今日、認知症サポーター
養成講座を受講した。
簡単なテキストと
DVD鑑賞で「認知症サポーター」の
称号をいただける。
もちろん称号をもらうことが目的ではない。
自分の母親「スーちゃん」が
認知症だと医者に宣告されて久しい。
介護の暮らしをしている中で
否応なく向き合う病気である。
自分の家族がり患したその病気を
しっかり理解し、
正しく向き合うために
受講したものである。
一時間半程度の講習でしたが
目からうろこの瞬間が
たびたびある、納得の講習でした。
講習後には
サポーターである証の
オレンジリングをいただきました。
それにしても
もう少し早く受けていれば
スーちゃんへの対応も
ずいぶん変わっていたかもしれないと
そんなことを考えた講習でした。
「母さん、あなたは今幸せですか。
僕が話す言葉をいくつ覚えてくれますか。
あなたの息子が
生きてきた道
そして生きてる道が
あなたに見えているのでしょうか。
いえいえ、もう何も覚えなくていいし
何も見えなくてもいいんです。
あなたの見えないものは
僕が見てあげましょう。
あなたが覚えられない言葉は
僕が覚えておいてあげましょう。
あなたは、ただ
あなたの中に残っている自分と
しっかり話をしながら
周りの人とも
笑顔で暮らし続けてくれたら
僕はそれでいいです。」
認知症サポータは
もう330万人を超えました。