獲得された絶望感(盲人ウエカジ公式ブログ)

~網膜色素変性症と司法試験とモー娘。と・・・~

明日26日土曜日の岩手県盛岡でのJuice=Juiceライブにそなえて仙台にまえのりした。

2019-10-25 23:24:19 | モーニング娘。と私

ウエスギじゃないのかー

昨日の名古屋でのハロプロじのエース、ハロプロの希望の星の宮本佳林のソロライブツアー千秋楽を終えて、大坂の自宅に戻ったのは24時すぎ。朝起きて会社にいって、午後からお休みをもらって、今度は大阪から仙台へ。明日26日岩手県盛岡のライブハウス盛岡倶楽部チェンジウェーブでおこなわれる、宮本佳林をエースとするJuice=Juiceのライブのために仙台に前乗り。

大坂から新幹線で盛岡までいくと障害者割引をつかっても、17000円ほどかかる。これは高いなということで、前乗りして金曜日にいったん大阪関空から仙台にピーチで飛んで、仙台で一泊してから高速バスで盛岡へ。するとホテル代も含めて13000円で行ける。

仙台は点字ブロックも商店街にまでつながっていてとってもいい街なので、数週間ぶりにまた仙台をおとずれたいきもちもあった私。

ただ、今日は雨、大雨といっていいほど雨がふっていた。大坂も雨だったけど仙台はもっと雨がふっていた。関東の千葉はもっとひどいようで避難指示がでたよう。佳林は千葉なので心配。

15時発の関空発の仙台行きのピーチ。関空の手引きしてkるえたたピーチの男性スタッフが実に手引きがうまかった、物理的なうまさというより、情報を過不足なくタイミングよく、リズミカルに伝えてくれあ。ちょっと離れますねとか、もどってきました、無線で連絡をしてもいいですかと一言言ってくれる。これがありがたいね。方向感覚もばっちりだった。

上手ですね、訓練を受けているんですかと聞くと、アテンドするのは実ははじめてなんです。研修はうけていますけどねという返答。そうか、なんでもはhじめからできる人はいるのね。おそらくその人は視覚障碍者だったらどう思うかということを先読みして情報を提供してくれているのだとおもう。別のスタッフと私がチェックインカウンターで手続きをしていて、ふとした瞬間に、私はここにいますからねと一言いってくれる。うれしいね。才能だね。

これはおそらくどんなに努力してもすぐにはできないんだろうな。まるで宮本佳林のよう。才能がそもそもあってそこからの努力の佳林。昨日のライブを見てやっぱりほかのハロp;ウロメンバーとはレベルが違うと痛感した私。こういった才能あふれる若い人を見ると実ににすがすがしい。

親切な手引きだったけど、ピーチの出発は30分以上おくれて、仙台到着も30分ぐらいおくれた。そのスタッフによると、おそらく雨なので乗客ののりおりに時間がかかっているんだとおもいます。その時間がかかった飛行機が前の空港から到着して、また飛び立つので、そこでもまた時間がかかってどんどん時間がかかるみたいですとのこと。ただアナウンスでは乗員ぐりの影響ということだった。機材ぐりのため欠航というのはよく聞くけど、乗員ぐりのため遅延ってどういうことなんだろうね。おそらく乗客がもたもたしているせいだけど、それを乗客のせいにせず、きっと乗員のせいにしてアナウンスしているんだろうね。

仙台に17時前にについて、ついてから10分以上待つ、ほかの客が全員おりてからおりる私。10分以上待つ。飛行機はほんとおりるときに時間がかかるね。はやくおりようとおもえば前のほうの席を予約しないといけないね。スタッフに聞いたら、早く出たい人は、パ前のほうの席を予約するとのこと、そして間前のほうの席は席を予約する場合もほかの席を予約する場合よりも値段が高いとのこと。はじめて知った。

ちなみに、視覚障碍者の私は、席は予約せず、ピーチがアテンドしやすい場所を勝手に予約してくれる。今日は2列目の窓側の席だった。

仙台駅空港に着陸するときすこしがたんと飛行機がはねた。頭をよこの壁にぶつけそうになった。どうやら仙台は天候がわるく、風もつよいらしい。JRのの仙台行きの電車で隣にのりあわせた人は名古屋から仙台までANで来たけど、天候によってはおりかえすという条件でのフライトだったとのこと。あやうく私もそうなるところだったのかもね。

仙台空港の到着がおくれたせいで16時55分発車の仙台駅行きの空港リムジンバスがすでに出発。330円でいけたのにがかり。しかたなく660円の電車賃でJRの空港アクセス線で仙台駅へ。ホームで電車を待っている間も風がつよくて雨が横殴りにふきつけてきた。

