知床・海別岳計画また悪天で三度失敗・・・
初日好天の道東・・フップシ岳 (1225m)
■ 山 行 日 2013年4月2日(火) 1泊2日
■ ル ー ト 足寄峠ルート
■ メ ン バ ー 夫婦登山 №5
■ 登 山 形 態 山スキー&スノーシュー&アイゼン
■ 地 形 図 1/25000地形図 「阿寒湖」
■ 三角点・点名 二等三角点・点名「風伏台(フップシダイ)」
■ コースタイム 登り 2時間30分 下り 1時間10分
<登り>
09:50 登山口(足寄峠)出発
10:10 C710付近
10:45 C850付近 スキーデポ(エバ)
11:10 C940付近 スキーデポ(チーヤン)
12:16 フップシ岳頂上
<下り>
12:35 下山開始
13:15~25 C850付近スキーデポ地
13:45 登山口
★ 中日悪天で中止・・・
三度目の正直と計画した知床遠征だったが、選んだ日程の中日が雨という最悪の計画に
なってしまった。片道400キロもある知床への挑戦は、アタック日「快晴」が絶対条件だった。
結局涙を呑む形で遠征は中止に決める。
★ サブ山行の計画・・・
HYMLの仲間でこの時期に一人山旅をするsakagさんこと函館在住の坂口さんが居る。
丁度道東方面の山に出掛けていて、リアルタイムで報告がブログやMLでアップされていた。
その中に「フップシ岳」と「フレベツ山」の報告があり、早々にプリントアウトして検討して見た。
初日の4/2は何とか晴れそうだった。翌4/3は予報通り雨かも知れない。
フップシ岳の最短ルートを往復で5時間と見れば自宅からの日帰りも可能と読む。
ただ、登山口までの距離は250キロ以上だ。一般道の利用なら5時間前後は必要となるだろう。
自宅を夜中から出発出来ないので早朝に出てもお昼前後の到着だ。それから5時間・・ギリギリ
可能な時間だが、出来れば冒険はしたくなかった。
ならば高速道東自動車道を使って行ったらどうだろうか・・と考える。
ある意味これも冒険かも知れないし、高額な高速料金を支払ってまでの意味も・・・。
しかし、登れるならいつ登る「今でしょう」
どこかで聞いたフレーズだが、高速を使った贅沢なサブ山行の出発となる。
★ 2時間4500円・・・
自宅から高速の入口までは5分で着く。
そして出口は、足寄・本別のインターだった。所要約2時間、走行距離約160キロだった。
料金は4,500円也・・・価値ある結果を期待して一般道に戻る。そして、約1時間で登山口となる
「足寄峠」に着いた。
赤い実線は正確な登下行のログではありませんので、参考程度にご覧ください。
★ 快晴・・・
阿寒湖側に車を向けて、峠の駐車帯に停める。(写真参照)
嘘のように青空が広がり絶好の登山日和になった。
早々に出発準備をして9:50の出発は、まずまずの時間と納得する。
★ 救いのトレース・・・
駐車場所から国道241号線を横断してすぐにフップシ岳の北西斜面に取付く。
足寄峠は標高645mの標識もあり高度計をセットする。
いつものようにテープを付けてコンパスで方向を定め、松の樹林帯に入って行く。
北西斜面は、比較的広い尾根上になっている緩斜面で左には沢形の斜面が確認出来る。
素直に尾根上の中心を保ちながら高度を少しずつ稼いで登る。
標高750m付近から斜度が増し左の沢形も終わって、方向も少し北側に微調整する。
時々スノーシューと見られるトレースを確認しつつ、気が付くとトレースの上を歩いていた。
雪質は、水分の多い湿った雪の上に薄らと乾いた新雪が覆った感じ・・。
最初はスムーズに歩けたが、次第にシールに雪が付くようになり800mを超える頃には常に
団子状態となり登る事に支障を感じていた。
チーヤンのスキーは問題ないようだが、私は850付近でチーヤンも結局940付近でスキー
をデポした。私はスノーシューに、チーヤンはアイゼンを付けてツボ足で登った。
ルート上のトレースは、初登頂の面白さを言えば半減するがある程度の安心感はあるので救いになる。
★ スキーデポが正解・・・
地形図でも判断出来るが、西側からのルート取りは900m付近から急斜面となりスキーでの
登行は辛くなる。加えてこの時期は、密集した松の樹林帯は小枝や松葉が散乱しシールや
