読む日々

テーマばらばらの読書日記

十四番目の月

2012-01-06 | 
海月ルイ「十四番目の月」

うっかり、以前読んだ(というか買ったと思う)のを忘れて借りてきた本。

でも内容もうっすらしか憶えてなかったので再読。


ぼんやりした母親がスーパーで目を離した隙に2歳の女の子が誘捉される。
身代金2000万を奪われた後、女の子は戻る。
身代金を取られた場所はホテル内の催事場、クロークでのトリックで。

その場でピアノ演奏をしていた奈津子だけが、犯人と被害者の両方を知っていた事で、謎が解かれていく。
ラストは「同じ母親として自分でも同じ事をしたと思うから」と、犯人の自首を押しとどめて終わる。

面白い!この人の書くミステリー、面白いんですよ(忘れてたくせに)
最初は、片平なぎさ主演のドラマ「子盗り」を見て原作を読み、その次にプルミンという短編集かなあ、を読み、その後これを買ったような記憶が。昨日図書館覗いたら、他にも何冊かあったので、また借りてみようかな。


満足度90