11月1日(火曜日)
今日の松江の最高気温22.4℃。最低気温13.1℃。
11月3日まで鳥取県大山町にある豪農屋敷、門脇住宅が期間限定で開放される事を知ったので見学に行くことにした。合わせて、大山の紅葉狩りも兼ねた。
我が家を9時50分にスタートして、矢田からバイパスに入り高速に乗った。安来道路より眼下の田んぼを見ると、白鳥が20~30羽、羽を休めていた。快晴だったので、日野川を渡る時に、大山の全景をクッキリと見渡す事が出来た。運転していて気持ち良い。
10時40分門脇家住宅に到着。我が家から49.3キロ。所要時間50分也。
芝を張り詰めた臨時駐車場が設けてあり、多数の県外車が駐車していた。芝が短く刈り込んであり、まるでゴルフ場の様で、車から降りて、ツッカケからスニーカーに履き替える時に、靴下で芝の上を歩いてみたら足の裏がチクチクと気持ち良かった。こんに綺麗に整備されている芝の上に車を停めるなんて勿体ない気持ちだった。駐車場に車を入れて歩いていると、一人のご婦人とすれ違ったので、門脇家の位置を尋ねたら、美甘家庭園も文化財に指定されているので、是非とも見た方が良いと教えてもらった。この地域は、町全体で文化財の保護に努めている様だ。
写真は、庭園、来客用の湯殿、門、住宅、小庭、茶室に掛かっている掛け軸。小庭に備え付けてある草履に履き替え、小庭の飛び石を通って茶室に入った。オリジナルの落雁で、京都の大徳寺東海和尚が描かれた掛け軸を見ながら抹茶を一人、一服300円でご馳走になった。こんな場所で家内と二人きり、お抹茶をご馳走になると、明治時代にタイムスリップし、自分が庄屋の主になった様な錯覚をする。表、茶室、台所、米倉、水車小屋、各部屋毎にボランティアで説明してくれる人がいて、聞いていて楽しかった。水車小屋にある道具を見学していると係りの人が、「9割の人が、この道具は何に使ったのだろうと言われますが、この道具は何に使ったか分かりますか?」と言い、その道具を手に取り「これは、小豆とか、菜種などの殻のついた野菜を殻から出す時に使った道具だと動作をしながら説明してくれた。説明が無ければ素通りしてしまうけれど、説明を聞いて勉強になった。最初に出会ったご婦人が、「少し離れた場所から、花を入れて写真に撮った方が良い」と言っていたので、帰る間際に茅葺の門脇住宅を望遠で写した。
写真は、美甘家庭園の一部と門の屋根。
当主の話では、門の瓦の向きが違うので、この門も文化財に指定されていると話しておられた。
門脇家は現在11代。美甘家は現在17代。美甘家の方が古いけれど、美甘家の住宅は開放されていない。
12時30分美甘家出発。12時50分博労座に到着した。
大山は平日にも関わらず、車が長蛇の列だった。鍵掛峠の駐車場は順番待ちをして入れた。
助手席に乗っている家内は「わーきれい!ワーキレイ!」と一人叫んでいた。カメラポイントは、満車で車を停める事が出来ず、2枚の写真は全て車内から写したものだ。1時30分鍵掛峠を出発して鬼女台に14時到着。ショッピングの後14時25分出発して、岡山の真庭の道の駅でショッピング。真庭産の松茸が並んでいたが、1本1万円前後。匂いだけ嗅いで満足した。15時道の駅を出発して米子道⇒安来道経由16時ジャストに我が家に到着。本日の走行キロ172.5キロメートル也。快晴で楽しいドライブだった。