居心地

相棒のワンコとの暮らしの風景
他愛ない日常のあれやこれ

遠い遠い マディソン郡の橋

2010年10月16日 | 家族編
今月に入って3週間の秋休みとなった姫2

お休みとは思えないほどのスケジュールっぷりだが

それでも何日かは完全にオフで家にいる。

が、そこは姫2。

黙って家に居るはずがない。

連日のTUTAYA通いとなり見たかったDVDを片っ端からレンタル。


ある日、彼女が借りてきた作品の一つが「マディソン郡の橋」



この作品が話題になった頃

ベストセラーとなった本も読み

映像化された作品を観て滂沱と涙を流したものだ。


自分のどうしようもない感情を否定も肯定も出来ない時

どうすれば良いのかを この映画で学んだ気がした。





それを今、間もなく20歳の姫2が観ている。

見終えた彼女と頭の片隅に残っている15年前の記憶を掘り起こし

作品について語り合う。

二人とも同じ場面が胸に焼き付いていたが

印象のポイントが若干違うのが面白い。


おそらく観る年代によって感想は違う、と意見が一致。

バームクーヘンの様に年輪を重ねて

完成した家族を壊すことなど出来ない。

年輪の中に一瞬、蜂蜜が溶け込んでいても

それごと飲み込まなければいけない時もあるのだ。


実生活には訪れる事の無いやるせなさを

姫2のお陰で様で味わった一夜だった。
コメント (6)
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