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快楽を愛する者は貧しい人となり、
(箴言、第21章17節)
>>「生まれつきの買い物好き」という人気のあるバンパーステッカーを車に貼って、運転しているクリスチャンは一体どのくらいいるでしょうか。もしそれが本当のことだとしたら、それでもそのステッカーを貼って走るでしょうか。
「女房はそんなサインを着ているようなもんだよ。とにかく、洋服ダンスは服で一杯だというのに買い物をやめようとしないんだから。体重が増えたとか、減ったとか、流行遅れだとか、色が悪いとか、そんな言い訳ばかりだよ。買い物は彼女の趣味だと思うね。破産しちまうよ、まったく」と御主人がぼやくのを聞いたことがあります。
しかし、そんなふうに不必要な洋服に無駄遣いをしていると文句を言っている御主人たちだって、大工道具や、スポーツ用品、コンピューターや、電気道具、趣味やコレクションの類に限りなくドルを注ぎ込んでいます。
この世は人の心の中に、ドルやクレジットカードを使って物で満たそうという思いを与えています。私たちは常に何かもっと新しくて、良くて、速くて、味かよくて、きれいで、どこか違っていて、質がいいものを持ちたがります。
そして、それを取り替えようと決めなくても、いつの間にか壊れたり、消耗したりしてしまいます。商品の質は次第に劣化していくよう、もともと造られているからです。そして、この地上は無駄な安い品物でいっぱい溢れ、私たちの心には満足感がなく、財布はからっぽなのです。空っぽどころではないかもしれません。私たちは稼ぐ以上に遥かにたくさんお金を使っています。
(『聖なる楽しみ』マーリン・キャロザースさん著/生ける水の川出版より)
さて、今回の第17章のタイトルは「金銭欲と浪費のわなにかかる」です
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たぶん、現代社会のいわゆる<先進国>に住んでいる人々の中で、「わたしは金銭欲と浪費のわなになど一切かかっていないし、これからもそのようなことはわたしに限って絶対ありえない」……などと声高に叫ぶことの出来る人、というのはどのくらいいらっしゃるものでしょうか(^^;)
わたしは自分のことを「生まれつきの買い物好き」とまでは思っていませんが、「自分がどうしても欲しいもの」について、いかにして安く手に入れるかとか、今はどこへいっても「ポイントカード、ポイントカード……
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つまり、「どうすれば自分が一番得をするか」ということに強い関心があり、そうした欲望も普通並にあるというか、何かそんな感じのことなんですけれど(^^;)
ただ、今はインターネットショッピングが当たり前という時代ですから、ファッション好きな方でしたら、いつも何かの際にそうした広告がブラウザに出て、チェックしているうちについ一枚か二枚何か服を買ってしまう――でも、実際に届いてみると「えっとこれ、ほんとに必要だったっけ?
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そして、わたしの場合は服ではないのですが、実際、二度か三度そうしたことがあった時に、それ以後はネット広告には非常に注意するようになりました(^^;)たとえば、「ネット限定40%オフ!!
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実際のところ、こうした種類の買い物欲と言いますか、物質欲や金銭欲に弱い……という方はたくさんいらっしゃると思いますし、実はわたしはショッピング中毒で治療を受けているという方に対し、「そりゃ病気でもなんでもなく、単にあなたに堪え性がないだけじゃない?
