獲得された絶望感(盲人ウエカジ @ウエカジハローセンター 公式ブログ)

~網膜色素変性症と司法試験とモー娘。と全盲ヘルパー事業所と・・・~

一日東京観光をした。

2014-09-12 23:16:42 | 網膜色素変性症と私
東京観光



9/10は夕方から日本武道館での℃-uteのコンサート。ホテルにとまって翌日は同じく夕方から武道館でBerryz工房のコンサート。9/11のベリのコンサートまでの日中時間ができたので、東京観光。網膜色素変性症な私デスペア。ひとりでははじめての場所はいけない、電車ののりかえは駅員に言えば手伝ってくれるがそのほかのはじめて行く場所はガイドヘルパーさんの手引が必要。



 そこで事前に6週間前に東京都ガイドセンターというところに電話してガイドヘルパさんを手配してもらった私。その手配してもらったガイドヘルパさんと一緒に東京観光。



デスペア的東京観光のポイント

1、東京スカイツリー

 小雨がぱらつくなか、東京四谷のホテルをでて、中央線の錦糸町までいって、そこから地下鉄半蔵門線の押上益スカイツリー前へ行く。



 スカイツリーはチケットを買ってのぼるのだが、事前に電話したらタワにのぼるまで30分ぐらい並ばないといけないといわれていたが、今日は雨で視界不良なので客は日程を変更できない修学旅行生や外国人観光客がほとんどだった。とくに展望台にいくひとのほとんどは外国人だったよう。



 まず350m展望台までのチケットを購入。障害者とヘルパー2人で2060円。チケットを買って高速エレベータにのるのだが、その前になんと手荷物検査。ハローのコンサートの入場時にはカメラやレコーダーの持ち物検査があるけど、スカイツリーではカメラとかレコーダーではなくて危険物のもちこみをチェックしているようだった。東京タワーや通天閣はこういった持ち物検査はないけどなぜスカイツリーあはもちもの検査あるのか不思議。



 持ち物検査をすませて4台あるエレベーターのうちの1つにのって350m展望台へ。この4つのエレベーターには春夏秋冬がきまっていて、私は行きは春、帰りは冬のエレベーターにのった。エレベータのかご内の装飾が春はさくら、冬は雪があったみたいだけど気付かないかもね。私はガイドヘルパーさんに教えてもらった。



 350m展望台をぐるっとまわって、次は450m展望台へエレベーターでのぼる。ここも2人で1060円。のぼって到着するのは445mのところで、そこからタワーのまわりをぐるっとらせんにのぼっていて450mの高さまでいくみたい。本当なら富士山とかいろいろ見えたらしいけど、見えたのは両国国技館の黄緑色の屋根と隅田川と黄金のうんこのオブジェが屋上にのっかっているサントリー?サッポロ?のビルが見えただけだった。



 



 10分ぐらいいてまた350mのところにもどる。ここはさっきのぼったところではなくて別の出口専用みたいで、このフロアに東京タワーにもある、床がガラスばりの場所があった。東京タワーのガラスはたしか1メートル四方もなかったと思うけど、ツリーのは6畳ぐらいのおおきなガラス由香になっていた。さっそく白杖でたたいてガラス由香の上にのってみるもなんともなかった。



 足がすくむようなとかももこにいわせるとおなかがびっくりするようなあの感覚は味わえなかった。ガイドヘルパーさんは足がすくんでガラス由香の上にはのれないと言っていた。私はもっと想像力をはたらかせないとガラス由香をたのしめないな。



 ガラス床が一番もりあがっていた。とくに東南アジアかどこかの外国人の旅行客はすわりこんで写真をとっていたりして楽しそうだった。



2、ハロショ秋葉原店

 昔は東京のハロープロジェクトオフィシャルショップは上のアメ横の上の店、竹下通りのちょっと路地にはいったところにある原宿店、そして1092号館の地下にあった渋谷店の3点ハロショはったが、それが統合されて今は秋葉原店ひとつだけ。



 3つあるときは1日で東京観光として一度にまわった思い出。ハロヲタとしてはやっぱり東京にきたらハロショによらなくちゃということで秋葉原店へ。秋葉原駅から徒歩15分ぐらいかかった。途中大きな道路中央道路?のわきの歩道をずっとあるくのだが、何人ものメイド衣装を着た女性がメイド喫茶の呼び込みチラシくばりをしていた。駅からハロショまで10人以上の女性が呼び込みをしていた。25年ぐらい前に修学旅行で秋葉原をおとずれたときは電気店がおおくて、歩道も電気店のワゴンがならんでいたように思うけどだいぶ様変わりしたな。



