江無須志山の西尾根上・・・三鞍山(301.7m)
■ 山 行 日 2023年10月16日(月) 日帰り
■ ル ー ト 芽生線ルート 往復
■ メ ン バ ー 夫婦登山 №23
■ 登 山 形 態 林道と藪漕ぎ (登山靴にチェーンアイゼン装着)
■ 地 形 図 1/25000地形図 「平取」
■ 三角点・点名 四等三角点・点名「三鞍山 (ミクラヤマ)」
■ コースタイム 登り 35分 下り 25分
<登り>
12:40 登山口(駐車地) 発
12:45 ゲート
13:05 直下取付き点
13:15 頂上
<下り>
13:30 下山開始
13:37 林道出合
13:50 ゲート
13:55 登山口(駐車地)
★ 久しぶりの複数山行・・・
江無須志山から下山して一旦道道に戻る。
そこから約1㎞ほど北上すると「ペンケヌㇷ゚チミㇷ゚橋」を渡ってすぐ右手に林道出合がある。
出合からすぐにゲートがあり施錠されていた。ゲートには林業専用道「芽生線」と表示があり
ゲート前に駐車も可能だったが、もし関係車両が来た時は迷惑になるので場所を変える事にし
た。
来る途中、橋の手前に公共のトイレと駐車場がある事を見ていたのでそこまで戻る事にした。
このトイレは、平取町がダム建設で水没するアイヌの人たちの祈りの場が含まれていたため
アイヌ文化を伝える場所の一つとして作られたものらしい。(立派な水洗トイレだった)
ここを登山口として駐車し出発する事にした。
一日に2座以上の複数山行は超久しぶりだが、距離も近く低山なので行って見る事にした。
平取町が建設した駐車場とトイレ
道道を少し歩いて林道出合へ向かう・・正面には橋が見える
「ペンケヌㇷ゚チミㇷ゚橋」を渡ってすぐに林道出合がある
真新しいゲートもしばらく車が通った形跡は無かった・・・
林道は立派だが、草が生い茂り車の横を擦りそうなくらいだった
★ 山名表記は無い・・・
三鞍山 (301m) は、江無須志山の西尾根約1.3㎞地点にあり地形図に山名の表記は無い。
四等三角点で点名が三鞍山とあり、直下まで林道があるのでどんな山なのか行って見る事にした。
ゲートの標高は約200m、林道を辿って約7~800m歩くと20分ほどで直下まで来た。
直下の林道は標高約280mほどで頂上までの登山道は無く藪漕ぎとなるも標高差は20mほど。
藪の薄そうなところを選んで斜面に取付く。トゲのある草が服やズボンに刺さりチクチクしたが
チェーンアイゼンも利いてさほど苦労なく高度を上げた。GPSで三角点の位置を見極めると一
番高い場所ではなく少し西側に位置し登りながら調整した。
取付きから約10分ほどの藪漕ぎで笹の中に三角点を見付ける。
こんな山でしたぁ~・・・
指で三 〇 一 の「三鞍山」初登頂です。
頂上から北側の展望・・・
帰路、林道から振り返る三鞍山は余りにも小さい
★ 登山と言うよりは・・・
おまけで登った三鞍山は、山と言うよりは丘のイメージ。
三角点の直下まで林道があり、頂上まで伐採の跡が所々にあったので南斜面には樹木がほとんど
無かった。林道歩きを含めて登り35分、下り25分ほど。帰り道で隣接してカラマツ林があっ
たので、ちょっと分け入って見たら予想通り「ラクヨウ」茸があった。すでに時期は終わりで採
られた形跡もあり地元人たちの採取場だったのだろうと想像出来る。また近くの低山も伐採され
た後に植林された斜面が続き「林業専用道」と言うのも納得したところだ。
見事な黄葉はハルニレの葉
★ アイヌ伝説を視察・・・
下山後、駐車場に設置された案内板を読んで見た。
そこには「イネチノミシㇼミンタㇻ」(眺望・祈りの場-4)とあり、この地域でアイヌが神の対
象として祈る場が山、崖、川、湧き水、動物や植物、生活道具など幅広くあった事を記していた。
狩猟や漁の前後の安全祈願や病気のまじないなど、何らかの形で恩恵を受けているものに対し、
感謝の意味で神として祭っていた場所がここにあるという説明だった。
私たちが登山口としたその場所から少し歩いた糠平川の右岸側にその対象となる山があり、見学
するための「東屋」と案内板が設置されていた。 (参照;下の写真 2枚)
更に祈りの場はあり、車で移動しながら視察して見た。
最後に「平取ダム」からダム湖を望む・・・
ダム自体は昨年完成して運用も始まっているようだが、周辺の工事が続いていてアイヌ伝説に関
する施設等も工事が続けれているようだった。近くにビジターセンターもあったが、中に入れた
かどうかは確認していない。
偶然に知った「平取ダム」に関するアイヌ伝説だったが、ダム建設で受けた自然への影響は大き
いと言う事を学んだ一日だった。
リニューアルされた「びらとり温泉」には10年以上来ていなかった・・・
■ 山 行 日 2023年10月16日(月) 日帰り
