獲得された絶望感(盲人ウエカジ @ウエカジハローセンター 公式ブログ)

~網膜色素変性症と司法試験とモー娘。と全盲ヘルパー事業所と・・・~

「Nのために」 を読んだ。

2012-01-07 14:59:46 | 雑感
 ハロの現場がない日は暇なので、朝からデイジー図書で週刊朝日と週刊文春を読んだ。網膜色素変性症な私デスペア。視野狭窄と視力低下が進行しもう雑誌は目では酔えなくなったので、読むといっても音声図書を聞いた。

 文春の特集で有名人とにている有名人をあげていた。芦田まなちゃんと山下達郎。たしかにのっぺりとした顔は似ているな。それと笑ったのがAK○の前田あつ子とファービー。たしかに似てるね。顔のパーツがセンターによっているところが似ている。

 ハロプロメンバーはだれもあがっていなかったが、狼で「ななみんは豆狸」というのを見てわらった。確かにハロプロ研修生の田辺奈菜美は狸顔だな。すると宮本佳林はきつね顔だな。

 週刊誌を読み終えてもまだ時間があったので、小説を読んでみた。「Nのために」

 湊かなえをはじめて知ったのは数年前NHKの朝のニュースで、仕事をしながらすこしずつ小説をかかいていったと知った私。その頃はまだ私も仕事しながら司法試験の勉強をしていたので、シンパシーを感じて、早速「告白」を買ってよんでみた。

 「告白」の謎解き的な部分と、それぞれの登場人物から語られる同一事象が、司法試験の勉強の論理性と両当事者の視点から考えるという核につうじていて、引き込まれて読んだ。その時はまだ眼鏡をかけて蛍光灯の下で読めば本が読めていた私。

 「Nのために」もおなじように同一自称をそれぞれの登場人物からかたらせるというスタイルの小説。芥川の「藪の中」の現代版ってところかな。

 サスペンスもいいがこんどはあわい初恋物語もよんでみたいない。その場合主人公は宮本佳林に私の脳内では自動置き換えされる。

 ダンス、歌唱もピカイチだが、宮本佳林の演技力にもひきつけられる私。かつてAK○のマエアツが「あしたの私のつくり方」(?タイトルあいまい)という映画で純朴な少女を演じて注目をあつめたように、佳林にもその演技力を生かせる配役で映画にでてほしいな。
コメント
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