 小雨の中あるいてハロショをみつける。ガイドヘルパーさんは東京都ガイドセンターが用意していた地図のコピーをみながら迷うことなくハロショまですぐにいけた。私が事前に今日は東京スカイツリーとハロショと日本盲人会連合と点字図書館を行きたいと連絡していたので、そのルートをガイドセンターが下調べをしてくれていたみたいでとっても助かった。



 ハロショのビルについてせまいエレベーターで4Fにあがってそこがハロショ。宮本佳林の等身大のスクリーンカーテンというものがたらしてあるようだった。衣装はBerryz工房の7人の衣装が展示してあった。どのツアーの衣装化知りたかったが、ガイドヘルパーさんは見つけられなかった。



 網膜色素変性症な私。数年前までは3か月に1度はハロショに行って生写真をかっていたけど、今はもう生写真には興味はなくなった。だって見えないから。なにか実用的なグッズがあればとおもって店内を見渡すも、指をつっこんであおぐうちわとマグカップぐらいしか実用的なものはなかった。せっかくきたのだからと、店の真ん中にあるガチャガチャのドームステッカをひいてみた。300円で1回ひいた

カプセルの中にちっちゃいシールがはいっていて、ガイドヘルパーさんい誰か名前が書いてあるかきいたけど、文字がちっちゃすぎて読めないとのこと。そこでカウンターの女性店員さんに見せると、勝田里奈ですと即答。やっぱりハロショの店員はできる人というかヲタが店員しているのね。さすがだな。



 25年前の就学良港ではパナソニックの録再カセットウォークマンを買った私。たしか19500円だった。あれから25年たって、当時の高校生だった私はまさかガイドヘルパーにつれられて秋葉原にきて、300円のガチャガチャをして勝田里奈のステッカーをひくなんて想像もしないだろうな。ただ今の私は25年後の自分もたぶんハロショにいったらガチャガチャしてるんだろうなとは想像できる。



3、日本盲人会連合と日本点字図書館

 秋葉原のつぎは早稲田に異動して日本盲人会連合へ。今この連合会の会長は全盲ではじめて司法試験に合格した竹下弁護士。司法試験をあきらめたものとしては尊敬すべき先輩。そしてこの連合会が東京都から委託をうけて行っているの事業が東京都ガイドセンター。東京にやってきた視覚障害者や東京に用事のある東京在住の視覚障害者が、東京の目的地までの手引をするガイドヘルパーを派遣事業を連合会がやっている。ガイドヘルパーさんきくと、減るパの自宅から視覚障害者との待ち合わせの駅までの往復の交通費は東京都が補助をだしてくれているとのこと。ありがたいね。同行援護をつかってもふつうはヘルパーーさんののこれらの交通費は利用者もちがおおいのでたすかるね。



 盲人会連合は1Fが受付事務所みたいで数人の人が電話の応対とかしていて、そのとなりが用具販売コーナーという小さなコーナー。視覚障害者用さわる腕時計をみせてさわらせてもらったが値段は1万2500円とたかい。指でさわっても分単位で時間がわかるような時計ではなかった。私がさわって腕時計の時間をしりたいのは静かな会議とかコンサート仲だけど、あまり利用頻度はないので、いまつかっているらくらくホン7という携帯電話の音声時刻読み上げ機能で十分だな。



 またこの連合会は毎日平日m、JBニュースというメールニュースを配信していて、その情報は視覚障害者に関する情報なのでとっても役立つ。どこどこで音声解説付き映画が上映されるとか、障害者団体の大会がどこどこでひらかれてどんなことが話し合われたとかニュース配信してくれるので便利。だれでも登録すれば読めるのでぜひ登録してね。



 そのJBニュースで依然皇族の佳子さまがこの連合会を訪問されたとのことだったので、その話しも聞いて、そのあと、3Fの点字図書館にもいったが、こここにたくさんの点字図書が陳列してあるのではなくて閉勝っ敷きの図書館みたいだった。



 そのあとまた歩いて近くのといっても10分ぐらい歩いて、今度は日本点字図書館へ。ちょうど16時ごろに到着して用具販売コーナーは終了しかけていたけど、無理をいってグッズをみさせてもらった。



