11月の夏日、海の中もちょっと変でした

前日の土曜日は、前線の通過と思えないほどの暴風雨。この時期にこんな天気は記憶にないくらいの荒れ具合でした。
日曜は南西風が残るとの予想だったけど、東京湾は風が止んでいたので野毛屋へGo!
2日前から始まった、ウィリー五目の乗合です。初日はハナダイもいい型が出て、カイワリなど美味しい外道も混じっていたけど、前日の暴風雨がどんな影響になるか？

野毛屋に着くと、つりそくの加藤さんとバッタリ、いやぁ本当によく会いますね（＾＾）

加藤さんはアオリ船へ。
予報が悪かったせいか、お客さんガラガラ^^;;
シケ後の濁り潮はアオリにはいいので、こりゃ爆発の予感だったんですが....

俊之船長のウィリー船は久里浜沖へ。
雲の間から光が差し込む、天使の階段が綺麗です。

まだ大島では南西14m吹いていたので、観音崎をまわるとけっこうウネリが入ってきてます。
浮上走行の潜水艦もウネリで上下動。

で、久里浜沖で釣り開始なんだけど、反応がいまいち。
ウィリー船は、反応にぶつけて魚を浮かせて食わせる釣りなんですが、道具入れると反応が逃げてしまう、どうも魚がコマセを追ってくれないようです。
いつもなら、「棚を15mまでしゃくって」「底に落とさないで上から40mからしゃくって」のアナウンスが出るのだけど、この日は反応に当てては空振りの繰り返し。
やっぱり昨日の暴風雨が悪い方に影響したようですね。
無線から聞こえる勇治船長の声も、アオリが乗らないというもの。

そんな中、久里浜沖東側でイナダの群れと遭遇！
50cmを超える、丸々太ったイナダですよ。

ポンポーンと釣れます。

血抜きするとバケツは血の海に^^;

オキアミを付ける餌取りが多く、正体はこのサバフグとウマヅラ。
隣の人はカンパチも釣ってましたよ。

イナダを各自が釣ったところで、再びハナダイの反応探し。
しかし、この日はハナダイはとことんご機嫌斜めでした。

アジがぽつぽつ上がってくるくらい。

最後、久里浜沖の60mラインで、「待ちを２，３秒にしてみて」のアナウンスがあった(これはマダイの反応がでたとき)ので、3号6mのマダイ仕掛けにオキアミを付けて狙うも、餌取りの猛攻でギブアップ^^;

この日は、ぐんぐん気温が上がり、夏日を記録しました。
11月に夏日があったのは、観測史上初めてとのこと。
ハナダイもびっくりして口を使わなかったんでしょうかね。
海が落ち着けば、また反応がでてきて釣果も上昇するはずです。

八景に帰るころには日はだいぶん落ちています。
もう冬ですね。

いつも通り、ウミウ(でいいんだよね?^^;)のうーちゃんもお出迎え。

本日の釣果。
まあ、おかずとしては十分な量です。
イナダは刺身、空揚げ、味噌漬けに。アジは開きに。

この時期の太ったイナダは美味しいです。

刺身にするなら、ワラサよりもこちらの方が私の好み。
脂はかなり乗っているんだけど、ワラサほどはしつこくなく、たくさん食べられます。

[金沢八景　野毛屋]
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