スピーク
2012-11-19 | 本
「スピーク」ローリー・ハルツ・アンダーソン作/金原瑞人=訳
アメリカの高校が舞台。
8年生の終わりにパーティーでレイプされ、警察を呼んだ少女。
その場から逃げてしまったことで、パーティーを密告した、と勘違いされ爪弾きになってしまった少女の、9年生での1年間を描く。
親友だとおもっていた友達たちから無視され、ストレスから両親とも口を聞かないようになり、そのせいで、家族も崩壊しかかっている。
少女を理解してくれるのは美術教師のみ。仲良くなれたと思えた転校生も勝手な理由で離れていく。
でも、少しずつ少しずつ、彼女は成長し、苦しみを乗り越え、最後は全てが明らかに。
ラストは美術教師に話を聞いてもらおうという場面で、終わります。
話せない女の子が離せるまで、をえがいているからspeak。
訳者は後書きで、他にいい邦題は見つからなかった、と書いてます。
ものすごく、日常おこる出来事や思春期の少女の心の動き、人間関係がリアルに書かれてました。
訳もナイスだと思います。
満足度120
もしかしてyoung-adultなのかも。
でも、大人にも読んでほしいです。
アメリカの高校が舞台。
8年生の終わりにパーティーでレイプされ、警察を呼んだ少女。
その場から逃げてしまったことで、パーティーを密告した、と勘違いされ爪弾きになってしまった少女の、9年生での1年間を描く。
親友だとおもっていた友達たちから無視され、ストレスから両親とも口を聞かないようになり、そのせいで、家族も崩壊しかかっている。
少女を理解してくれるのは美術教師のみ。仲良くなれたと思えた転校生も勝手な理由で離れていく。
でも、少しずつ少しずつ、彼女は成長し、苦しみを乗り越え、最後は全てが明らかに。
ラストは美術教師に話を聞いてもらおうという場面で、終わります。
話せない女の子が離せるまで、をえがいているからspeak。
訳者は後書きで、他にいい邦題は見つからなかった、と書いてます。
ものすごく、日常おこる出来事や思春期の少女の心の動き、人間関係がリアルに書かれてました。
訳もナイスだと思います。
満足度120
もしかしてyoung-adultなのかも。
でも、大人にも読んでほしいです。