アデルと私
2012-11-08 | 本
「アデルと私 年をとるには早すぎるんじゃない?」リア・コマイコ/那波かおり=訳
44歳独身の児童作家が、ふとした思いつきで老人の相手をするボランティアを始め、その担当となった、盲目の94歳の婦人、アデルと知り合い、真の友情を育む自伝。
子供の頃や若い頃は、年を取るってピンと来ないけど、ミドルエイジになるとわかってくることや、そのせいで怖くなることってたくさんある気がします。私も、残りの年数がどの位か考えたりするし、あと、子供の頃は大人って「大人」っていう人種だと思ってたけど、人の本質って、生まれた時から結構変わらないんだよな、ということに気づいたりします。
リアもそんな事を考えていて、でもそれを受け止めたり乗り越えたりできてなくて。
それがアデルと接する事で変わって行く様子が自然にわかる本でした。
1999年に刊行された本なので、リアはもう還暦近いし、アデルはきっとこの地球の住人ではなくなってるんだと思います。
でも人の、「命」「人生」に関わる思いは変わらないと思うので、中年と呼ばれる世代になってきた人達にはオススメです。
なんだかうまくまとまりませんが、とてもいい本でした。
満足度100
44歳独身の児童作家が、ふとした思いつきで老人の相手をするボランティアを始め、その担当となった、盲目の94歳の婦人、アデルと知り合い、真の友情を育む自伝。
子供の頃や若い頃は、年を取るってピンと来ないけど、ミドルエイジになるとわかってくることや、そのせいで怖くなることってたくさんある気がします。私も、残りの年数がどの位か考えたりするし、あと、子供の頃は大人って「大人」っていう人種だと思ってたけど、人の本質って、生まれた時から結構変わらないんだよな、ということに気づいたりします。
リアもそんな事を考えていて、でもそれを受け止めたり乗り越えたりできてなくて。
それがアデルと接する事で変わって行く様子が自然にわかる本でした。
1999年に刊行された本なので、リアはもう還暦近いし、アデルはきっとこの地球の住人ではなくなってるんだと思います。
でも人の、「命」「人生」に関わる思いは変わらないと思うので、中年と呼ばれる世代になってきた人達にはオススメです。
なんだかうまくまとまりませんが、とてもいい本でした。
満足度100