ああ、もうすぐ8月も終わるねえ。
昔々だったら、
「ああ夏休みの宿題早くしなくちゃ」
と焦り始めるような時期です。
まあ今だったら、
夏休みの宿題が絵だったりしたら
かなり描き溜めてあるし、
読書感想文なんて
何冊分くらい書けるだろうって感じだ。
歩き続けて貯めた名所の写真なんか、
本になるくらいある。
またチャリンコ乗って
近所をウロウロした日誌とか
交通安全運動講習会原稿用
ビデオ撮影なんてのもできるかねえ。
週末麻雀の成績表も面白いな。
毎日ジムのロードバイクに乗って、
今月はどれくらいまで行ったか、
実際の地図とつなぎ合わせてみると、
これもたぶんひと月で
静岡位は十分行っているだろう。
そんな道中日記なんかも
面白いかもしれませんね。
そんなことを考えていると、
いやあこの年になって、
ひと夏でこんなけ遊んでいるか
と我ながらあきれてしまいますわ。
そうそう、この夏にもう一つ
大きなことに取り組んでいるのがあります。
それが大掃除だ。
仕事をやめたときに作り出した
我が家での自分の環境も
かなり乱雑になり、
手ぜまになっていたりするんだよね。
それをちょっと思い切って見直して、
また新たな日々をフレッシュに
すごせるように見直してみよう
ということにしたのだ。
その大掃除の取組の中の一つが、
古本の処分であった。
先日、たまりにたまった古本を処分しに、
古本屋さんに行くことにしたのだ。
以前その店で大量に本を処分したときに、
「ここで買った本でも
引き取ってくれるの?」
て聞いたらもちろん引き取りますよ
との返事を聞いていたので、
今回はそんな古本屋購入品を
中心に持ち込むことにしたのだ。
量的にいうと、500mlの飲み物
24本入りの段ボール箱で2箱分。
だいたい100冊くらいを
もって処分に行ったのだ。
行くといつもカウンターにいてる
おねいさんが、車まで来てくれて
ひと箱運んでくれた。
「え~っと、ほとんどここで
買った本ばっかりだから」
といいつつ番号札をもらい、
査定を待つことにした。
本棚をウロウロしていると
こんなポスターが張られてあったよ。
「おっ、ちょうど今は本買取2割増し
期間ではないか」
うひゃ~これはいい時に来たものだ。
持ってきた本は大体1冊100円
あるいは200円台くらいで
買っている本が多いから、
引き取り出来ない本もあるだろうから、
一冊10円として800円くらいには
なるだろうか。
それの2割増しだから
おおよそ1000円くらいを
見ておけばいいかなあ
と頭の中で計算をしていた。
家を出るときにミセスは
「いやあ本を処分してくれるのはありがたい。
多くて500円くらいはもうかるだろう」
とよろこんでdoironを送り出している。
安い本コーナーで旅本とか見ながら
待っていると、doironの番号札が
呼び出された。
さあ、ではどうなのか。
「え~っと、お客様のお持ちの本は
これだけで査定されましたが、
どうしますか」と示されたのが、
なんと
「2628円」
え?そんな高いの?
人を間違えてない?
と思ったぐらいだ。
持ち込んだ本の30冊くらいは
値段がつけられないが、
のこりを合計すると
こんな値段になるという。
「いやあ、まあこれくらいで
我慢しといたろか」みたいな顔を装い、
実は内心飛び上がるようなほど喜んで
お渡しすることにした。
値段無しも差し上げよう。
免許証の番号を控え、
お金を受け取った。
その時に詳しい明細書を
つけてくれたのでじっくり見てみると
一番高かったのが「雑誌」だったな。
これはここで買ったのではなく
本屋で買ったものだ。
次に高かったのがここのきれいな文庫本。
それらがすべて2割増しの値段が
つけられて買い取られているのだ。
なかなかいいもんやねえ。
これでまあ、本の処分もできたし、
大助かりだ。
この夏力を入れている大掃除。
まだまだ衣料品の処分や
粗大ごみ処理など
超えなければならないことは多いが、
まず第一弾の古本処分は
予想外に大成功となったのでありました。
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