26分ぐらいで仙台駅に到着すした。社内では隣にすわった人が私を見守ってくれていてすこしお話もした。するといきなり、チロリロリンチロリロリンと乗客のスマホや携帯から警告音。まさか津波かとおもったら、土砂災害危険情報、レベル3が仙台の青葉区などの土砂災害地域にでたとのこと。その後も、ほかの客の携帯からおくれて警告音がなったりした。

旅先でこういった災害警報の音を聞くとどきっとするし、視覚障碍者はまちがいなく災害避難困難者なので、どうしようもないね。スマホをとりだして確認するまでもなく、隣の人がすぐに読み上げてくれたので安心できたありがたいね。

その人から、仙台城はない、城跡城址しかないとのこと、私が青葉城とはどこにあるんですかと聞くと、それが仙台城の城跡のことです。駅から歩いて30分以上かかりますよとのこと。青葉通りをずっと西にいけばいけますとのことだった。勉強になった。

仙台駅に到着して、ここからは駅員に手引きされて西口改札へ、エスパルというエキナカのお店の通路をとおって、交番あたりにでてくる。2階の西口から連絡通路にでて、ここからは一人。目指すは東横イン仙台駅西口広瀬通。

目の見える人なら10分たらずでいけるところ、この雨の中、視覚所会社の私は1時間15分もかった。

まず連絡通路から、ハピナなかけちょう商店街アーケードを目指すもなかなか見つけられず、人通りの少ない連絡橋をひたすらつきすすむ、心配になんってなんども立ち止まって、声をかける、人の気配のほうに声をかけるも、人がいなかったり、通り過ぎられていくことがおおかった。雨のなか、立ち止まって視覚障碍者の道をおしえてあげる人はなかなかいなかった。

でも、たちどまって、気配をうかがっていると、背後から、どうしました?と声をかけてもらって、びっくりする私。ハピナ商店街にいきたいんですというと、ここを左にいって、そしてまた左にいってくださいとのこと。親切な女性だった。

なんとかハピナ商店街があるだろう地上におりたものの、商店街の入り口がみつからない。反対の方向にあるいていて、人に聞いて、ハピナの入り口まで手引きしてもらった。親切な若い男性だった。雨なのででリュックカバーと傘をさしていて、リュックのなかからありがとうカードを張り付けたJuice=JuiceのCDを取り出してプレゼントするのは、とっても手間がかかるけども、半分雨に濡れながら私を手引きしてくれたその男性にわたさねばということで、アーケードにはいってから、白杖を地面に落として、リュックから取り出してプレゼント。よrこんでくれた。

ハピナなかけちょう商店街を西にすすんで、南北にのびる翁車道にぶつかったので、そこを右へ北にすすむ、点字ブロックはちゃんとつながっていて、

めじるしにしていた、すみきり角のファミリーマートまでたどりついた。この角の東西にのびる大きな道路が広瀬通のはず、広瀬通を北にわたったら東横インのはず。

ファミマで、どんべいとカップコーヒーと水を買って、再度出発。

この時、店を出るときに私の頭の中野地図がくるったのか、広瀬通をわたる、北にわたる横断歩道への点字ブロックがみあたらない。おかしいなおかしいなとどんどん東に歩いていく。 すると音響信号のない大きな横断歩道にぶちあたる、そこでどうすべきか気配をうかがっていると、うしろから若い女性が、青です、わたりますかと声をかけてもらった。

せっかくなので渡る。大きな車道だった。わたっている最中に、これは広瀬通ですか?と聞いてみたrあ、違いますとのこと。これは本町通りですとのこと。広瀬通をわたりたいのなら、わたってきた横断歩道をもう一度もどって、そして右の横断歩道をわたってくださいとのこと。

でもよくよく聞いたら、歩道橋でも広瀬通をわたれるようだった。若い女性は階段は大変だろうということで、もどって横断歩道をわたったほうがいいとアドバイス。 ただ、長い横断歩道を音響ななしで、この雨の中渡る自信はなかったので、その女性のアドバイスをむしして、歩道橋で広瀬通とおもわれる大きな車道の上にかかる歩道橋をわたる。歩道橋をわたったはいいが、歩道橋のくだりかいだんが何回もおりかえしていて、方向がわからなくなった。