 点字入力機のブレイルメモで文字入力をすこしおしえてもらった。6つのボタンで6点点字を入力するのね。あとせっかく対応してくれているんだから何か買おうと、ショルダーバッグと小銭入れを買った。ショルダーバッグは、たすきがけにかけてつかってちょうど背中にリュックがくる、そのリュックを脇腹のしたからぐっとひっぱるとリュック部分がおなかのところにぐるっとかんたんにもってこれる。これはいいね。リュックはいちいち方からおろして中身をとりださないといけないけど、これならたすきをぐるっとひっぱるだけで、リュック部分が手前にでてきておなかのところでリュックの中身を確認できるね。ハローのコンサートのときの持ち物検査もわざわざリュックをおろして前にする必要がなく、するっとスマートに手荷物検査うけられるね。たすきがけのっショルダーリュックは便利だね。値段は4500円ぐらい。



 あと30センチぐらいの人形がカウンターの上にちょこんとのっていて、手をぐっとにぎると「ぼく まーくん」としゃべった。とってもかわいらしい声。いろいろしゃべると答えてくれるらしい。値段は2万円。私もあと20年ぐらいしたら買おうかな。



 あそうそう早稲田の駅の地下でスープストック東京というスープ屋さんでカレーとスープのセットを食べてみる。ガイドヘルパーさんのおすすめのエビのビスクスープをのんでみる。エビの香ばしい香りがしたおいしいスープだった。おしゃれなカレー屋さんが東京にはあるのね。お値段はカレーとスープとジュースで1150円。ちょっとお高めだけど、ノートパソコン開いてネットに接続してガイドヘルパーさんに武道館ライブグッズを解説できたのでよかった。



4、ヨドバシカメラ新宿西口

 早稲田から九段下まで東西線ですぐで雨もやんでいてすんなり九段下から武道館までたどりつけた。ライブおわって、さぁ新や高速バスでかえるぞ。時間は21時をまわっていたけど、ガイドヘルパーさんはしっかり手引してくれた。おわかれしたのが22時40分。12時間以上ガイドしてもらった。とってもたすかった。私より30才ぐらい年上の女性なのに、私よりも元気で最後まで疲れをみせなかった。プロだね。



 バスターミナルについて、すこし時間があったのときれいなトイレがつかいたかったので、となりのヨドバシカメラのビルにはいって地下で問いいれをかりてシャツをきがえた私。うついでに淀橋の携帯っ電話コーナーで新機種のらくらくホン8のデモ機(操作はできないやつ)をさわらせてっもらったけど、私が持っているらくらくホン7には片手で携帯をパカッ

とあけることができるワンタッチボタンがあるのだけど、8にはそれがなかった。このワンタッチボタンは白杖ユーザーとしては重宝。白杖ユーザーは必ず片手は白杖でふさがるので、胸ポケットにいれた形態をとりだし、ワンタッチで片手で携帯をパカッとできるのは大事な機能。



 らくらくホン8っはまだかわなくていいな。次の9がでてからでいいかな。



 一人ならこんなに充実した一日はすごせなかった私。ガイドヘルパーさんのおかげでこんなにもいろんなところにまわれて、最後はらくらくホン8の情報まで得られた。日本盲人会連合の決算書をみると、この東京都ガイドセンター事業の利用者は年間1200人ぐらいで(たしか記憶あいまい?)で、そのうち男性の利用者は1割ぐらいしかいなかった。視覚障害者のおっさんももっと街へでてハロプロライブいかなきゃだよ。外に出る目的をつくらないといけないね。そんな人にはぜひハロプロをおすすめします。今の注目は宮本佳林がセンターのJuice=Juiceとハロプロ研修生ですよ。

9/23の祝日には静岡市清水文化会館でピンクスコピンクスライブというコンサートが13時からと17時30分からの昼夜2公演あります。そこでJuice=Juiceの宮本佳林がソロで歌を歌いますよ、もちろんJuice=Juiceも歌をうたうし、スーパーガールズ、恋するアドレセンスというグループもdえますよ。同じ日大阪のゼップなんばではハロプロ研修生がこれまた昼夜2公演コンサートしますよコンサート名はハロプロ研修生発表会 9月の生タマゴSHOWです。ぜっさんぴあとかローチケで一般販売しているのでぜひ買っていってみてね。とくにおすすめは宮本佳林が歌う兔dtocome(ウサギとカメ)、研修生が歌う恋したい新党「の2曲です。佳林や研修生のことをもっと知って、彼女たちがいままでどんな苦労やくやしさを感じてきたかを予習していけばこの曲はとってもすばらしい曲に聞こえますよ。」

 

  
コメント (1)
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