スキーを傷めるのは必至だ。
スキーは途中でデポ、スノーシューを併用する事をお勧めしたい。
時には手を着くような急斜面もあるが、とにかく上を目指せば頂上なのでルートミスは
少ないかも知れない。
頂上から望んだ阿寒湖と雄阿寒岳そして温泉街
雄阿寒岳のズーム
頂上尾根から見た山頂・・・
南側の雌阿寒岳と阿寒富士は木が邪魔して展望は良くないがすぐ近くに見える
下山後に、国道241号線から見たフップシ岳だが、あまり良く見えなかった。
★ 満足の下り・・・
家を出発して約6時間後には道東のフップシ岳頂上に立っている。
片道250キロもあるのに、午前中で登頂・・・信じられない時代と共に情報社会の賜物
そして装備品の発達も快挙に繋がる現実なのかも知れない。
とにかく4500円の高速料金は無駄では無く「満足の登頂と下山」をプレゼントしてくれた。
まだ14時前の下山だったので、明日登る予定の「白湯山~フレベツ山」のルート確認を済ませて
から温泉に向かう事にした。
ルートは、sakagさんの登った阿寒スキー場からだったが、手前でゲートがあり
「3月31日でスキー場の営業が終了しました」と張り紙があった。ゲートは半分開いていたので
ダメ元で進入しスキー場に行って見た。係員がまだ作業をしていたので尋ねると明日は係員の
研修旅行で誰も居ないのでゲートは締めます。との事だった。ゲート前の駐車はOKだったので
天候さえ良ければスキー場までの約600mを歩く事にして偵察を終了する。
その後、野中温泉まで戻り源泉かけ流し200円の風情ある温泉で汗を流した。
★ 予報的中、朝から雨で中止・・・
某キャンプ場の駐車場で安着の宴を始め、そのまま車中泊する。
疲れもあってか18:30の就寝だった・・・。
当然、朝は早く1時2時には目が覚めていた。まだ雨は降っていなかったので一応3時起き
5時出発と決めて二度寝する。
しかし、出発直前の5時前からポツンポツンと雨が落ち始め、低いガスが降りて来て山肌が
見えなくなって来た。少しの時間、様子は伺うも・・・中止と決定した。
初日好天の道東・・フップシ岳 (1225m)
■ 山 行 日 2013年4月2日(火) 1泊2日
■ ル ー ト 足寄峠ルート
■ メ ン バ ー 夫婦登山 №5
■ 登 山 形 態 山スキー&スノーシュー&アイゼン
■ 地 形 図 1/25000地形図 「阿寒湖」
■ 三角点・点名 二等三角点・点名「風伏台(フップシダイ)」
■ コースタイム 登り 2時間30分 下り 1時間10分
<登り>
09:50 登山口(足寄峠)出発
10:10 C710付近
10:45 C850付近 スキーデポ(エバ)
11:10 C940付近 スキーデポ(チーヤン)
12:16 フップシ岳頂上
<下り>
12:35 下山開始
13:15~25 C850付近スキーデポ地
13:45 登山口
★ 中日悪天で中止・・・
三度目の正直と計画した知床遠征だったが、選んだ日程の中日が雨という最悪の計画に
なってしまった。片道400キロもある知床への挑戦は、アタック日「快晴」が絶対条件だった。
結局涙を呑む形で遠征は中止に決める。
★ サブ山行の計画・・・
HYMLの仲間でこの時期に一人山旅をするsakagさんこと函館在住の坂口さんが居る。
丁度道東方面の山に出掛けていて、リアルタイムで報告がブログやMLでアップされていた。
その中に「フップシ岳」と「フレベツ山」の報告があり、早々にプリントアウトして検討して見た。
初日の4/2は何とか晴れそうだった。翌4/3は予報通り雨かも知れない。
フップシ岳の最短ルートを往復で5時間と見れば自宅からの日帰りも可能と読む。
ただ、登山口までの距離は250キロ以上だ。一般道の利用なら5時間前後は必要となるだろう。
自宅を夜中から出発出来ないので早朝に出てもお昼前後の到着だ。それから5時間・・ギリギリ
可能な時間だが、出来れば冒険はしたくなかった。
ならば高速道東自動車道を使って行ったらどうだろうか・・と考える。
ある意味これも冒険かも知れないし、高額な高速料金を支払ってまでの意味も・・・。
しかし、登れるならいつ登る「今でしょう」
どこかで聞いたフレーズだが、高速を使った贅沢なサブ山行の出発となる。
