自力の移動、姿勢維持が難しくなってきたので、トイレ~洗顔までの動作・介護を見直した。これまで、トイレ⇒歯磨き⇒洗顔の順番で行い、⇒は介助しながらも本人が自力で移動、姿勢維持、個々の動作も本人が行ってきたが、トイレ→手洗い→歯磨き→洗顔の順番に変え、→は車椅子に乗ったままに変更した。そのため、それぞれの動作も介助をしながらということにした。例えば、歯磨きの時には、歯ブラシを持たせ、両手を支えながら、本人が歯ブラシで磨く、洗顔はやめて濡れタオルで私が顔を拭く、化粧水や乳液も私が付けるという具合に、本人が自力で行う部分がかなり減った。
順番が変わると、介護の手順なども大きく変わり、最初は、試行錯誤的だったが、ようやく一連の流れができたようで、それほど戸惑うことも減って、スムーズに行えるようになってきた。今まで移動に体力を使ってしまいへとへとの状態になっていたが、今は、比較的余裕があるようで、今しばらくはこの手順で何とかこなしていけそうだ。
いずれこれらが全介助になってしまうのは時間の問題なのだが、それまでの間は、本人ができるところは自分でやるという姿勢だけは残しておこうと思う。