ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

龍野に行ったの 3

2017年05月02日 20時46分48秒 | ウォーキング

村中から道の先の方の
景色を見ていますと
前方が明るくなっています。





坂道を上がって行くようになっていますので、
どうやら川のところに出るようです。

おお~、ここが揖保川です。



あまりマラソンとかで
訪ねたことのない川ですが、
なんか馴染みのある名前の川やねえ
と思っていたら、
そうそうここは素麺の産地ですね。

「揖保乃糸」という素麺です。



これはもう今日はお弁当も持ってきていないので、
昼飯にそうめんをいただかないとあきませんね。

その揖保川沿いに大きなクスノキのある
白壁の屋敷がありました。



堀家住宅といいます。

堀家は旧日飼村の庄屋を務めた豪農で、
近世には菜種などの流通で
財をなしたそうで、
年数のはっきりしたということから
播磨の最古級の家といわれています。

歴史のある光景ですねえ。

道は川に沿ってその堀家の
屋敷を離れていきますと
次はこんな人だけが渡れる



「旭橋」という橋が架かっていましたので、
渡っていきましょう。



川の水はきれいですねえ。
鳥も結構いましたし、



ここは鮎が有名なんだそうです。
そしてこんな鯉も泳いでましたよ。



まあ鯉は大和川でも泳いでいるけどね。
橋の中ほどでおじさんが
二人川面を見ながら、
鯉の釣り自慢をやってましたねえ。



ここにはこんなでかいやつが
いるんだよとか言って、
こっちにも話しかけてきはりました。

「はいはい、そうですか」
おじさんの鯉話より、
お姉さんの恋話やったら
じっくり話聞くのになあ。

そんな橋を渡ってそのまま
まっすぐ行けば公園の方にも
行くのですが、



町中をじっくり歩くために、
ちょっと川沿いを歩いて
距離を稼いでおきましょう。



といっても、蛇注意ですねえ。



次の橋で上に上がりましょう。

おっ、対岸を見ると
先ほどの堀家住宅がよく見えます。



ああいう大きな木は巨大な命の塊ですねえ。
威圧感をもって周りの景色を
作り出していますねえ。

そんな景色を背に堤防に向かって
階段を上がっていくと、



そこには祇園神社がありました。



お釈迦様が悟りを開かれた
「祇園精舎」から来ているんでしょうね。

よく祇園様といわれたりする
素戔嗚尊が祭神なんでしょうねえ。

ここには案内板など
何も記載がなかったので
よくわかりませんでしたね。

でも龍野神社からこの祇園神社までが
昔の風情を強く残していると
資料の方には書かれています。

たまたまここに設けられていた
トイレで用を足して、
さあ今度は城下町の
雰囲気をのこした街の中を
歩いていきましょう。

うわー、ここの溝蓋にも
赤とんぼの模様が刻まれてますよ。



どんどん観光の中心地に
近づいてきましたねえ。

上を見上げると、
うだつや虫籠窓のついた家も
増えてきました。





おお屋根の上に空気窓のついている
家もありますよ。



いいですねえ、どんどん雰囲気が出てきました。

そしてその先にあったのが、
醤油会社です。

「末廣醤油株式会社」



明治に創業された
薄口しょうゆの会社です。

醤油の事なんかももっと勉強すれば
面白いでしょうねえ。

ちょっと大きなスーパー
なんかに行くといろんなメーカー名の
醤油が置かれています。

うちはヒガシマルだったり
キッコーマンだったりと
あまりこだわっていませんが、
意外に醤油のメーカーに
こだわっている人も
結構いるようです。

では大好物のイカの刺身に会う
醤油は何なのか、



これからは少し意識して
食べてみることにしましょうかね。

この辺りには、城下町としての
案内板が置かれてあったりします。



そこにも書かれてありましたが、
この辺りの町名は



「門ノ外」というんですねえ。



いかにも城の周りの城下町という
雰囲気を漂わせています。

続く