台風一過、夏の空がのぞいた。
そんなすがすがしい空の下、やりきれない作業に追われる人々・・・
このところ山梨県内では、造成地での不法投棄が、あちこちで事件になって
いる。造成を引き受けた現場に、密かに他の現場で出たガラ(廃材・産廃)を
埋め込み、知らん顔で、個人や法人・行政に引き渡していたのだ。
そんなこと、つい10年前には普通にまかり通っていたらしいが、
今では明らかに、違法行為、犯罪行為となっている。
(現に、我が家の下にも埋まっているとか??)
富士山の麓の不法投棄も、過去には何の規制も無く、皆、
裏庭感覚でゴミをすてていた。(実際、燃やすか埋めるしか無かった…)
行政による収集が完璧になった今、NPOなどの問題提起もあって、
一般の不法投棄は減っているが、業者の不法行為は残っているようだ。
個人のゴミの処分は、お金がかかるだけだが、業者のごみ処理がお金になる。
処分代をとって回収した廃棄物を、正規の施設に持っていかず、
安上がりな処分方法をとれば、その差額が儲けとなる。
後から罪に問われて、信用と仕事も無くなった上に、手間のかかる処分作業を
しなければならない。(責任者が、現場に出るとは限らないが…)
時代錯誤の、割にあわないごまかしだ。