1ヶ月前に降った大雪も、さすがに春の空気であとわずかに・・・
そうした樹海の遊歩道を歩くと、不思議な雪の融け方に出会う。
写真のように、訳も無く早く解けている部分がある・・・
木の根元・植物があるところが早く融けるのは、
生態熱があるためで、理解できる。
また、突起した溶岩があり、陽が良くあたる場所では、
溶岩の遠赤外線効果で融雪が進むことが多い。
ところが、写真の左下の部分は窪みで、特に融雪を進める物は、
特に見当たらない。
ちょっと体を伸ばして、手を入れてみた・・・なんとなく、生暖かい。
青木ケ原などの溶岩地帯では、地中の空洞を通る空気の膨張や収縮で、
岩の割れ目から冷気や反対に温気が、吹き出ることがあるようだ。
いずれにせよ、雪の融け方ひとつとっても、不思議が多い森だ!