おとなしくしろっ
10連休3日目。今日も東京遠征。昨日は神奈川県の海老名市の東横インにとまって、今日の朝小田急で新宿へ。新宿全労済ホールスペースゼロでのハロプロの一番新しいグループBEYOOOOONDSビヨンズ主演のミュージカル「不思議の国のアリスたち」へ。19日からはじまったこの舞台も今日の2公演で千秋楽。それを見るために海
老名から新宿へ。
海老名駅から新宿駅までは、快速で55分もかかる。海老名駅の発車チャイムは何かの曲がながれる。手引きしてもらった女性駅員さんにおしえてもらう。この曲は、いきものがかりのさくらという曲です。本厚木駅はエールがチャイムですとおしえてくれた。いきものがかりがここの出身とのこと。あと厚木駅は海老名市にあるけど
厚木駅というとのこと。こういった豆知識もおしえてもらうのはうれしいね。網膜色素変性症な私デスペア。ほぼ全盲な視覚障碍者の私。こうやって手引きしてもらうときに時々路線のこととか駅のこととかおしえてもらう。たのしいね。
11時30分開演なので、海老名駅を9時すぎに出発。小田急新宿駅に到着して、目指すは、全労済ホールの最寄り駅、新宿駅京王新線ん口改札。京王新線、都営新宿線、大江戸線の駅改札をめざす。小田急新宿駅からはとおいかなとおもっていたら、何度っかえすかレターでくだるとそこは京王新線口だった。意外と近くてびっくり
。あまりにも乗り換え移動距離が長いと駅委員によってはそれはできないと断られるので、近くてよかった。
10時30分のロビー会場にまにあって、3人目として列にならぶ。お目当てはグッズ。今回は13色にかわるブレイドペンライトが発売されていて、それが人気らしい。舞台中もそれをつかって応援するようなのでぜひとも解体ところ。
しかし、ロビー会場してすぐにグッズ売り場にいても、本日分はすでに売り切れましたとつれない返事の売り子さん。このブレイドペンライトを購入しようとすれば、10時30分でなくて、9時30分のグッズ先行販売時間に一番にならんで買わないといけなかったよう。私のうしろの女性客が買えたといっていて、あれ?おかしい
なとおもって、終焉後手引きしてくれたスタッフに聞いたら、先行販売というものがあったことを知った私。タイムリピートのパンフレットにしてもそうだし、ブレイドペンライトにしても、売り切れたと知ったら余計にほしくなるね。
11時30分買開演も、15時開演の千秋楽もどちらもほぼ満席。千秋楽は当日券もないほんとの満席。
開演前10分ぐらいから、影アナ、ビヨンズの新人3人、平井、里吉、小林の3人がアナウンス。そのあと開演前にもういちど携帯電話の電源をきってくださいのアナウンス。声優さんみたいな言い回し。あきらかに3人ではない。どこかで聞いたことあるなという声。その声がミュージカル本編なかでもストーリーテラーの声、ナレ
ーションをしていた。お芝居の中盤ようやく気付く。この声は元モーニング娘。の飯窪春菜だ。やんたんでよく聞いた声だった。なかなか上手なナレーションだった。視覚障碍者に私にとっては、飯窪春菜がナレーションで、場面遅延時とか、状況を開設してくれていてよかった。飯飯窪春菜は最後まで舞台にはでてこなかったので、
この声は録音だね。だけどとってもナレーションがお芝居にあっていてとてもよかった。
デスペア的不思議の国のアリスたちの見るポイント
1、清野桃姫と前田こころがもったいない
私の事前情報としては、不思議の国のアリスが9人いて、みんなが主役。それをビヨンズのチカテツと雨の森川海の9人が演じる。そして須藤茉麻となんとか無限大さんという人も登場するというぐらい。みんなが主役だったらたのしいなと思って、いってみたら、なんと主役は山崎ユハネ。ビヨンズで一番人気が山崎ユハネのよう。
山崎たしか今高校2年生。その年代のハロプロメンバーが演じたお芝居とくらべると、演技も歌もいまいち感情ののせかたとかが少したんぱくに感じるけどもセリフ、歌とも山崎ユハネらしくてよかった。とっても上手だった。結論から言うと、今回の舞台は、山崎ユハネ演じるユハネの夢の中野話。不思議の国に迷い込んだ夢をみて
、そこで、自分というもの、アイデンティティーを獲得していくという物語。そして夢からさめて現実にたちむかっていくという話。まさにユハネのための舞台だった。
だけど、山崎は全然主役全とはしてなかった。もうすこし座長感をだしてほしかったけど、そういうのは終焉後のあいさつでも一切なかった。もっとまわりがもりたてていってあげればいいのになと思ったが、そこでほかのメンバーと差をつけるのはだめだと事務所判断かな?
