おさむのブログ

日常考えていることや、感じた事を書いています!!

都市と住まい展

2006年02月16日 18時32分59秒 | Weblog
今日は、東京ガスさんの『都市と住まい展』に新宿まで行ってまいりました。

なんと言っても目玉は『コジェネレーションシステム』です。

家庭用燃料電池『ライフエル』は、昨年から首都圏の一部で実用化されています。

まだまだ高価であり、一般に普及するには時間がかかるようですが、CO2をマイナス45%一次エネルギーをマイナス32%実現できるという、近未来の住宅設備機器です。

発電も、給湯も、床暖房もまかなえるんです。

もうひとつは、高効率エンジン(HONDA製)を利用して発電する『エコウィル』です。

これは大阪ガスでは数年前からメジャーな製品で、関東でも徐々に広がってきています。

ここ藤ヶ丘でも『セキハウス』さんが、10数棟分譲する現場に採用されており、もっとも身近な『コジェネレーションシステム』です。

実際に触れてみた感想は、『音と振動が気になるなあ』でした。

しかし、このシステムも発電、給湯、床暖房がワンシステムでまかなえ、CO2をマイナス29%、一次エネルギーをマイナス19%削減できるそうなのです。

また、東京ガスさんとしては、押し寄せているオール電化住宅に対抗するために様々長所を述べていました。

特に、貴重な資源を電力会社は無駄にしている、とのこと。

電力は、火力発電所から家庭に送られてくるまでに、排熱や送電ロスにより、100あるエネルギーが37しか届いていない、というのです。

逆にガスは100あるエネルギーを78も使える!!のだそうです。

IHクッキングヒーターとガス調理器の比較も、例によってやっておりました。

基本的に私は『ガス派』なのですが、コジェネレーションシステムにも、諸々の長所にも若干の違和感を感じています。

その最たるものは、『ガスは電気がないと動かない』、ということです。

だから、あまり電力の非効率性や弱点を言っても説得力がないのです。

担当者いわく、『電力と共存が基本です』と・・・・。

実は電力は、電力だけで全ての生活エネルギーをまかなえるんですね。

しかし、東京電力では火力発電は大幅に縮小。原子力がもはや主力発電である現状を考えると、『核のゴミはコンクリートで固めて海底に沈めてしまえばいい』ことを是認していることになります。

私の未来のエネルギー環境に対する願望は、この『コジェネレーションシステム』がもっともっと実用化が促進され、あの見苦しい送電線や電柱、原子力発電所がない社会になることです。

おみやげです。

毎回素敵な景品をいただけるこの展示会。今回は写真のコンランショップのおしゃれな腕時計です。

ご連絡をいただいた方の中から、抽選でプレゼントさせていただきます!!

メール、FAX、お電話でお待ちしております!!

おさむ
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