DonkeyMの部屋

Donkeyはロバ。格好良くなく、足も遅い。「のろま」とか「馬鹿」といった意味。日々の感動、怒り、愚痴等を記事にしたい。

老いらくの恋 ②

2022-06-10 14:30:54 | 雑感
 女性の年齢は計り知れない。実年齢を聞いて、若々しい体形と年齢が一致しないことが時々起こる。年齢よりも若々しいということで有名な女優に「由美かおる」がいる。昭和25年11月12日生まれというから、私とは3日違い、全く同じ年齢なのだ。それなのに、16歳の頃の体形を維持しているという。柔軟性も維持していて、今でもY字バランスができるというからびっくりだ。西野バレー団に所属し、バレーやダンスに励んでいたというのだから、そんな生活が維持できていれば、まあまあそんなこともあるのかと半ば納得する。
 話は変わるが、ドイツ語教室のメンバーが所属するオーケストラが定期公演をするというので、コロナ禍で頑張っている彼女を応援するという気持ちから、ここのところ何度かコンサートを聴きに行っている。そのコンサートに、ドイツ語教室の元メンバーも来ていた。帰りに、みんなでお茶会をするということになり、御一緒することになった。その人は元々フランス語教室に参加していて、ついでにドイツ語教室にも参加していた人だ。何と気が多く、かつ、多趣味な人なんだと前々から思っていたのだが、何でも、五十歳からクラシックバレーをしていて、今でもバレーの発表会などにも出ているという。子供の頃の経験は全くないというのだ。確かに、体系的にまだ若々しく、言われてみれば、できないことはないのだろうと思い、「あんな人とお茶のみ友達になれたらいいだろうなぁ!」と思った。
 その次のコンサートにもその女性は来ていた。見ると、二十歳くらいの女性と連れ立っていた。他のドイツ語教室のメンバーがその女性を見て、お孫さんと一緒に来たのかな?と言い出したが、私は、何か違うような気がしていたのだが、演奏の間の休憩時間に、メンバーの長老が聴いてきたらしく、「彼女はどうもお友達のようだよ。」という。「へえ、お友達ねぇ!」と顔を見合わせた。私は、「彼女は別の世界に生きている人なんだなぁ!」と悟るに至った。
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老いらくの恋 ①

2022-06-10 14:30:54 | 雑感
 「老いらくの恋」という言葉をググると、昭和23年、68歳の歌人川田順が弟子と恋愛し、家出し、「墓場に近き老いらくの、恋は怖るるなにものもなし」と詠んだことから生まれた語、とある。が、実際はどのように展開して行くのものなのだろうか?一人でいると、人恋しいと思うのは自然な話だ。それが若年者か、熟年者か、老人かの違いがあるだけなのだが、重ねた年月は、その恋の進展にも、大きな影響を及ぼすものらしい。私も、古希を過ぎ、老人の仲間入りの時期に来ているのだが、心はまだその域に達していない未熟者。それ故に・・・心が騒がしくなることがあっても自然なのかも知れない。
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