客観しできるということ
毎年11月第3土曜日は、大阪府高校演劇発表会がある。正式名称は研究会のよう。この演劇発表会は毎年観覧しにいっている私。今日は大阪心斎橋のライブハウスで宮本佳林をエースとするJuice=Juiceのライブがあって、ファンクラブでmなかなか手に入れられないチケットをもっているけども、そちらのライブにはいかずに、朝から箕面市立メイプルホールへ。大阪の滝ともみじと温泉が有名な箕面のメイプルホール。朝から晩までずっと今日はそこにいた。
というのも、箕面メイプルホールで行われる高校生演劇発表会は視覚障害者の観客のために、高校生たちがリアルタイムで音声ガイドをつけてくれる。それを貸し出されたFMラジオで聞きながら高校生演劇を見れるというイベント。視覚障害者にはありがたいイベント。網膜色素変性症な私デスペア。ほぼ全盲な視覚障害者。ハロプロのミュージカルならセリフのほかに歌があって、内容を把握しやすいが、いわゆるストレートプレイのお芝居だと、動作だけのシーンや、ちょっとした表情などがストーリーに大きな意味をもってくる。それが視覚障害者はわからない。だから演劇は見ない視覚障害者は大井。 でも、そんな視覚障害者でも、たのしめるのが今日の高校生が音声ガイドをつけてくれる高校生演劇発表会。
朝8時25分に家をでて、箕面に9時すぎに到着。箕面駅前のコンビニは2つ。アズナスとデイリーヤマザキ。 もちろんデイリーにたちよる私。11月はデイリーヤマザキあがアンジュルムとコラボして対象商品を購入した人にアンジュルム限定グッズ、ステッカー、クリアファイルをプレゼント。うれしいね。ということで、昼ご飯や飲み物をかうために、いやあんじゅるむグッズをコンプリートするためにデイリーによる。 ステッカー2種類、クリアファイル4種類。すべtげもらおうとおもえば、対象商品18点かわなければいけない。ステッカーは栄養ドリンク、クリアファイルはおかし、カップ麺などと対照消費がきまっている。 ガイドヘルパーさんいレジの人から対象商品リストの髪をもらって、それをみながらレジかごにいれていく。かっぷめんはかさばるので、ソイジョイなんかいいなとおもったけど、ソイジョイは味が何種類かあるも、対象商品はその中の1種類。それは売り切れで変えず。 ということで、私が勝ったのは、ウィルキンソンの1リットルの炭酸水、チキンバーというチキンソーセージ4本、グレープ味のグミ3、アリナミンゼロという150円ぐらいの栄養ドリンク6本、あとこのほかに何点か買って18点。 コンプリートできて、店の外でアンジュルムの看板をバッグに写真撮影。ツイッターで@despairrphopeでツイートしているので見てみてね。
アンジュルム対象商品を探すのに時間がかかって、9時30分の1公演目にはまにあわず10分おくれで、会場入り。客席の外のロビーでもステージの映像とおとがながれていて臨場感がロビーにまでつたわってくるね。
デスペア的高音声ガイドつき高校生??発表会のポイント
1、6公演みる
高校生演劇発表会は全国大会の出場をかけての大会、京都明日2日間おこなわれるのは大阪府大尉会。地区大会を勝ち上がった強豪校が演劇を披露する。今日は7校が披露。
ただ、準備の関係で音声ガイドがつくのははじめとおわりをのぞく5、公園。1公演目遅刻したけど、それには音声ガイドはついてなかった。
ついてなくても楽しめた。青二才という演目で、高校生の日常、悩みをあらわしていた。
2公演目のりんごが照らすエピックは、SNS時代にうまれた高校生のSNSにほんろうされる姿が表現されていた。いじりいじられ、キャラ設定、スクールカースト、1軍から3軍まであるとか、リアルな高校生生活がテーマ。
高校生の時に感じていたなんか自分が自分でない漢字、あるいは自立と協調性のはざまでなやんだり、だれもがとおる高校生活でのなやみや葛藤を、実によく客観手的にお芝居にできている。すごいね。 高校生の私は、自分の気持ちやおかれた状況を客観視できていなかったとおもう。でも演劇部の高校生たちは、自分たちを客観視して、それをテーマにして演劇をつくりあげている。すごいね。
高校にはいろいろな部活があるけど、もし私に娘。ができたらぜひとも演劇部にはいりなさいっていう。
とてもよかった。
2声
演技というか声がうまい高校生もいた、ただ男子高校生は、いまはやりの声優発生方法をしていて、ここまで声優発生方法が浸透してきたかとおもった。すこしは何かけて声をひろげるあの発生方法。今の若手2.5異次元の男性役者はほとんどがこの発生方法だね。
たしかに、声がよくとおって、ききやすいんだけども、逆に個性がなくなるような気がする。もっと地声でもいいのになとおもう。
一方、演劇は女子学生がおおい。女子高なんかは男役も女子がやらねばならない。女子生徒がやる男役がとってもよかった。どもりの少年の役がすばらしかったし、パシリでいじめられている男子高校生の演技もよかった。まるで少年のような声セリフまわしだった。てっきり男子高校生が演じているのかとおもったほどとてもうまかった。宝塚的男役の発生ではなく、男子高校生の大人になる前の声をうまく女子生徒が発声していた、とても上手だった。
どの演目んじょ、いまの高校生の間にしか演じられないようなテーマばかり。だからこそとってもきらめいていて、みているこっちはむねきゅんセンチメンタルになる。アイドルと通じるものがあるね。
6公演おわって、ロビーで視覚障害者数人と音声ガイドをしてくれた高校生8人とのトークセッション。いろいろお話をきけてよかった。いえるのは、高校生みんなきらきらしていて、かがやいているということ、自分を変えたいから演劇部にはいった、私は地裁ころから歌うこととお芝居することが好き、だから演劇部に入った。いいね。自分を変えるために演劇部。たしかに、自分を客観視させてくれる演劇部は、自分をかえるいいきっかけになるね。
演劇っていいね。
そのお話をきかせてくれた高校生たちに、アンジュルムのグッズをわたそうかとおもったけど、ステッカークリアファイルあわせて6点しかないことに気づいて、わたすのはやめておいた。あと6点対象商品を買っておけばよかったな。
来年も11月第3土曜日に門真市民文化会館で音声ガイド付きの高校生演劇発表会があるので、ぜひみなさんも、特に視覚障害者のみなさんぜひいってみてね。私たちがなくしてしまったことがそこにはある。