小笠原紘子「家族疲れ」
2年半の単身赴任から栄転で戻った49才の男が主人公。
子供は大学4年の長男と名門私立高校3年の長女。
家族のために働いて来たのに、子供が成長し、好き勝手言うようなり、そのせいか妻が様々な不満を抱え、自由になりたいだの自立などいう、
最後は屋久島で生きるんだ、と妻が言い、離婚。
昨夜の愚痴の記事のあとにこの本の感想
ってのもなんだかね、ですが、
この妻は身勝手かと。
今まで専業主婦させてもらってたんでしょ?なりたいよ、私も。家事をする時間たっぷりあるならいいじゃん
それで。
まあ、妻よりの意見も多数でしょうが…。
つまりは、夫婦間に愛情があるかないか、だと思います。
作中、新潟市内が出てきますが、バス停とかがリアルでした。
が、
主人公、20年以上ぶりに訪ねた設定で、時は97年頃だから前回は70ねんだい半ばでしょ?
今の市役所前を20年前の記憶でも市役所前としてましたが間違い。
当時は県庁でした。
まあ、どのみちフィクションだからいいんだけど、惜しいなぁと思って。
満足度70