著者 黒野伸一
小学館
『万寿子さんの庭』に続いて黒野作品2作目
サザエさんと同じ7人家族のお話が中二の わたし の視点で進む
地権者の祖母とその溺愛するニートの息子であるおとうさん
SOHOの仕事を持ち健康情報番組フリークのおかあさん
大仏顔のナナコ姐(短大二年)、美人のマミちゃん(高一)
中二のわたし
出来の良い弟 源五郎(中一)の四人姉弟
賑やかでどこにでもありそうな日常が
ちょっとづつぶれてくる
一人一人が抱える問題は家族の中にあっても
それぞれが正面切って向き合わなくてはいけない問題
家の内外に問題は孕んでいるが
見えない振りをして通り過ぎる事は出来ない。
気に掛かるから家族なのだ。
みなそれぞれ心に芯を持っている
何かの拍子に芯は揺れる
芯の太さによって揺れ方もぶれ方も大きく違うが
最後には修まり処で揺れが止む
その課程を見届ける時間が必要なのだ。
小学館
『万寿子さんの庭』に続いて黒野作品2作目
サザエさんと同じ7人家族のお話が中二の わたし の視点で進む
地権者の祖母とその溺愛するニートの息子であるおとうさん
SOHOの仕事を持ち健康情報番組フリークのおかあさん
大仏顔のナナコ姐(短大二年)、美人のマミちゃん(高一)
中二のわたし
出来の良い弟 源五郎(中一)の四人姉弟
賑やかでどこにでもありそうな日常が
ちょっとづつぶれてくる
一人一人が抱える問題は家族の中にあっても
それぞれが正面切って向き合わなくてはいけない問題
家の内外に問題は孕んでいるが
見えない振りをして通り過ぎる事は出来ない。
気に掛かるから家族なのだ。
みなそれぞれ心に芯を持っている
何かの拍子に芯は揺れる
芯の太さによって揺れ方もぶれ方も大きく違うが
最後には修まり処で揺れが止む
その課程を見届ける時間が必要なのだ。