今日の朝5時頃に、痰を切ろうとして痰が切れず、一時パニック状態に陥ってしまった。私は、既に起きていて、すぐに妻の寝ている傍に行ったが、何をして良いか、まったく分からずに私もパニックに陥ってしまった。取り敢えず、痰を吐き出すためのティッシュペーパーを渡すくらいしかできなかった。
しばらくすると、少し落ち着いて来たのだが、今度は、「私が咳き込んでいるのに、ただぼうっと見ているだけ、全く役に立たないのだから・・・・」と私を攻め立ててくる。確かに、何をして良いか分からなかったのは私だし、返答のしようもない。すると、今度は「都合悪くなると、そうやってだんまりを決め込む。」とまた攻め立てる。本当にこれには閉口してしまった。
それにしても、介護というのは本当に難しいものだ。何をどうしたら良いか、日ごろから、イメージトレーニングをしておく必要を痛感した次第だ。これからこのような事態はしばしば訪れることだろう。それに対処する方法を通院のときにちゃんと医者や看護婦から聞いて勉強しなければいけないと思う。