とにかく、ユハネの大抜擢だった。
それに引き換え、清野野茂姫と前田こころの扱いがいまいちだった。この二人もアリスの一人としてかわいいアリスを演じるかとおもいきや。舞台上にいたのはテルとカオル?総長だった。そうJuice=Juiceが昨年10月におこなったミュージカルタイムリピート永遠に君を思うの時の役そのものだった。
しゃべり方とか、語尾の扱い方とかが、まさにテルだった。前田こころ低い迫力のある声で演じていた。あれ?二人はアリスじゃないの?男役と勘違いさせるような役作りだった。
なぜだろうとおもって、脚本演出をみてみるおt、太田善弥という人でタイムリピートの脚本家だった。
そういうことか。TRの時のキャラ設定がその子にあっていたので、それでいっちゃえっていう思いなんだろうな。なんかもったいないね。清野桃姫はなんかちょとと調子のいい3枚目役、前田はまじめな男子役で役が固定されているようだった。この二人はハロプロ研修生のエースといわれて、人気もあったが、最近は人気がのびなや
みだね。後輩の山崎ユハネとか岡村南に人気をぬかれてしまっているね。うーーんもったいない。
やはり、ゲキハロ時代の塩田さんにもどってきてほしいな。彼ならどんなふうにこの二人を脚本しただろうか。宮本佳林
の才能を認めて、佳林のための台本を書いてくれていた塩田さん。ぜひアイドル全開の演技の清野と前田の台本をかいてほしいな。
2、平井、小林、里吉
なぜかビヨンズの追加メンバーとして加入した3人。19歳20歳の3人。ヒライと里吉と小林。
今回の舞台では、この3人は須藤茉麻演じる女王様の手下。小林は特技のピアノを駆使して、劇中でもピアノをひいてほかのメンバーの歌の伴奏をしていた。
この3人はみんな演技ははじめてのようで、小林は終焉後のあいさつで、小学生の学芸会以来の演技でしたとコメント。すかさず隣のまーさが、学芸会と一緒にしないでよ!!とお怒り津つっこみ。それほど3人は縁起初心者。
でも初心者はしゃしんしゃ なんだけども、3人は役がはまっていた。
特に、平井。コンサートMCでもまったく声をはらないヒライ。なんていうかトーンが低い。声がとおらないしゃべりかた。そして棒読み。コンサートMCでもそうなので、舞台でももちろんそう。
だけど、その棒読みというか感情が声にでない、はりあげない発生が実に今今回の役にあっていた。女王様の手下の男役のヒライ。冷静で、忠実な部下をうまく演じていた。その声がなんかやみつきになる声だった。一岡伶奈のように声がほそいわけでなく、しかりしているんだけども、どこかそこはかとなく棒読み。そこがなんかや
みつきになる。
カーナビの音声や、スマートスピーカーのナレーションにぴったりな声。無機質なんだけども必死で感情をこめようとしているその声。なんかそこがいいね。若い女の子特有のキャピキャピ感とかが一切ない声。これからヒライの発生に要注目だね。
あとの二人も演技がよかった。小林はピアノはあんなにすばらしいのに、だめだめな無能な手下役をうまく演じていて。どぼじでどぼじてみたいな発生がとってもよかった。あれは縁起か素なのかわからないが、あれが演技なら名演技だね。ちびまるこちゃんにでてきそうな役だった。
里吉は一番演技がうまかった。ちょっとお調子者の、陽気なキャラをうまく演じていた。
この3人が一種独特な雰囲気をかもしだしていたのがよかった。不思議の国をよくあらわしていた。
3、ストーリー
お話としては、まーさ演じる不思議の国の女王が、不思議の国のアリスをひとり選ぶためにオーディションをしていくというもの。
そこに現れたのが9人のアリス。同じ名前を持つ少女たち。その中から本当の本物のアリスを決めるというものがたり。
でも実はこの9人のアリスは、自分の名前をわすれてしまった女の子たち。自分の名前をおもいだすということで物語はおわっていく。
山崎も最後、私はユハネ!と叫ぶ。それはまるで、千と千尋のハクトキネシスノヌシ?が名前を思い出すあの時のよう。君の名はで君の名を言うあのシーンのようで感動的。涙が出てきた。自分を取り戻す物語。仲間のために自己犠牲の物足り。涙が2公演ともでてきた私。台本のつくりはかんたんだけど、なかなかいいお芝居だった