■ ル ー ト 芽生線ルート 往復
■ メ ン バ ー 夫婦登山 №23
■ 登 山 形 態 林道と藪漕ぎ (登山靴にチェーンアイゼン装着)
■ 地 形 図 1/25000地形図 「平取」
■ 三角点・点名 四等三角点・点名「三鞍山 (ミクラヤマ)」
■ コースタイム 登り 35分 下り 25分
<登り>
12:40 登山口(駐車地) 発
12:45 ゲート
13:05 直下取付き点
13:15 頂上
<下り>
13:30 下山開始
13:37 林道出合
13:50 ゲート
13:55 登山口(駐車地)
★ 久しぶりの複数山行・・・
江無須志山から下山して一旦道道に戻る。
そこから約1㎞ほど北上すると「ペンケヌㇷ゚チミㇷ゚橋」を渡ってすぐ右手に林道出合がある。
出合からすぐにゲートがあり施錠されていた。ゲートには林業専用道「芽生線」と表示があり
ゲート前に駐車も可能だったが、もし関係車両が来た時は迷惑になるので場所を変える事にし
た。
来る途中、橋の手前に公共のトイレと駐車場がある事を見ていたのでそこまで戻る事にした。
このトイレは、平取町がダム建設で水没するアイヌの人たちの祈りの場が含まれていたため
アイヌ文化を伝える場所の一つとして作られたものらしい。(立派な水洗トイレだった)
ここを登山口として駐車し出発する事にした。
一日に2座以上の複数山行は超久しぶりだが、距離も近く低山なので行って見る事にした。
平取町が建設した駐車場とトイレ
道道を少し歩いて林道出合へ向かう・・正面には橋が見える
「ペンケヌㇷ゚チミㇷ゚橋」を渡ってすぐに林道出合がある
真新しいゲートもしばらく車が通った形跡は無かった・・・
林道は立派だが、草が生い茂り車の横を擦りそうなくらいだった
★ 山名表記は無い・・・
三鞍山 (301m) は、江無須志山の西尾根約1.3㎞地点にあり地形図に山名の表記は無い。
四等三角点で点名が三鞍山とあり、直下まで林道があるのでどんな山なのか行って見る事にした。
ゲートの標高は約200m、林道を辿って約7~800m歩くと20分ほどで直下まで来た。
直下の林道は標高約280mほどで頂上までの登山道は無く藪漕ぎとなるも標高差は20mほど。
藪の薄そうなところを選んで斜面に取付く。トゲのある草が服やズボンに刺さりチクチクしたが
チェーンアイゼンも利いてさほど苦労なく高度を上げた。GPSで三角点の位置を見極めると一
番高い場所ではなく少し西側に位置し登りながら調整した。
取付きから約10分ほどの藪漕ぎで笹の中に三角点を見付ける。
こんな山でしたぁ~・・・
指で三 〇 一 の「三鞍山」初登頂です。
頂上から北側の展望・・・
帰路、林道から振り返る三鞍山は余りにも小さい
★ 登山と言うよりは・・・
おまけで登った三鞍山は、山と言うよりは丘のイメージ。
三角点の直下まで林道があり、頂上まで伐採の跡が所々にあったので南斜面には樹木がほとんど
無かった。林道歩きを含めて登り35分、下り25分ほど。帰り道で隣接してカラマツ林があっ
たので、ちょっと分け入って見たら予想通り「ラクヨウ」茸があった。すでに時期は終わりで採
られた形跡もあり地元人たちの採取場だったのだろうと想像出来る。また近くの低山も伐採され
た後に植林された斜面が続き「林業専用道」と言うのも納得したところだ。
見事な黄葉はハルニレの葉
★ アイヌ伝説を視察・・・
下山後、駐車場に設置された案内板を読んで見た。
そこには「イネチノミシㇼミンタㇻ」(眺望・祈りの場-4)とあり、この地域でアイヌが神の対
象として祈る場が山、崖、川、湧き水、動物や植物、生活道具など幅広くあった事を記していた。
狩猟や漁の前後の安全祈願や病気のまじないなど、何らかの形で恩恵を受けているものに対し、
感謝の意味で神として祭っていた場所がここにあるという説明だった。
私たちが登山口としたその場所から少し歩いた糠平川の右岸側にその対象となる山があり、見学
するための「東屋」と案内板が設置されていた。 (参照;下の写真 2枚)
更に祈りの場はあり、車で移動しながら視察して見た。
最後に「平取ダム」からダム湖を望む・・・
ダム自体は昨年完成して運用も始まっているようだが、周辺の工事が続いていてアイヌ伝説に関
する施設等も工事が続けれているようだった。近くにビジターセンターもあったが、中に入れた
かどうかは確認していない。
偶然に知った「平取ダム」に関するアイヌ伝説だったが、ダム建設で受けた自然への影響は大き
いと言う事を学んだ一日だった。
リニューアルされた「びらとり温泉」には10年以上来ていなかった・・・
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