秋の余韻を楽しむ間もなく
一気に冬将軍がやって来たかのような気温のさがり具合。
慌てて衣替えをし炬燵の準備
そして忘れちゃいけない、便座の保温。
最近はすっかりひとり晩御飯にも慣れてしまったが
それでも誰とも食べない夕飯は味気なく作る意欲も失せ
ついつい簡単に済ませがち。
そんな時、友達からワインの話を聞く。
彼女はフルで仕事をし、週三で大人のバレエ教室レッスンに通い
心身ともに健康を誇っていた。
ところが、そんな彼女に突然「更年期」と言う厄介な隣人が忍び寄って来たのだ。
多少の知識を覆すほどソレは重症で何と仕事も休み寝込むほど
症状は酷かったと言う。
こうはしていられないと病院へ足を運び
婦人科の先生に処方された薬を飲むと
アッと言う間に症状は改善。
時間を無駄にしなくて良かったと笑顔で話す。
彼女から「赤ワインは更年期の症状を和らげる」と耳にした私は
さっそく実践する事にした。
しかし、元々がさほどイケル口ではないので
まさに嗜む程度であるが、これが思わぬ効果をもたらしたのだ。
まず、身体がポカポカして寝つきが良い。
気のせいか陽気になる。(単に酔っているとも言う)
そして何よりの効能が
たとえ一人でも赤ワインに合うお料理を作りたくなる!
言うなれば食事の楽しみが増えたのだ。
ぱっぱと済ませてしまいそうな一人ご飯が
ゆっくり味わって美味しいと思うモノを食べたいと作る意欲を掻き立てる。
これからどんな形で更年期は牙を剥いてくるか分からんが
友人のアドバイスと赤ワインで乗り切れる事を期待している。