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>>一生懸命働いているのに、ますます借金が増えていくという話をよく聞きます。彼らは赤字によって、ますます不安になっています。そのことでいつも頭がいっぱいです。この人たちの中には、つましく倹約している人もいますが、それでもこのインフレ社会では基本的な生活を確保していくのでさえやっとなのです。
大多数の人たちは、標準以上の生活に捕われてしまっているように思われます。多くの人たちは高級住宅街に住み、共働きを余儀なくさせるような高い家を購入します。その結果、車は二台必要になり、保険も高くなり、いい服も必要です。そして、大きな家には家具もいるし、子供たちの面倒を見てもらうのにお金を払わなくてはなりません。彼らは働きづめで、疲れていて、ストレスがたまり、お互い楽しんだり、せっかくお金を出して買ったものも、十分楽しむことができません。
(『聖なる楽しみ』マーリン・キャロザースさん著/生ける水の川出版より)
なんていうかわたし、アメリカのドラマや映画を見ていてとても不思議になることがよくあります(^^;)
いえ、「ありゃドラマだからだよ☆
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でもあれだけの家と土地を持って、子供が2~3人いて、家にはピカピカの車が二台あって
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というか、父親が何かをきっかけにして失業したらどうなるんだろうとか、何かそんなことがいつも気になるんですよね
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わたしが以前、ホームヘルパーの研修を受けていた時に、同じ受講生にこんな方がいらっしゃいました。確か大体27歳くらいで、2~3年前に結婚したばかり……ということだったと思います。それで、研修先の施設かどこかへ向かう途中、偶然彼女の家の前を通りかかったことがあったんですよね。それがピカピカ☆の新築であるだけでなく、その市内では一等地にあたるようないい場所だったので(ようするに土地が高いというか)――「うわあ、すごいねえ。いいおうちだねえ。素敵すてき♪
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「でも、全部ローンだから。あと、家建てた時に家電製品とかも色々ローンで購入してるから、毎月支払いが大変なの。だから、ヘルパーの資格取ったら、なるべく働いて生活の足しにするつもりなんだ……」
そのですね、ヘルパーのお仕事された方ならわかると思うんですけど、あれはかなりのところ家事能力の高い方でもないと、シフトをたくさん入れて稼ぐっていうのはすごく難しいと思うんですよね(^^;)
それに、他の老人福祉施設等でパートで働くにしても、「こんなに大変だったら、コンビ二で働いたほうがよくない?
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つまり、彼女自身がどうしたこうしたということではなくて……こうしたことって、誰でもよくあるんじゃないかなっていうことなんですよね(^^;)
家と中の家電をローンで購入した、でも今自分にはこのくらいの稼ぎがあるから、ちょっと苦しいけど節約すればなんとかなるだろう、女房もパートで働くって言ってるし……みたいな計画って、現実としてはなかなか難しいと思いませんか?
というか、支出と収入のバランスとして、欲しいものというのはお金を貯めて、ローンやクレジットの分割払いによってではなく、なるべくならキャッシュで買うべき――というのが第一原則だと思うのです(カードのポイントを貯めたい場合、一括で翌月に一度で支払うべきなんだと思うんですよね。一応、理想としては^^;)。
でも今は、どこかからお金を借りたり、クレジットで分割払いするといったことが、あまりにも当たり前ですよね。そこで、「毎月このくらいまでならローンにあてられる」といった計算をして、そのようにローンを組んだりお金を借りたりするわけですけれども……わたしも経験ありますが、多くの場合は一度か二度、「そのように考えたけど、現実はかなり厳しかった
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けれどもそうではなく、ギャンブル中毒、ショッピング中毒などと一緒で、「何故今のその経済状態でさらに借金をしようと思えるのか」、「さらに物を買おうとするのか」みたいな方って、時々いますよね?
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前に一度、某消費者金融の小さな建物の前に、三人くらい若い方が並んでいるのを見かけたことがあります。三人とも、身なりなどを見ても生活に困ってるとか質素ということもなく、服装のほうはやや派手だったり、ひとりの男性は髪型が「ラッパーなのかな?」といった感じだったりして、待つ間携帯でしゃべったり、スマホを操作したりしていました。
そのですね、消費者金融のATMの前にいるってわたしだったら結構恥かしいですし、でもそのあたりの金銭感覚的なことがそもそもちょっと違うのかな……って思ったりしました。何を言いたいのかというと、今の小さなお子さんが大きくなった時、あるいは今の十代の方などに、このあたりのことを教えるのってとても難しいんじゃないかなと思ったということなんです(^^;)
わたしもそうですが、「今までの人生で一度も金のことで失敗したことなどない
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また、こうした金銭欲や物質欲という事柄については、マーリンさんが聖書に有効な聖句を引用してくださっているのですけれども、その御言葉を最後に書き記して、この記事の終わりとしたいと思いますm(_ _)m
>>しかし、満ち足りる心を伴う敬虔こそ、大きな利益を受ける道です。私たちは何一つこの世に持って来なかったし、また何一つ持って出ることもできません。
衣食があれば、それで満足すべきです。
金持ちになりたがる人たちは、誘惑とわなと、また人を滅びと破滅に投げ入れる、愚かで、有害な多くの欲とに陥ります。
(テモテへの手紙第一、第6章6~10節)
>>この世で富んでいる人たちに命じなさい。高ぶらないように。また、たよりにならない富に望みを置かないように。
むしろ、私たちにすべての物を豊かに与えて楽しませてくださる神に望みを置くように。
(テモテへの手紙第一、第6章17節)
>>主の祝福そのものが人を富ませ、人の苦労は何もそれに加えない。
(箴言、第10章22節)
それではまた~!!
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