★ 2時間4500円・・・
自宅から高速の入口までは5分で着く。
そして出口は、足寄・本別のインターだった。所要約2時間、走行距離約160キロだった。
料金は4,500円也・・・価値ある結果を期待して一般道に戻る。そして、約1時間で登山口となる
「足寄峠」に着いた。
赤い実線は正確な登下行のログではありませんので、参考程度にご覧ください。
★ 快晴・・・
阿寒湖側に車を向けて、峠の駐車帯に停める。(写真参照)
嘘のように青空が広がり絶好の登山日和になった。
早々に出発準備をして9:50の出発は、まずまずの時間と納得する。
★ 救いのトレース・・・
駐車場所から国道241号線を横断してすぐにフップシ岳の北西斜面に取付く。
足寄峠は標高645mの標識もあり高度計をセットする。
いつものようにテープを付けてコンパスで方向を定め、松の樹林帯に入って行く。
北西斜面は、比較的広い尾根上になっている緩斜面で左には沢形の斜面が確認出来る。
素直に尾根上の中心を保ちながら高度を少しずつ稼いで登る。
標高750m付近から斜度が増し左の沢形も終わって、方向も少し北側に微調整する。
時々スノーシューと見られるトレースを確認しつつ、気が付くとトレースの上を歩いていた。
雪質は、水分の多い湿った雪の上に薄らと乾いた新雪が覆った感じ・・。
最初はスムーズに歩けたが、次第にシールに雪が付くようになり800mを超える頃には常に
団子状態となり登る事に支障を感じていた。
チーヤンのスキーは問題ないようだが、私は850付近でチーヤンも結局940付近でスキー
をデポした。私はスノーシューに、チーヤンはアイゼンを付けてツボ足で登った。
ルート上のトレースは、初登頂の面白さを言えば半減するがある程度の安心感はあるので救いになる。
★ スキーデポが正解・・・
地形図でも判断出来るが、西側からのルート取りは900m付近から急斜面となりスキーでの
登行は辛くなる。加えてこの時期は、密集した松の樹林帯は小枝や松葉が散乱しシールや
スキーを傷めるのは必至だ。
スキーは途中でデポ、スノーシューを併用する事をお勧めしたい。
時には手を着くような急斜面もあるが、とにかく上を目指せば頂上なのでルートミスは
少ないかも知れない。
頂上から望んだ阿寒湖と雄阿寒岳そして温泉街
雄阿寒岳のズーム
頂上尾根から見た山頂・・・
南側の雌阿寒岳と阿寒富士は木が邪魔して展望は良くないがすぐ近くに見える
下山後に、国道241号線から見たフップシ岳だが、あまり良く見えなかった。
★ 満足の下り・・・
家を出発して約6時間後には道東のフップシ岳頂上に立っている。
片道250キロもあるのに、午前中で登頂・・・信じられない時代と共に情報社会の賜物
そして装備品の発達も快挙に繋がる現実なのかも知れない。
とにかく4500円の高速料金は無駄では無く「満足の登頂と下山」をプレゼントしてくれた。
まだ14時前の下山だったので、明日登る予定の「白湯山~フレベツ山」のルート確認を済ませて
から温泉に向かう事にした。
ルートは、sakagさんの登った阿寒スキー場からだったが、手前でゲートがあり
「3月31日でスキー場の営業が終了しました」と張り紙があった。ゲートは半分開いていたので
ダメ元で進入しスキー場に行って見た。係員がまだ作業をしていたので尋ねると明日は係員の
研修旅行で誰も居ないのでゲートは締めます。との事だった。ゲート前の駐車はOKだったので
天候さえ良ければスキー場までの約600mを歩く事にして偵察を終了する。
その後、野中温泉まで戻り源泉かけ流し200円の風情ある温泉で汗を流した。
★ 予報的中、朝から雨で中止・・・
某キャンプ場の駐車場で安着の宴を始め、そのまま車中泊する。
疲れもあってか18:30の就寝だった・・・。
当然、朝は早く1時2時には目が覚めていた。まだ雨は降っていなかったので一応3時起き
5時出発と決めて二度寝する。
しかし、出発直前の5時前からポツンポツンと雨が落ち始め、低いガスが降りて来て山肌が
見えなくなって来た。少しの時間、様子は伺うも・・・中止と決定した。
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