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昨日、久々に御坂峠の天下茶屋に寄ってみた。
ここは、昭和の初期に、太宰治が逗留したと言う場所で、
かの「富士には月見草がよく似合う・・」の一節で有名な、
短編小説・富嶽百景などを執筆したという宿でもある。
写真は、その頃を彷彿とさせる峠の茶屋付近からの、
富士山の(写真の)写真である。
現在よりは少し、時間の流れが緩やかだった時代、
人の弱さ、ものの哀れに、同情的だった時代・・・
太宰が、富士山の世界文化遺産を知ったなら、
どう言っただろうか?・・・
いずれにせよ、「富士山には、世界遺産がよく似合う・・」
になって欲しいものだ。