
クロダイの場合はこの大きさまで育つとぜんぶオスに性転換しますが、キビレは大型のメスもいるんですね、似たような姿なのに、魚って不思議。
この日の船宿コメントはこちら。
[金沢八景 野毛屋]
http://www.nogeya.jp/
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