昨日、つり丸の休刊通知が郵送されてきました。
創刊は1999年の6月だったと思います。最初は月一の発刊で、じきに隔週刊(毎月5日、20日)となりました。1999年から2022年まで、およそ23年間と続いた雑誌です。
私が記事を書かせてもらったのは、1999年10月20日号から、2021年3月1日号までで、つり丸に執筆していたライターでは古参組のひとりかと思います。
故・盛川宏氏が創刊した頃からの、いろいろな思い出は尽きません。
休刊を知ったのは先週に別筋からで、以来、寂しい気持ちになっています。
編集部のみなさんについては、おつかれさまでしたとの思いと共に、今後新たに活躍する場を得られることを切に願うばかりです。
出版不況と言われて久しく、つりマガジン、釣りサンデーなど、かつて人気のあった釣り雑誌も今はもう在りません。つり情報でさえも、大陸書房時代に休刊の憂き目にあっていて、辰巳出版で復刊して現在に至る、という歴史を持っています。
釣り業界を取り巻く環境は、新型コロナの影響でアウトドア指向が強まったこともあり、各企業の業績はおおむね好調となっていますが、そんな中でも釣り関連のコンテンツが新しい提供形態(Youtube動画等)へシフトされる中で、紙媒体及び紙媒体を扱うクリエイターはより一層の工夫をして収益確保を計っていかねばならない時代だと痛感します。
わたしはもうじじいなので、この業界の栄華盛衰の影響はたいして受けませんが、これまでの人生でいろいろなことを経験させてもらったこの業界に対してこれからも関わっていく人達、それは媒体関係者や船宿関係者や釣具店関係者、をこれからも応援しできる限りの協力を続けていきたいと思います。
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