獲得された絶望感(盲人ウエカジ公式ブログ)

~網膜色素変性症と司法試験とモー娘。と・・・~

音楽を知る。

2014-09-06 21:51:23 | 雑感
 小学生のころの修学旅行。京都奈良ににいってもそこの名所がどんな歴史と物語があるかを知らないとつまらない。事前にどんな場所かを予習していくことが大事。

 音楽もおなじで、昨日のJuice=Juice宮本佳林のブログで、Juice=Juiceの曲「私が言う前にだきしめなきゃね」について語る佳林。ブラスの音がかっこよくて好きだとかたる佳林。私はどうしても佳林の歌声と歌詞に注目してしまい、その後ろにかくれているメロディとリズムや楽器、音色には無頓着。佳林がいいというから、聞きなおしてみたら、たしかにブラス、トランペット?かサックス?の音が間奏にはいっていて、リズムが途中とぎれてブレイク部分があったり、リズムがはやくなったり、なかなかつくりこまれている曲。佳林のブログで音楽の楽しみを知った私。網膜色素変性症な私デスペア。目でみて楽しむことができなくなったので、音楽を楽しもうと思っている私。

 去年NHKのEテレでやっていたYMOの教授こと坂本竜一の音楽教養番組スコラを見ている。録画しているものを一気にみている。

 ベートーベンの曲は晴朗であったり、バッハが音楽の父とよばれるのは、音楽に調整、町長と単調という様式をとりいれたからとか、ジャズとはブルーノートとコールアンドレスポンスだとか、リズムとはなにか。グルーブとはなにか、身体性とのりとはなどわかりやすく教授が教えてくれる。

 私はグルーブとはてっきりグローブ感と一緒の意味かとおもっていたら、そうじゃないのね。グルーブとは体が自然と動き出す容易なのり、それは人間の呼吸や歩く動作から着ているリズム。ついついリズムをとってしまう音楽、それがグルーブがるといこと。

 佳林がおすすめしている、Juice=Juiceのインディーズシングル「私が言う前に抱きしめなきゃね」もたしかにグルーブ感があるね。とくに私が言う前にのメモリアルエディットバージョンはとくにグルーブ感があるね。

 こういって音楽の知識を得たうえで、Juice=Juiceの楽曲をきくとぜんぜんそのたのしみがちがってくるな。それだけJuice=Juiceの曲はつくりこまれているな。通好みというか、おしゃれな楽曲といわれるゆえんだな。

 私がアイドルに求めるのは、胸キュン感とかセンチメンタルといった、彼女たちの今を歌っていることが必須だとおもっているけど、ジャジーというかグルーブ感とか、ブラスの音色とかそういった音楽知識があると、胸キュン度合いがなくても楽しめるな。

 これからもいろんなジャンルの音楽を聞いていこう。

p.s.
明日はナマタマゴの初日@名古屋。なんと段原瑠々がアナとユキの女王のありのままでをソロでうたうと事前発表。また度胆ぬかれるんだろうな。たぶん段原瑠々は中1にして過去のハロプロメンバーのだれよりも歌はうまい。ハロプロ史上1番のウタヒメにはまちがいない。音程といい、リズムといい、声量といい、すべて一番だろうな。

 だけど、胸キュンとかセンチメンタルというアイドルポップのエッセンスは到底、宮本佳林の歌にはかなわないな。
コメント
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