青木ヶ原樹海の中心部に接する大室山の森のシンボルでもあったミズナラ
の大木が今週からの作業で、伐採・搬出されます。
これまでも何度かふれましたが、一昨年にナラ枯れに襲われ青葉が枯れ、
その後も回復が見られず立ち枯れの状態となったため、安全策として伐採
となっったのです。
「大室山ナラ枯れ巨木活用委員会」なるものがつくられ、搬出後の木材が、
地元酒造メーカーでウイスキー樽としてなど、有効利用される計画だと言う
ことですが、それならナラ枯れが襲う前に根回りの保護など守る為のプロジ
ェクトをしてほしかったです。
森の奥からの狭い遊歩道を通っての搬出にも、樹木被害の心配が残りますが、
竜宮洞窟の門前など、森にはまだまだナラ枯れにやられている樹木が沢山あ
ります。猛毒のカエンダケも発生しています。シンボル的事業よりも、総合
的な対策を望みたいものです。
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