おさむのブログ

日常考えていることや、感じた事を書いています!!

ポニーの家

2008年05月19日 19時02分51秒 | Weblog
隣町に障害者の自立支援をしている 『ポニーの家』 という施設があります。

空~くう~では5月から1ヵ月間、ここで作られた作品やクッキーの販売をしています。

お恥ずかしながら、ぼくは障害者のことをほとんど知らない。『知的障害者』ということさえ詳しく知らない。で、せっかくのご縁だからと思い、そのポニーの家さんにお邪魔してきました。

初めて訪れる障害者の施設。第一印象は正直なところ、玄関を一歩踏み出せない自分がいました。

はじめにお邪魔した部屋では、自閉の子が一所懸命にタイムカードのスタンプを、それこそ一心不乱に押していました。それだけ見たら異様にさえ思えるかもしれないですが、次第にその姿にいとおしさを感じるようになりました。

次の部屋では、割り箸の袋詰めをしていました。一本一本数えながら、10本ごとにまとめていくのです。その子の状態によって、得意技を探してあげる先生方。利用者はその得意技を、一所懸命やり続けるのです。

パンを作っているグループもありました。さおり織りのグループもありました。クッキーを作っているグループは、もっとも重度の障害を持っているのだそうですが、それはそれは、ひとつひとつ、ほんとうに一所懸命、ていねいに作ってくれていました。

ホールには、母の日にちなんで習字が書いてありました。それがこの写真です。

ぼくは、目に入ったとたんに涙が噴き出しました。なんというエネルギーなのだろうか。なんという優しさなのだろうか。まさに 『愛』 そのものです。

ご案内を頂いて、なんか、すっごく親近感を感じました。想像を絶するほどのご苦労もあるでしょう。しかし、おなじ一つの命の存在として、こころの中で抱きしめたような感覚でした。

このつながりを、ぜひぜひ、大切にしたいなぁ。

ではまた。

おさむ

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