ここから迷ったね。一応、大きな広瀬通とおもわれる道をうろうろしてみる、歩道の点字ブロックがとぎれて、これでジエンド。どうすべきか。

ここでiPhoneの地図音声アプリ、ブラインドスクエアをだして、東横インの方向と距離をたしかめればよかったのだけども、この雨の中、iPhoneをポケットから取り出すのが面倒、それにこの雨の中、iPhoneもびしょびしょになるし、雨の音で音声もきこえないんじゃないかとおもってiPhoneはとりださず。

すいませんすいませんとあたりかまわず声をだす。 うすぐらい。すでに19時をまわった仙台駅のわけのわからない歩道の上で、愛を叫ぶ中年男性。

しばらくすると、若い男性が声をかけてくれた。どこにいくののですか?東横インはか宮城交通高速バスのりばにいくんですというと、そこなら行くところだったので一緒にいきましょうということで、宮城交通、通称ミヤコウ仙台バスセンターまで案内してくれた。センターの前で、その男性とわかれて私は東横インをめざす、でも広瀬通をわたる横断歩道がみつけられず、いったんバスセンターにもどって、明日の岩手盛岡行きの高速バスチケットを買うためにたちよる。

でも、当日券しか片道切符はうってないとのこと。当日きてもらって、のれるかどうかとのこと。やけに悠長なバスだなとおもった。おそらく満員になるってことはないんだろうね。朝7時、朝8時、朝8時40分に盛岡行きのバスが覇者するということをおしえてもらって、再度雨の中に出る。

バスセンターのスタッフが、歩道のところまで手引きしてkるえて、お東横インの方角をおしえてくれて、目の前の広瀬通をわたる横断歩道が、右のほう、東のほうにあることをおしえてくれた。またのりばがすぐ近くらしく、年配のご夫婦が、話にわりこんできて、あなた東横イン知ってるでしょ、どこなの?東横インは向こうにあるよと私に教え照れた。

広瀬通をわたって、西へ、小さな車道のため歩道がとぎれて、そこでたちつくす。おそらくこの北にのびる細い車道を北にいけば100メートルぐらいで左手に東横インのはず。 でも革新がもてない。またまよったらやだな。ここでiPhoneをとりだせばよかったのだけど、大きな水たまりに足をとられて、スニーカーの中まで雨がびっしょり。上着のレインジャケットも水がしみこみはじめてからだが寒くなる。気力がうせかけたその時、うしろから助成が声をかけてくれた。

東横インにいきたいんですというと私も同じ方向なのでいきますとのことで案内してくれた。どこからですかと聞かれたので大阪ですというと、ようこそ仙台へたのしんでくださいねと、観光協会の人みたいに歓迎された、何かそういった職業なのかもね。

雨の中、東横インの自動ドアの前まで案内してくれた、たすかった。できた女性で、中年男性とずぶぬれの男性と自動ドアの中にはいってフロントまでつれていってくれることはなかった。できた女性だった。

自動ドアの前で、またリュクからびしゃびしゃになりながら、ありがとうカードとJuice=JuiceのCDをラッピングしたものを取り出す。そして差し上げる。よろこんでくれたみたいでよあかった。

ようやく、東横インについた。

とても勉強になったのは、雨の日、それも強い雨の日は、視覚障碍者は初めての場所をうろうろすべきじゃないってこと。まず雨の日は、声尾をかけてみても、反応してくれる人が少ない。というか、人の気配を私が感じられずに、人のいないところにむかって何度も何度も愛を叫んでいた。愛をください。愛をくださいと叫ぶ、中年男性。

仙台駅の西口のあたりで、愛を叫ぶ視覚障碍者の男性。どうしてぼくはずぶぬれになって道をたずねているのだろう?おちこぼれのガラクタだって満点の星空は見上げられる。視覚障碍者だって、あきらめなければやる気さえあれば、必ず親切な人がたあすけてくれる。感謝。

さて、明日は、盛岡にいってわんこそばに挑戦しようとおもうも、わんこそばのお店あずまやに電話してみても20時で受付はおわっていた。はたして明日わんこそばを食べて、Juice=Juiceのライブにいけるのか。雨の中、また中年男性は盛岡の中心で愛を叫ばないといけない。

ps なかなか目的地にたどりつけなかった原因の一つが。通りの名前。広瀬通りはちゃんと伝わったけど、それと垂直に南北にのびる上杉通りを私はずっとウエスギどおりと言いながら道をたずねていた。ウエスギ?という反応がよくかえってきた。あたごうえすぎ通といえばつうじた。ウエスギはウエスギじゃなくて、カミスギどおりっていうのね。そりゃ通じないわけだ。

 

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