「ゆりかごで眠れ」(上・下)[中公文庫] 垣根 涼介 (著) 2014.8.20読了 。
凄絶な幼少期を過ごしながらも、コロンビア・マフィアのボスにまで上りつめた日系二世のリキ・コバヤシ・ガルシア。その彼が、ひとりの少女を伴い来日した。目的はライバル組織に売られ、日本警察に勾留されている部下の奪還と復讐、そして…。ひとりの男と、彼に纏わる人間たちの愛憎を描く傑作巨篇。
クールでかっこいいし、人間の心の奥底の闇も丁寧に描かれ、面白い小説だった。前半のコロンビア編はなかなかなんだけど、日本に着いてからがいまいちかな? どうしても垣根さんの南米物っていうと自分は「ワイルド・ソウル」レベルを期待して読んじゃうんで、物足りない。…6点。
凄絶な幼少期を過ごしながらも、コロンビア・マフィアのボスにまで上りつめた日系二世のリキ・コバヤシ・ガルシア。その彼が、ひとりの少女を伴い来日した。目的はライバル組織に売られ、日本警察に勾留されている部下の奪還と復讐、そして…。ひとりの男と、彼に纏わる人間たちの愛憎を描く傑作巨篇。
クールでかっこいいし、人間の心の奥底の闇も丁寧に描かれ、面白い小説だった。前半のコロンビア編はなかなかなんだけど、日本に着いてからがいまいちかな? どうしても垣根さんの南米物っていうと自分は「ワイルド・ソウル」レベルを期待して読んじゃうんで、物足りない。…6点。