居心地

相棒のワンコとの暮らしの風景
他愛ない日常のあれやこれ

お雛様と掃除機

2008年03月02日 | つらつら
掃除機を掛けながらふと想い出した。

あれは昭和も30年代後半だったと思う


一つ一つが片手にすっぽりと収まりそうな

可愛らしい雛人形の七段飾りが我が家にあった

お道具のお飾りを母の傍らで手伝う私


あの頃、我が家の掃除の主な手段は‘叩き’と‘箒’

『お雛様に埃が掛かってはいけない』と

埃避けの布をかけ慎重に掃除をしていた母


そこへ親戚から『掃除機』なるモノが届いた。

いわゆるスツール型になっていて普段は椅子として使える代物

早速母が使ってみる

すると...

ゴミは立ち所に無くなるが埃が立たない!!

幼心に“これでお母さんの掃除が楽になる”と感じた事を覚えている


昭和30年代

ALWAYSの映画では無いが家に新しい息吹が来た事を克明に記憶している

冷蔵庫然り、電話機然り...


母らの苦労に思いを馳せ

せめて便利な道具に感謝をしつつ掃除機を使うとしよう
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