昨日の午後、妻と東比田温泉へ行った。同じ道を通るのも味気ないので、帰りは伯太経由に決めた。なんと、ここが中央線の無い小さな山道にもかかわらず、爺、婆の運転する対向車が沢山下りてくるのに驚いた。峠に近づくに従い路肩に駐車している車両の多いこと。やっとの思いで車を通過させると、湯田山荘以外では、人に会わなかったのに、どこから、こんな山奥に、人と車が集まったのかと思うほどの賑わいであった。ここで、物珍しさから、我々も路肩に駐車。参道までの間、すれ違う人に、「何のお祭りですか?」と聞くと、牛にかかわるお祭りのように聞いた。妻と、これから春先、田んぼで牛に活躍してもらわなければならないのでその為かのーと話しつつ参道へ向かった。参道の両側には、たこ焼き、イカ焼き、栗饅頭、とうもろこし焼き、刃物売り、おもちゃ屋、、、、、10店以上もの出店がいた。神社に参拝し、家内安全のお札200円で受けた。帰り道、行儀悪いと思いつつ栗饅頭を歩きながら、ほおばった。きれいな空気。目に鮮やかな新緑。なんという贅沢。充実の日であった。
夕方、和田見の安藤農園へ行った。茄子、トマト、計5ポットを手に取り、妻が会計をお願いしようとしたら、ご主人が、「路地でしょう。まだ早いけん、29日頃かね」と教えて下さった。その上、妻がポット苗の1つを落とし、「これ買います、買います」と言っていたが、「いいけん、いいけん」と言ってくれたご主人。何も買わずに帰った。私としては、気の毒な気持ちなのだが、、、、。
一般的に、一見客が注文すれば、売り上げの為、時期が早かろうが、遅かろうが、売りつけてしまうのが、現在の商売。それをやめ、信用を優先させた安藤農園。近頃、珍しい良心的な店と思った。
一般的に、一見客が注文すれば、売り上げの為、時期が早かろうが、遅かろうが、売りつけてしまうのが、現在の商売。それをやめ、信用を優先させた安藤農園。近頃、珍しい良心的な店と思った。
父の7回忌法事をお寺でした。意味不明な文言を教本を見ながら、和尚さんと合唱。不思議な文化。理解に苦しむ。こんなことを、親父が聞いていたら、きっと「バチアタリメ」と叱る事だろう。実家で全員折を食べ、帰り際、何十年ぶりだろうか、本家へ立ち寄った。門を入り、玄関を入った時、建具が昔のままで嬉しかった。梁も煤で黒くなっていたが、近頃どこでも見られないような大きさ。今は使っていないという、五右衛門風呂。裏の池が昔より少し狭くなっていたが大きな鯉が5~6匹泳いでいた。裏山の、古墳隣にある大きな自然石で作った墓石。何もかもが、懐かしく、子供の頃にタイムスリップ。
午後から忌部、大東経由で横田町玉峰山荘へ。桜は盛りを過ぎていたが、花見は十分に楽しめた。玉峰山荘は松本清張の「砂の器」のテレビ放映で一躍有名になった為なのか、お客は多かった。設備も打たせ湯あり、サウナ、露天、ジャグジー、水風呂有りと楽しめた。湯上りに550円の割子そばを食べ布部ダム経由で広瀬、八雲を通り帰宅。体調すっきりの休日だった。
夕方、一人で深田公園へ桜見物としゃれ込んでみた。花びらがチラリ、チラリと舞落ちていた。多分今日が花見の最後だろう。その後、恵曇海岸へ行ってみたが、釣り人一人も居らず。古浦から六坊へ。ここも沿道の桜並木がすばらしかった。日本海がここの桜にマッチしているからだろう。ただ、道がくねくね曲がっているのが難。温かい日に、日本海を見ながら、弁当でも食べれば最高。農道から自宅へ。さー明日から一週間又がんばるぞ!。
昼食を、温泉津温泉「あさぎ屋」で食べた。値段の割には、料理がおいしい。以前宿泊した時、料理が気に入ったので、ず~と、もう一度食べに行きたいと思っていたが、昨日も僕の舌を裏切らなかった。駐車場には、岡山、広島ナンバーの車も駐車していた。県外からのお客様も多いと感じた。昼食後、大田市から湯抱温泉経由邑智郡千原温泉へ。ここが又ひなびた湯治場。温泉34.5℃とぬるめ。泥色。上がり湯は、小さい一人用の五右衛門風呂。この五右衛門風呂は男女共用。カーテンで仕切られているが、若い女性にはチト抵抗があるかもしれない。少し行った所に源泉があり、口に含んだが、一言では言えない、何とも妙な味。飲んでよい物か、一瞬口の中に含んだまま戸惑ったが、思い切り飲んでしまった。自然に包まれた秘湯。大和村経由赤名町54号へ。頓原、掛合の道の駅で買い物。三刀屋の桜を見ながら高速で松江まで。