。
4、メンバーカラーを覚えるのにちょうどいい
ストーリーもよかったけど、一番よおかったのは、メンバーカラーを覚えられたこと。
ビヨンズメンバーのメンバーカラーはまだおぼえていない私。清野桃姫が名前に桃がついているのに、ピンクにはしてもらえず、なぜかオレンジにさせられたということぐらいはしっているけど、ほかは知らない。そんんな私にはぴったりのお芝居だった。
9人の同じ名前を持つアリスだとややこしいので、須藤茉麻女王様が、9人に名前をつけていく。ちょうどそれぞれのアリスはメンバーカラーのリボンをつけていたので、その色にいちなんで名前をつけていく。
一岡伶奈は、ライトブルーなのでライト
同じ青色の前田こころはシーブルーで、シーかブルーどっちがいいとまーさが前田にきいて、前田は男前にもちろん・・・・ブルーとかこよく言っていた。
島倉リカは浦崎でもパープルでもなく、青みがかかった紫のラベンダー。ラベンダ。
清野桃姫はそのままオレンジという名前をつけられた。
高瀬くるみは、ミントグリーンということでミント。
岡村南はピンクで、おなじようなピンクの西田詩織はホットピンクでホッピー。この二人のピンクが私こそほんもののピンクよ、といいあいしていておもしろかった。終焉後のあいさつで西田が、握手会とかで評判がよかったので、今後も1年に1度はこういういいあいをピンクとしたいと言っていた。
江口沙耶はてっきりほっとぴくかとおもっていたら、黄色のデイジーとのこと。デイジーと名付けられた。今回の舞台では一番出番がすくなかったように思うのが江口。
最後に、山崎ユハネは赤、ただの赤じゃなくてイタリアンレッド。レッドと名付けようとするまーさに、レッドはリーダーみたいでおかしいとほかのアリスたち、そこで考えるまーさ。それじゃイタリアンはどう?それはおかしい。ということでアンになった。このアンは赤毛のアンからとったのかなとおもったら、そうじゃなくてイ
タリアンのアンなのね。
今回の舞台でビヨンズ9人のメンバーカラーが覚えられよかった。いまだにこぶしつばきのメンバーカラー、娘のメンバーカラーも覚えられていない私。覚えるのにぴたりの舞台だった。
千秋楽終焉後ひとりひとりあいさつ。はじめはは、ウサギ役の声をださなかったジャグラーのカナ無限大さんという女性、その後まーさ、平井で、最後は主役の山崎。
ヒライは声は棒読みだけど、感情は豊かで、涙があふれてきて、あいさつがうまくできず、なんども涙をこらえるために無言になっていた。最後の茉麻をはげますついていきますというシーンで涙声のヒライ。感情がよくこもっていた。お芝居になっていた。でもヒライのすごいところは、あいさつでないていても、どこか棒読みなん
だな。泣き方も棒読みってことないけど、なんか棒読みなんだよな。そこが魅力だね。気になてしょうがない。
須藤は平静4年にハローにはいって、平成最後もまたハローで仕事ができて。ハローでしめくくれてよかったといいこといっていた。あと、まーさは、ビヨンズがメジャーデビューしていく背中をおしたいとも言っていた。ビヨンズははたしてCDデビューするのか、演劇セクションとして独自路線をいくのかあいまいな位置づけ。メジ
ャーデビューするのが当然のような茉麻の発言にちょっと客席は変な感じになった。
2時間弱の舞台。選手楽あいさつがあったので、2時間10分の公演時間だった。ビヨンズのお披露目舞台、知ってもらう舞台としてはよかったけど、清野と前田は、このキャラで固定されてしまいそうで、ほんともったいないな。あと高瀬ももったいないな。高瀬なんかは娘。にはいっていれば、娘。の毎年のミュージカルで常に主
役をはれるだけの演技力と華があるのにな。あぁもったいない。
そうだこうなったら、清野、前田、高瀬はJuice=Juiceにはいってほしいな。この3人にとってはビヨンズという枠は小さすぎるのかもしれない。
PS
明日4月30日、ビヨンズがラインで名配信をするよう。イベントの模様を生配信するようなのでぜひチェックしてみてね。きっと私の言いたいことがわかるはず。
ps
おとなしくしろというセリフは、平井がうさぎをつかまえるときのセリフ。それが棒読みぽくて私のつぼ。