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ツリオヤジのキドニーケアな日々 ~ 知れぬ事は知れぬまゝに、たやすく知れるのは浅い事 (葉隠 聞書第一0202)

THE BEST OF ITALIAN ROCK VOL.11 OSANNA - 50th Anniversary featuring PALEPOLI Theatrical Performance

2022-10-15 08:41:27 | 音楽

金曜ナイトは楽しみにしていたオザンナのライブ。

なんと最前列センターエリアの席ですよ、一般でもこんな席が買えたのにはびっくり。

こちらフライヤーの裏面。
結成50周年記念のライブですが、その他にもオリジナルメンバーで昨年亡くなったDanilo Rusiciの追悼ライブでもありました。

OSANNAの手持ちのアルバムは3枚。1stと2ndはお得な2LPin1CDにて購入。
どれも、聴けば聴くほど味が出るアルバムですよ。

現在のメンバはこちら、左から、
 Pako Capobianco/electric guitar
 Enzo Cascella/bass
 Lino Vairetti/vocal, acoustic guitar
 Gennaro Barba/drums
 Sasà Priore/piano, organ, synth
 Irvin Vairetti/vocal, vintage keyboard
で、合ってるかな...? リーノさん以外はメイクが違うから難しい。
この6人に、

 Special Guest: David Jackson/sax (from VDGG)

が加わっています。

デビッド・ジャクソンはヴァン・ダー・グラフ・ジェネレイターのサックス奏者。
デビッドさんのプレイも楽しみのひとつでした。

そんなこんなで、クラブチッタへ。

スミノフで喉を潤します。ウクライナ侵攻でいずれこういう酒は飲めなくなるんじゃないかと思いましたが、スミノフはイギリス資本でロシア以外の国で多く飲まれているらしいですね。

さて、19時になり緞帳があがり、いよいよ開演。長いライブの始まりです。

オープニングは荘厳な感じの曲でしたが、2曲目のミラートレインからはオザンナ全開。
なぜかStairway to Heavenのギターソロや、Purple Haze なんかも盛り込んで、いかにもライブらしいパフォーマンスですよ。

リーノさんの声は抜群に良いです。最前列の席だけあって、マイクを通さない声も聞こえてきます。
ギターのパコさんがまた渋いプレー、SG一本鎗という頑固さで、エフェクターを駆使していろんな表現をしています。

デビッド・ジャクソンさんはサックス2本吹き炸裂。これを観れただけでも来て良かった。せっかくだからTheme Oneやってほしい、と思ってたら1部の最後にやってくれました、テーマワン。ソプラノサックス吹きまくりでさらにピッコロ(?)まで使った熱演。これを聴けただけでも来て良かった。

Milano Calibro 9 からは2曲かな。これ、同名映画のサウンドトラックで、ステージバックには映画のシーンが流れるのだけど、これがバイオレンスシーンやらストリップのシーンやらで、音楽と映像がぜんぜん合ってなくて集中できんかった^^;

1部は1stの曲もけっこうありました。In Un Vecchio Ciero なんて、ほんとしみじみ。

1部が終わって25分の休憩。2部はPalepoli。みなさん聖衣(?)に着替えて登場(ひとりだけ上半身裸^^;、デビッドさんは着替えはせず)。

いやあ、このパレポリ再現だけでも満足なくらいなんですが、New Albumからの曲も披露。最新アルバムは知らんけど、探して買おうかな。

途中で、リーノさんの友達(?)とかいうギター職人のFounder社のCEO、フランチェスさん(?)がステージに上がって、50周年記念ギターを2本プレゼント。テレキャスタータイプはリーノさんが使い、ストラトタイプはパコさんが1曲弾いて、それをオークションに出すそうです。落札金は森林保護にあてるそう。

スクリーンにはDanilo Rusiciの映像も。OSANNAのオリジナルメンバーで、昨年亡くなりました。この日のライブはその追悼の意も込めているようです。

そしてリーノさんがジャクソンさんに、アンコールでテーマワンやれ、と言って、ジャクソンさんが飲みかけていた水を吹き出すシーンも^^;2回目のテーマワンでは、リーノさんが観客席に向かって、歌え!歌え!のジェスチャー。みんなマスクしてるんで、マスクの下から声出します(^^)
メンバーがみなホントに楽しそうでしたよ。記念撮影でなかなか帰らないし。

アンコールではスクリーンになんと、バンコのFrancesco Di Giacomoの写真が、逆さ絵みたいなおじさんです。2014年に亡くなりましたが、その追悼の意もあるのでしょうか、バンコナンバーを演奏。そして次はPFMの曲でしょうか、かなりアレンジが違うけど...? さらに、なんと、アレアの Luglio, Agosto, Settembre じゃあないですか。そっか、イタリアンロックの大御所メドレーですね。Demetrio Stratos も草葉の陰から微笑んでいることでしょう。

そして最後の最後の曲は、シンプルなロックですよ、Everybody’s Gonna See You Die.
デビッドさんも吹きまくり、ギター、ドラム、ベース、キーボードそれぞれソロで見せ場を。
アンコールから最後まではスタンドアップ、ノリノリで終了。

19時から始まり、終わったの22時半過ぎてました、休憩除いても3時間のパフォーマンス、リーノさんの声も衰えず、素晴らしいライブを堪能できました。

家に戻ってビイルを飲みながら、お土産CDを聴いて余韻を楽しみます。

こちらお土産CDのコンテンツ。

[クラブチッタ川崎 / Club Titta Kawasaki]
神奈川県川崎市川崎区小川町5-7
http://clubcitta.co.jp/

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p.s. 今日はほぼ理想的な数値。


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