獲得された絶望感(盲人ウエカジ @ウエカジハローセンター 公式ブログ)

~網膜色素変性症と司法試験とモー娘。と全盲ヘルパー事業所と・・・~

ハロプロ楽曲大賞2011 の個人的選考会(モーニング娘。編)

2011-11-25 23:55:09 | モーニング娘。と私
 12月1日から投票がスタート(ハロプロファンなら誰でも投票できます)する「ハロプロ楽曲大賞2011」今年で10回目のこの企画。先日のブログでハロプロ楽曲大賞の過去を振り返った私デスペア。

 今回から各ユニットのデスペア的選考曲を発表していきます。網膜色素変性症な私デスペア。視野狭窄と視力低下がどんどん進行している私の目。楽曲のよさは、ダンスや衣装やPVやライブでの映え方など総合的なものであるべきだが、私の目は人の数パーセントの情報量しか獲得できないので、どうしても歌そのもの、歌い方や歌詞やメロの心地よさが中心になってくる。

 ただ、私は年間70公演ぐらいライブにも行っているので曲そのもののよさに加えてライブでの盛り上がりも大きな選考要素になる。

 今日はモベキマスのモのモーニング娘。の2011年にリリースされた楽曲のうちの私のベストを発表したい。

デスペア的ハロプロ楽曲大賞2011 モーニング娘。編

1、1位 乙女のタイミング
 10月に発売されたアルバム「12、スマート」のうちの1曲。まだリリースしてまもないのに私のiPod再生回数はとびぬけている。

 つんくの楽曲コメントで生田とのエピソードを語っている。つんくが生田に長い髪をショートにするように提案したところ、生田はすぐに了承し、そのうえで、パパに携帯ですぐに連絡。「パパ 私髪切るからね」「うんじゃね」とパパに簡単な報告。その光景を見てつんくは「この子は大事に育てられてきたのだなと思った」とのこと。

 その生田と生田パパの関係性とこの曲が実にマッチしている。曲では幸せな家族の風景と恋する乙女の風景がシンクロして語られているが、少女が恋をし、家族以外にも大切なものができたときのあの気恥ずかしさとか申し訳なさがよく伝わってくる。

大好きなパパ、ずっと大好きなパパ。そんなパパが大好きな主人公も恋をし付き合っている彼がいる。家族がいるリビングでは彼との電話はしたくない。家族が嫌いなわけじゃないけど・・。

 大好きなんだけど大好きだからこそ、パパには素直に話せられないと語る少女。家族っていいね。この曲は父親目線で聞くと涙がでてくる。実に胸がキュンとなる。特に私のように家族ももたない、将来子供ももたない(もてない?)私にとってはこの曲は、現実には決して味わい感じることのない「父親の気持ち」ってのを感じさせてくれる。涙がでてくる。実に名曲。2009年のガーディアン4の「いつかどこかで」に通じるものがある。

 2番の生田の「ずぅーと好きだった」と「すぅーなおに話せられないな」の「すぅ」の発音が実にいい。甘ったるい幼い声でパパ大好きな少女をよく表している。この生田の歌唱法が実にいい。どちらかというとAK○ヲタクがたまたまアイドル(しかもモーニング娘)になった生田にはあまり好印象は持っていなかった私デスペアだが、この部分の歌唱に関しては生田はすばらしい。

 歌詞といい、メロといい、情景描写といい、娘。の楽曲の中でダントツ1位ががこの「乙女のタイミング」 

 ぜひ聞いてみてね。特に結婚をあきらめ子供をもつことをあきらめた独身男性におすすめです。

2、2位 ブラボー!
 「12、スマート」の前の11thアルバム「Fantasy壱壱」の収録曲。振り替えれば娘。は今年(2010/12~2011/11)2枚のアルバムを発表してるんだね。過去の楽曲大賞曲はリリースした曲がすくないユニットの楽曲が選ばれているので、今年娘はおそらく楽曲大賞はとれないだろうな。

 最近というかここ数年、娘。のCDは買わなくなっている私デスペア。この曲もたしかハロコンか娘ツアーの現場ではじめて聞いた曲。はじめて聞いた曲、この曲はいつまでつづくのだろう、曲がおわらないような錯覚を覚えた。ブラボーの歌詞とメロの繰り返しが何度もつづく、単調のようにおもうのだが全然そうじゃない。

 ライブでこの曲をきくと、ライブでの多幸感というか溢幸感がいつまでも続くような錯覚におちいる。サビの颯爽感というか駆け抜けていく感のエンドレス感がすばらしい。

 ライブで映える曲だな。

3、3位 まじですかスカ!
 9期が加入後初のCD、今年一番ハロプロらしい曲。曲タイトルがコンサート会場を超満員にできなくなってきていて規模も小さくなっているハロの現状を自虐ネタにしているようなあそぼ心もあり、PVでのわけのわからないセット(まじですかスカの文字のセット)にも驚かされた。

 この曲も家族との幸せと彼とこれから気づきたい幸せな家族がテーマ。それをよくあらわしているのが2番の歌詞。「きっと私もママみたいな家族を持って、 っで、こういうのよ 「幸せ!」」

 この歌詞がすべてだな。夏のハロコンでハロメン全員でこの曲をうたっていたのだが、ステージ下手の茉麻をみながらこの「ママみたいな・・」の歌詞を聞いていたのだが、涙が出てきた。

 茉麻もいつかは幸せな家族をもつんだな。それは遠くない未来なんだなと実感しての涙。花嫁の父親の嫁いでほしいけど家にもいてほしいというアンビバレントな気持ちを疑似体験しての涙。

 譜久村聖の2番のソロパート「あなたをしりたーーい」の「たーーい」のちょっと鼻にかかった声もいい。

4、4位 この地球の平和を本気で願ってるんだよ!
 高橋愛ラストシングル。はじめてこの曲を聴いたときは、2つの全くタイプのことなる曲を無理やりくっつけたような違和感を感じた私。サビへのもっていきかたがいきなりすぎるというか突拍子もない感じ。

 ただその変な感じも基本書を何度も読み込んでいくように何度も聞きこんでいくとそれが普通に感じる。

 ライブでは、サビで右手を上下に振り下ろしながら右左右左に手をあげる振り真似をするととても楽しい。あとビート武の「じょーだんじゃねーよ」のように手を前につきだし、首でリズムをとる振りも振り真似をするととても楽しい。

5、5位 やめてよ! シンドバッド
 つんくらしい意味不明な曲タイトルと歌詞。歌詞にとくにメッセージ性や物語性はない。うすっぺらな曲なんだけど、会社へ向かう通勤バスの中でよく聞いたのがこの曲。朝聞くと仕事頑張ろうとおもえた曲。

 

 さぁこの娘の楽曲の中からデスペア的楽曲大賞2011の大賞曲は選ばれるのか?お楽しみに。

 「ハロプロ楽曲大賞2011」のHPはこちら
 

 このサイトでは今年リリースされたハロプロ楽曲リストも見れますので参考にしてください
コメント (1)
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