エバ夫婦の山紀行ログ

道産子60代、四季を通じて主に夫婦で登った北海道の山を中心に紀行文を載せています。アウトドア大好き夫婦。

久々のチェーンソー作業で筋肉痛

2024年04月09日 | 定年後の生活
久々のチェーンソー作業で筋肉痛
【4月06日 (土 】
毎年春と秋に開催しているイベント的行事になった「洋ちゃん宅での伐採作業」が、6日から1泊
2日で行われた。集まった仲間たちはほぼHYML会員で、もう作業は手慣れた者たちばかりであ
る。以前伐倒をしていた先輩たちから引き継いだ形でいま私が担当している。

洋ちゃん宅から車で3分ほど移動した畑のあぜ道にある防風林が伐採現場。ほとんどが「ヤチダモ」
の木で樹齢約70年、直径50㎝ を越える大木もある。地主から伐採の依頼を受けた洋ちゃん。薪
ストーブの薪を作るため伐採した木は無料で頂くのが条件である。直線距離で300m はあるあぜ
道での防風林伐採もこの何年か経って残り僅かになって来た。1回2日間の作業を春と秋に行って
大量の薪が出来て行く。洋ちゃんちの薪棚にはもう10年分の薪が積み上げられていた。

普段は山登りを趣味としているメンバーたちだが、まったく別世界の作業には、とても刺激があっ
て楽しいと言う。大木が倒れるシーンは感動的だが、倒す方向がズレて畑や道路側に倒れた時はそ
の後始末が大変だ。太い木の玉切り、枝の処理、丸太の運搬も力仕事で腰を傷める場合もある。
チェーンソーを扱った事が無かったメンバーも少しずつ慣れて来て、用意されたチェーンソーの始
動も手慣れたものになって来た。作業の流れの中で自分の持ち分が決まって来て、なにも指示をし
なくても自然と作業が進んでいる。

10時のおやつタイムには、奥さんがお菓子と果物を一緒に飲み物も用意してくれみんなでワイワ
イ言いながらのひと時も楽しい時間だ。安全第一に無理をしない作業をモットーに、ジジババたち
の応援作業は夕方まで続く。



一番の楽しみは、みんなで食べるこの夕食かも知れない・・・

★ 楽しい洋ちゃんちのオフミ・・・
普段使わない筋肉を目一杯使って、徐々に筋肉痛を感じながら夕方までの作業を終了する。そして、
夕食前に地元「南幌温泉」で汗を流し、里っちゃんの手料理が並ぶ洋ちゃんちに戻った来た。
ここからは、「乾杯!」を合図に夕食&懇親会となり色々な話に華が咲く。料理上手な里っちゃん
の手料理はみな美味しく、次から次と出て来る料理でお腹一杯になる。ビールも酒も飲み放題、そ
こに尽きない話が加わってエンドレスの時間が流れる・・・。

今回も最後まで座っていたのは私。知らない内に一人二人と寝床へいなくなり気が付くと里っちゃ
んとかすみ草さんの3人だった・・・かな?

明るい内から呑み始め、何時間経ったか分からずも疲れた体は正直で、飲みたさよりも眠気が勝っ
てお開きとなった・・。HYMLメンバーとのオフミは、どんな話題であれ楽しく語れるのが心地
良い。裏も表も無く素直な自分で語り合い、ストレスなく終われる場はHYMLのオフミ以外では
あまりないかも・・。


★ 庭木の伐採と橋も作る・・・






翌朝の起床も早く一番遅いのは私だった・・・。まだ6時過ぎなのに朝食が始まっている。

今日の作業は、洋ちゃんちの庭木2本の伐採と裏の畑に通じる橋を作り直したいのが希望らしい。
庭木の近くには引き込み線があり、そのまま倒すと支障があった。梯子を掛けて上部の枝を落とし
てから幹の下から倒す方法で段取りする。伐倒する木は松の木だが、直径40㎝ 以上ある。
メンバーの若手が梯子に登り、小型のチェーンソーで枝を切り落として行く。下から見ていても頼
もしい姿だった。落とした枝を更に細かく切って片付けるが、これが結構大変な作業。大量の枝が
洋ちゃんちの片隅に積まれる。そして、今度は幹の伐採になると私の出番である。風が強い日だっ
たので、幹の上にロープを掛けて、倒す方向に人力で引っ張ってもらう。引き込み線に支障する事
なく見事な連携プレイで無事終了した。

今度は「橋作り」。橋の長さは約4m 。近所に倒れている2本の木を利用して丸太を運び側溝の上
に置く。幅約70㎝ 、角材と板を張って見事に完成。これで予定の作業はすべて終了した。